第3話 強者の使命
魔法がアーサーに当たる直前、
フォルテがアーサーの前にたった。
俺は驚いた。
いきなり呪文が飛んできたかと思えばその呪文をかばって一人の魔法使いが死にかけている。
でもこれだけは聞いておきたい。
「どうして見知らずの俺を助けてくれたんだ、自分の命の方が大事だろ。」
「困ってるやつを助けるんが力あるもんの使命やからな。俺はあん時兄貴と約束してん。」
アビスの魔法が発動した。
フォルテは深淵の闇に飲まれてゆく。
俺はフォルテを引っ張った。
だが深淵の闇に俺の力は敵わずどんどん闇に呑まれていった。
「立派に生きるろよ少年。」フォルテは最後にそう言って深淵の闇へと消えてしまった。
「フォルテがまさか俺の魔法の速さに追いつくなんてな、俺がお前を消し損ね他じゃないか。辛いことは一瞬で終わらせようと思ったのにな。でも俺はあのお方から勅命を受けて来てる、覚悟はできてる。さよならだ、アーサー。」そう言ってアビスは魔法を俺に向かって放った。
『究極蒼魔宝石』
「グハァー」俺はこの極大魔法をギリギリで耐えた。
「さすがだな、アーサー。だがこれが本当の終わりだ。」アビスの手にさっきの魔法が現れた。
『究極蒼魔・・・
ドーン
魔法は途中で途切れた。
目の前には少女がいた。
俺は分かった。
さっきアビスが魔法を放とうとしている時、月から彼女は落ちてきた。
そして俺の頭上に
ドーン
痛いよ。
たんこぶができたよ。
俺は文句を言いたくなったが我慢した。
確かに少女は俺の頭にでかいたんこぶを作ったが少女が落ちてこなければ俺はアビスの魔法で死んでいただろう。
「やっと見つけた。時間がない。悪いが全力でお前を葬る。」そういってアビスは少女に向けて魔法を放った。
『究極蒼魔宝石』
少女は魔法が自分に向かって放たれていることを知らない。
というか近くで戦いが起きてることに驚いているようだ。
魔法が少女にもうすぐ当たる。
だが、次の瞬間アーサーが少女をかばった。
「アーサー。記憶を失ってもやっっぱりお前はどれほど自分が傷ついていようと人を助けるんだな。」彼は少し尊敬の念も込めてそう言った。
「さっき守ってもらったこの命、次は誰かを守るために使いたいと思った。だから助けた。それだけだ。」アーサーはそう言った背中が少し燃えていてすごく痛そうだ。
「少し思い出したよアビス。俺とお前は昔に一緒に過ごしたことがある。」俺はきっぱりと言い切った。なぜだかこうやって人を助けることを昔もしたことがある気がする。
『獄炎の魔法』
「お前の記憶をそう簡単に思い出させてたまるか。フォルテもいなくなったんだ。もうお前らに道はない。」今度の魔法は彼の怒りが染み込んでいるらしくとてつもない火力だった。
大火事じゃん。
俺じゃどうしようもないって。そのとき。少女が
『アメヨフレ』
少女が雨乞いをし始めた。後で理由を聞いたのだが雨で日が消えるかなと思ったらしい。
のちに俺は少女が魔法を使うのウィ止めておけばよかったなと全力で思うのだった。
次の瞬間大雨が降った。降ったはいいが火に水をかけるとなんか難しい理論でわからなかったが爆発するらしい。
「「「「「ドオオオオーオオオーンン」」」」」
すざまじい大爆発が怒った。
後に残ったのはクレーター。そう月とかでよく見かけるクレーターである。
「え!これ私がやったの!」少女は無事なようだ。多分魔法を放った本人だか効果を受けていないのであろう。
「やはりあの時すぐに始末しておくべきだった。」アビスがブツブツ言っている。負け惜しみだろう。とういかよく無事だったな。
俺はというと全く大丈夫じゃない。が、さっきの爆発からは何かによって、守られた気がした。
砂煙が晴れて行った。
俺の前にさっきの水蒸気爆発から俺を守っていた人物がいた。
その人物は
「フォルテ・スフォルザント」




