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100分の2の青写真《ブループロット》〜不便な時代もいいとこあるじゃんっ!!〜  作者: 優月菜


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第六十九話 もうすぐ夏休み♪

前期試験が終わった。


夏休みが既に見えて来た学生達は早くも少し気が抜けている。


大学に通う為に一人暮らしをしている中には郷里に帰るのを楽しみにしている者もいれば、帰らずにサークル仲間とスケッチ実習の旅行を計画している者達もいた。


週明けの月曜日から夏休みに入る。


今期最後の講義となる弓道の後、着替えを済ませた薫子が旧校舎の非常口から校舎内を抜けて祐希との待ち合わせ場所に移動する時、


「カコちゃんは夏休みどうするんだ?」

テニス戻りの鈴木に唐突に聞かれた。


「え?課題をこなすつもりですけど」

「こはらっちとか?」


『そう言えばまだ具体的な話が全然出てないけど』


「あ、はい…」


顔を赤らめる薫子に鈴木は

「聞くまでもなかったな、じゃ、楽しい夏休みになる様祈ってるが、ハワイに行っても羽目外すなよ……てか、あっちで一回ぐらいはディナーに誘ってもいいか?……おいっ、どこ行く!?話の途中だぞ!おい!」


反射的に薫子は走り出していた。

待ち合わせは正門前。

既に祐希が手持ち無沙汰そうに立っているのが見えた。


「何で!!」

大きな声の方を祐希が向いた時、走って来て息が上がっているのにも関わらず、いきなり薫子は彼の胸を両手握りこぶしで思いっきり叩く。


「誰がハワイに行くの!!?」


薫子は泣きながら叫んでた。


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