第4話 まさか生きていたとは
「フォルテ・スフォルツァンド!まさか生きていたとは。」
アビスが驚いている。
自慢の魔法を破られて悔しそうだ。
「少年、俺が魔法に閉じ込められてる間に何があったん!?クレーターできとるやんか。ていうかその傷大丈夫か。今回復するで。多分この魔法なら回復できるはずやから。」
そう言いながらフォルテは回復魔法を唱えた。
「修復」
・・・・・
何も起こらなかった。
「え!うそやろ!回復できへん。この魔法は物直すためのもんやから人にも聞くはず?なんやけどな。もしかしてこれで治る俺が物と同レベ・・・」
おいおい物を直す魔法を人に使うなよ、
と思ったがフォルテは俺を回復してくれようと精一杯頑張ってくれたんだから文句は言わないほうがいい。
「どうやって抜け出したんだ?あの魔法すごく強かったけど。」俺は聞いてみた。
「まあそれはまた後で。それよりも隣で気絶してる嬢ちゃんのほうを回復せなあかん。」隣をみるとさっきとんでもない魔法を放った少女は気絶していた。まあそれはあれほどの魔法を放ったのだから当たり前か。大丈夫だといいんだけど。
「起床」フォルテの手から光が放たれた。
「おはよう。アーサーそれとフォルテ。私はアルテミス・トート、アルテミスって呼んでね。」
少女が目覚めた。
アルテミス・トートという名前らしい。
というかどうして俺の名前知ってるんだ。
もしかして昔の俺と会ってたりして。
「俺今記憶喪失なんだけど俺が記憶を失う前どんな人だったか教えてくれないかアルテミス。」
「ごめん知らない。私も記憶喪失なんだ。でも究極の瞳を持ってるからこの世界のことがわかるんだ。まだ使いこなせてないけどうまく使えるようになったら私の記憶を全て思い出せるんだ。」
少女の瞳を見てみると右目がダイヤモンドのように輝いていた。
「そろそろ話は終わったか。残念だったなお前たちが呑気に喋っている間に俺たちはもう結界を完成させることができた。あとはアルテミスとアーサーを生贄として捧げるだけだ。」
フォルテが動いた。
「残念やったな。俺も準備しててんお前を倒す準備をな。」
『F』
次の瞬間フォルテの魔力が増大した。
「お前の魔法を抜ける時に膨大な魔力を消費したからな、回復しててん。これで終わりや。」
『世界の風』
さっきまでとは威力が桁違いだ。
周囲の木々が魔法の影響で倒れていった。
おそらくFの影響だ。
「さらばだ。次会うときはお前を必ず倒す。首を洗って待っていろ。」そう行ってアビスはさって行った。
「俺たちも帰るか。ていうか君たち帰るとこあるん?ないんやったら俺の弟子になるか?」フォルテが聞いてきた。
「もちろん。」この人なら安心できる。
「衣食住の保証をしてくれるんだったらいいよ。」アルテミスも乗り気なようだ。
「じゃあ帰るか。よかったやんアーサーはちょうど100番弟子やで。」ん?ていうことはこの人百人も弟子いるのかよ。すごいな。
そのとき上空から騎士が現れた。
「ちょっとまった。こいつら結構なけがをしている。まず医者に見てもらったほうがいい。それと大陸魔法使いのフォルテ・スフォルツァンド、お前は大陸騎士と一緒に大陸全土を守護するという仕事があるはずだぞ。それと今回の件を皇帝陛下様にお伝えしなければ。二人にはまず医者の家に行ってもらいそのあとお前が迎えに行けばいい。さあ二人とも医者の家はここだこの地図を見て迷わずにいけよ。」よくわからなかったが俺はアルテミスとその家に行くことになった。
5時間後
「やっとついた。」俺が医者の家に入ろうとした時、後ろに魔族がいた。
「俺様は豚人族の長だ。ここの家のやつに用があってなそれとお前たちを消せと命令されてな。」そういって魔族は攻撃してきた。
俺たちは気づいた。
戦うしかない!




