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3分読書No.01 聖剣勇者物語ーアーサーの冒険ー  作者: 三レ点
魔獣神セト

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7/21

第7話 世界7不思議No.02『ピラミッド』

世界7不思議の一つでもある『砂漠の賢者』その正体は俺たちを治療してくれたテオフラトゥス・ホーエンハイムだった!

俺たちは驚いた。

「わしがこの永久照土の番人『砂漠の賢者』じゃよ。」

テオフラトゥスは隠していた魔力を解き放った。

その影響で机の上の紙が吹き飛んだ。

これが何よりの証拠だろう。

「わしはここで魔獣と魂について研究しておる。じゃが最近たくさんの魔獣たちが最奥部へ向かっているのを見かけての、明らかに異常事態なのでわしも小屋を最奥付近に転送させたのじゃ。普段は魔獣がここから出ないよう入り口付近にいたのじゃがのう。困った事があったら解決しようか。」

俺たちはずっと気になっていたことを尋ねてみた。

俺たちが魔獣に一匹も合わなかったことだ。

「なんじゃと!それはとてもまずい状況じゃ。今すぐにでも最奥部の調査を始めなければ。もしかするとこの地に封印された魔獣神セトが復活するかもしれん。」

魔獣神セト、

村人の話によるとかつてピラミッドに封印された魔獣だそうだ。

なんとしても復活を阻止しなければ。

「俺も行っていいかテオフラトゥス。少しでも人手が多いほうが作業は効率よく進むだろうし。」

「私も行く。」

「俺もついていっていいか。お前らに助けられたこの命を少しでも他人のために使って生きていこうと思ったんだ。」

クロコダイルは改心したようだ。

「うむ。そうじゃの全員で行こう。永久照度の最奥部、かつてこの世界で絶大な力を持ったラー王国の跡地に。そしてそしてさらに奥にある世界7不思議の一つに数えられている『謎の三角錐(ピラミッド)』へ。」

俺たちはテオフラトゥスの転送魔法で遺跡の近くまで移動した。

遺跡には結界があり転移はここまでが限界なのでここからは歩きだ。

ここからピラミッドへの道で魔獣は一匹も見かけなかった。

道中、テオフラトゥスはここについて話してくれた。

ピラミッドはこの地に文明が発達する前から存在しておりピラミッドの結界の精度の高さに驚いた初代国王がこの地を王国の首都に決めてから王国はピラミッドを中心に栄えてきたらしい。

数年前までは王国は栄えていた。

だが大戦中、

帝国によって滅んだのだそうだ。

その時この場所は帝国軍と王国軍、そして魔法国家軍が激しく争い地獄絵図だったという。そしてその争いとのちに起こる魔獣神セトの砂漠化の能力により緑豊かだったこの地は砂漠になったという。それとピラミッドにはセト以外に『何か』が封印されているという。それがなんなのかはわからないそうだ。復活しないことを祈ろう。そんなふうにこの地についてわかってきた時にピラミッドが見えてきた。

「あれがピラミッドじゃよ。それとおそらくピラミッド付近で魔獣との戦いになるじゃろうがその時にピラミッドに攻撃が当たらないようにするのじゃ。もしピラミッドが崩壊したら完全に瀬戸が蘇ることになる。」

「だったら魔獣にピラミッドを攻撃させられたらセトが復活するってこと?」俺は気になって尋ねてみた。もしそうだとしたらもうセトが復活している可能性がある。

「いや、それはないじゃろう。魔獣たちに知能はなくそんなことをはできない。魔獣を操ることができたら話は別じゃが、そんなことをできる者はおらんじゃろう。それと世界の魔法(マスターソル)以下では壊せないじゃろうからの。とんでもないほど強い結界が貼られておるからの。」だがもし魔獣を操れる者が現れたらどうなのだろう。いや、考えすぎはよくない。テオフラトゥスもああ言っているのだしいないだろう。

ピラミッドが正面に見えた。丘が邪魔で見えなかったがなんとピラミッドの正面には魔獣がたくさんいた。

「あれを見るのじゃ。」その目線の先には一際強そうな魔獣がいた。

「あれが魔獣王じゃよ。」

用語解説

魔獣

人を喰らう化け物。永久照土で大量発生しているらしい。数年前魔族と共に出現した。思考能力が無いため魔法を使うことや集団行動、会話などの意思疎通はできないとされている。

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