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生命はかわる善きよう変わる

(ある)ければ(とうと)き山の葛籠藤(つづらふじ)

日昔來(ひむかしきた)るあの(ころ)(ひと)




石に聞いた


ある時はこの山に葛籠藤が生い茂っていたと


小さな蕾をつけて


人々はツルで籠を作り生活の中に溶け込んでいた


ある時は頂に城の基礎として役目を終えて麓まで下ろされ


ある時は人々の祈りを聴いてきた


強い思い


弱くも他を思いやる祈り


十人十色


綺麗な花を咲かせる人の気持ちはなんと清々しいものか


人の気持ちに際限がなくなって来た今日には


小さくまとまってしまっている


悲しいものよ


朝には日の光を浴びて生きていることに感謝する


つづら石は冷たい


ひんやりしているが


それはそなたが温かい祈りを宣りてくれたからだ


風は撫でる


石に祈り会話する


祈りなきところに生命は芽生えん


境内の花たちは人々の祈りによりて


こうして連なり咲いている


美しきものよ


朝になり目を覚ますころには草木は目を覚まし天に向かってエネルギーを吐き出して吸い込む


おはようと挨拶と共に


生命自然の営みであるな


昼になればお光は高く上り


暖かな光を降ろしながら下っていく


夕焼けになる頃には石は温かい護石になる


朝方出会った冷たい石が温かい石に変わる


これはごく自然なことであるが


皆一つの生命を持って生まれている


小宇宙となっている


一時も変わらない時はない


当たり前なことを人は忘れている


ありがたみを噛み締めて日々を生きていかねばなるまい


でなければ


この星で生まれ変わることできないと申されたこと


心に銘じて


日々を祈り過ごすこと


要るもの要らないもの


掃除洗濯


身魂を磨き上げ役目をつとめること自ずと道は開かれると申していらっしゃる


この世の肉体に囚われることなく


もっと大きな我となって


愛努め果たすことうれしうれし



すべては繋がっている


繋がっていない時


繋がっていない人はいないのじゃ


日々お詫びし


ありがたい日々を祈り過ごすであろう



すめらすめら


かわるかわる


うれしうれし


たのしたのし


ありがたいありがたい


愛する愛する



                  杉乃中かう 拝










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