第9話 ピラミッドに封じられしモノ
今日で連載一週間です。私はまだまだ未熟ですがこれからも頑張って行きたいと思います。
「私はペイン。終わりの始まりよ。」
そして魔獣王を喰った。
「これで私もコピーの力が使える。」
ペインは翼を出して飛び去ろうとした。
「あ!耳が尖ってる!」
確かに耳が尖ってる。
これはエルフの特徴のはずなのにどうして魔族が・・・
「お主は誰なんじゃ、どうしてエルフの特徴を持っておるんだ。」
テオフラトゥスの質問を完全無視してペインは時計を見てこう呟いた。
「もう2時ね。もうすぐ我らの計画は遂行される。あのときあいつに邪魔された計画が、お前たちは黙って見ておくといい。」
そして飛び去っしまった。
そのとき俺はふとアビスが言っていた計画を思い出した。
結局あの計画はなんだったのだろう。
「さあ、おうぞ。」
テオフラトゥスがペインを追おうとしたとき。
「グオオオーン。」
魔獣神が現れた。
「なんじゃと!もう復活したのか!」
魔獣神セトはセト・アニマルにライオンのような力強さと
金色のたてがみと体毛が合わさった強靭な見た目をしている。
驚くことにセトの周りの物体は乾いて砂になり砂嵐が吹き荒み雷が雨のように降っていた。
「これが魔獣神セト、混沌と終わりを司る魔獣。俺たちじゃどうしようもない、だけど何かしないと何も始まらない。輝翠星」俺は全速力でセトに突撃したが砂嵐に吹き飛ばされてしまった。
「これが魔獣神の力・・・、一体どうすれば。」俺の必殺技でも無理だったら俺はもう打つ手がない。
「こうなったらもう再封印するしか手はない。わしが持っておる太陽王の魔法と玉輪王の魔法を使いピラミッド最上部『魔獣神封印の間』でやつを再封印するんじゃ。二つの魔法をおぬしたちに託す。ここはワシに任せて先にゆくのじゃ。ピラミッド内部も強力な魔獣がいる、気をつけるんじゃぞ。」そう言ってテオフラトゥスは魔法を託した。
「行こう、封印の間へ。」俺たちはピラミッド内部へと入った。
ピラミッド内部は思ったよりも簡単な作りになっていた。罠もあったようだがおそらく魔獣が全部壊したのだろう。ただ、一つ問題があった。俺たちは同じところを何度もぐるぐるぐるぐる回っていたどこかのスイッチを押さない限り進めないのだろう。ただ俺たちにそんな時間はない。ということで渡された魔法を使ってピラミッドを壊し、進んでいく事にした。
『太陽王の魔法』
『玉輪王の魔法』
「私も攻撃する。その魔法を見て一つ思い出した魔法があるんだ。」アルテミスも呪文を放った。
『月光』
ドオーン
壁が壊れて階段が見えた。もっと奥に繋がる長い通路も見えたが今は置いておこう。俺たちは最上部へと向かった。だがそのとき俺の影に『何か』が潜んでいることに誰も気づかなかった。
「よっしゃーついた。さあ速く魔法を使って装置を起動させるぞ。」
『太陽王の魔法』クロコダイルが魔法を放った
『玉輪王の魔法』アルテミスも魔法を放った
しかし装置は動かなかった。
するとそのとき俺の陰に潜んでいた『何か』が現れた。
「その魔法の一つは偽物だ。俺のことはシャドーとでも呼んでくれ、とても長い間俺はここで封じられていてな暇だったんだよ。」怪しげだ。
「こいつすごい魔力だ。みんな気をつけるんだ。」クロコダイルが言った。
「俺は悪いやつじゃないぜ。それと俺はお前らを助けてやってもいるんだぜ。ここら辺に魔物がいないだろそれは全部俺が倒したんだよ。俺はピラミッドの第3階層以上の場所では活動できるからな。まあそこに誰も入ってこないんだが。だから俺はいつも暇なんだよ。どうだ俺に倒されるか、俺を復活させるかどっちがいい?」迷うな、でもどちらにしろ魔獣神を倒さなければならないから復活させておこう。
「わかった復活させるぜ。」そう言って俺はシャドーを復活させた。この行動が後々俺たちを苦しめるとも知らずに。
用語解説
エルフ
耳が尖っている。強い力を持っているため恐れられ迫害を受けており、迫害が最もひどい時期では各地で火炙りされていたこともあった。また、大戦中にエルフを自分たちの傘下に加えた国が膨大な力を持ち大戦に勝利するという噂が流れたためいくつもの国が彼らを奴隷として戦わせた。そのため今ではもう絶滅危惧種となりほとんど生き残っていない。




