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100分の2の青写真《ブループロット》〜不便な時代もいいとこあるじゃんっ!!〜  作者: 優月菜


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第九十二話 助教授室に呼び出された!


講義後。


『やってしまった……』

まずは助教授に意見してしまったこと。


また覚えることだけが得意な薫子は聞かれるままに答えてしまったことを後悔していた。


元々、高層ビルなんかに興味も関心もないのに、何で最後のあの一言に"どんな建物を建てたいか?"に食いついちゃまたんだろうと思っていたところに、直希の助手の櫻井がやって来た。

「三枝さん、この後なんだけど少し時間あるかな?」

「え?あ、はい」


「稲垣先生も約束があるから十五分くらいしか時間ないんだけど、君と話したいことがあるんだって。帰り支度済んだら僕が助教授室まで案内するから、出来るだけ急いでくれると助かるんだけど」

「あ、はい、分かりました、急ぎます」


『何?何?怒られる?』

と思いながら帰り支度を済ませると、階段を降りて行く。


途中、木元達が

「どうした?櫻井さんに何か言われた?」

「稲垣先生がお話があるって…多分怒られるんだと思います……では……」


立ち去る薫子の後ろ姿を見ながら三人は

「え?呼び出し?」

「ヤバくない?」

「祐希は本当どこに行ったんだよ、肝心な時にいつもいねえじゃん!あいつ!」


直希が祐希を溺愛していることを知っているが故の動揺だった。


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