第2話 大陸魔法使いフォルテ・スフォルツァンドVS上位魔人アビス(主人公がほとんど登場しない←第2話なのに)
「大陸魔法使い。だがな、計画の邪魔をするならお前も消す。俺は誇り高き究極九魔将だ。大陸魔法使いにも勝って見せる。」
アビスの手が赤く輝いた。
「地獄の炎」
鎧すらも溶かす高温の炎がアビスの手から放たれた。
ーがコンマ数秒で男は避けた。
「なるほどな確かに強い。でも大陸魔法使い舐めすぎとちゃうか。」
「フ、俺に勝てるとでも。偶然俺の魔法を避けれた程度で調子に乗るなよ人間が。」アビスはそう言って呪文を唱えた。さっきまでの呪文とは比べ物にならないぐらい強力な呪文を。
『世界の深淵の闇』
するとフォルテの周りに闇の渦ができてだんだんとフォルテを包んでいった。
「なんやこの技は!」
フォルテはもうすぐ吸い込まれるだろう。
この深淵の闇に飲まれてしまったらもう二度と帰っては来れない。
永遠に相手を闇から出さない。
あの世へすら・・・
危険な呪文だ。
「この魔法まさか、マスタークラスか!」マスタークラスの魔法。それは極めて危険で強くてスザまじいの魔法だ。かつてその魔法によって国が一つ滅んだこともあったそうだ。
「どうやって手に入れたんや。大戦が終わってすぐ帝国がこの世界に存在している52個の世界の魔法全てを回収したはずや。まさかそういうことか!そやったらお前との勝負早く終わらせて皇帝陛下に報告せんとな。それと世界の魔法持ってんのお前だけやないねんで。」
『世界の風』
すると彼の周りに暴風が発生してアビスの魔法を消しとばした。
「アビス、今からお前を全力で倒させてもらうで。同じ最強の魔法をもつ魔法使いとして。」フォルテの力はさっきよりもはるかに上がっている。
だが、そのときアビスの瞳が光り彼の力が増大した。
「お前の事を見くびってたみたいだったぜ。だが今からは俺も全力で戦わせてもらうで。」アビスの瞳が強く輝き彼のの魔力が増大した。
『究極蒼魔宝石』
周りのものを全て焼き尽くし昇華させるほどの超強力な蒼い炎が放たれた。
だが。
フォルテも同じように魔法を唱えた。
『最大世界の風』
すざまじい爆風が走った。
二つのマスター魔法の激突。
「「「ドオオーン」」」
果たして勝ったのはどっちだ。
土煙の中から出てきたのは
アビスだった。
「強かったな。でも俺は魔族の中でも上位の存在だ。この程度の魔法使いに負けるわけがない。」だが全身ボロボロという感じだ。
その時。
「奇遇だな。俺も帝国魔法使いの中では上位の存在やねん。お前みたいなやつに負けわせんで。」
土煙の中からフォルテも出てきた。
アビスもかなり攻撃を受けていて双方血だらけだ。
「少しは楽しめそうでよかったぜ。」
アビスの傷が回復してゆく。
「でもな俺は特殊な体質でな、これぐらいの傷やと治るんだぜ。さあお前はどこまで俺と戦えるかな。永遠に回復して行く俺と永遠に傷が増えて行くお前勝負は明白だろ。さっさと勝って俺の血肉にしてやるぜ。」だがアビスの傷の一部は回復したが途中で回復がとまった。
「どういうことだ。何をしたんだ。」
「知らんのか?世界の魔法は回復できへんねんでその特異体質とやらでは。」フォルテが自信満々に言った。
アビスは何も喋らなかったが悔しそうな顔をしている。
「了解ですボス様。すぐに計画を実行できるようにします。」
さっき喋らなかったのは「ボス」と会話をしていたからだった。
「ボスとは誰やねん。答えてもらおうか。」
フォルテが魔法を放とうとした時。
「いいのか。俺がいま魔法をはなったあそこにおる少年は塵になるぞ。」
いつの間にかアビスは手に闇を出してアーサーに向けて魔法を放った。
「アビス、一般人を巻き込むなや。」フォルテは激怒している。
『深淵の闇』
「グハッ!」魔法が直撃した。
用語解説
マスターソル
世界の理の魔法。現在確認されているものは52個で全て帝国が管理している。かつてこの魔法で国が一つ消し飛んだという。なぜかアビスが所持していたため帝国側に魔族からのスパイがいる可能性が高い。




