2-4 ポポラン街
次の日、タケルは目が覚める。昨日あんなことがあったせいかあまり睡眠がとれなかった。
眠たい目をゴシゴシこすり起きようとする。
『おはようございます旦那様♡』
なんかまた呼び方が変わってるんですけど。
『おはよう。キャリー』
挨拶されたので一応返す。
やっぱ挨拶されたら挨拶で返すのが礼儀だよね。
毛布を片付け水筒に入れてた水で顔を洗い、そのあと軽く朝食をとる。
朝食は干し肉である。
干し肉は日保ちするし、こうして干し肉をはにはにすると味が出てきてお腹も膨れるのでいい。でも一人ではにはにしてる絵図はなんか泣ける。
朝食をとったあと軽くストレッチをし、旅支度を始める。
そしてしばらく歩いてると森を抜ける。
森の中でまた盗賊に襲われたらどうしよかと思ってたけどそんなことはなかった。
森を抜けてしばらく歩いていく、道中モンスターに出くわしたりするが問題なく対処していく。ってかその出てくるモンスターがゴブリンってのはどういこと?ゴブリンに好かれる体質でもあるのか。
ゴブリンばかりに飽きてきた中、違うモンスター(スライム)が出てきたときは感動した。ナイス!スライムくん。
旅立ってから3日が経ち、ついに目的地のポポランが見えてくる。
『タケル様、街が見えてきましたよ。新たな出会いがわたしたちを呼んでます。』
上機嫌でキャリーが話しかけてくる。
自分としても街に着けるのは嬉しいが出来ればあまり他の人とは関わりたくないなぁ。
街に入る前に自分のステータスを確認する。
道中モンスターやら盗賊やらでレベルもあがったようだ。
ステータス
名前 タケル
種族 人間
性別 男
年齢 16
職業 アサシン、勇者!?
称号 勇者!?、巻き込まれし者、トレジャーハンター、パーフェクト陰気キャラ、聖剣の使い手、竜殺し、人切り、ゴブリンハンター、ゴブリンに愛されし者
魔法 フェアリーフェザー、エアーショット
スキル 危険察知、気配隠蔽、身代わりの術、読唇術
装備スキル 絶対鑑定、光の加護、ホーリーセイバー
装備 エクスキャリバー、冒険者の服、冒険者の靴、盗賊の指輪、アイテムポーチ
レベル42
HP 130
MP 78
攻撃力 124(+1000)
賢さ 76(+1000)
防御力 91(+1003)
魔法耐性 77(+1000)
素早さ 239(+1000)
新たに増えた称号の人切りは盗賊を切ったからだろう。もし殺してたら人殺しの称号だったのかな。
最後の称号はなんとも不名誉な。
魔法とスキルも一つずつ増えた。
魔法は使ってみないとわらないけど読唇術は使えそう。
街に入ってからは情報収集に入る。
情報収集っていっても街を散策するだけだけどね。
街を散策する。
商人やその客たちで賑わっていて満腹亭のおばさんが言うように治安が悪いなんて想像ができない。
『なかなか良さそな街ですね。』
『表向きはね。』
表通りはこんな感じで賑わっているが裏通りはたぶんこうはいかないだろうなぁ。
それでも一応どんなところか把握するためにもいってみないといけない使命感にかられる。けっして向こうの看板にチラッと見える風俗店が気になるわけじゃないんだからね。
"じっーー。"
うぅーキャリーさんそんな目でわたしを見ないで。
ものは剣なので目はないのだがそんな悪寒がしてならない。
残念だけど裏通り探索は諦めよう。
しばらく街を歩いていると見覚えのある商人と人物をみかける。
そう以前、前の街で会ったぽっちゃり系奴隷商人と自分の視線を釘付けにした白猫さんである。




