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100分の2の青写真《ブループロット》〜不便な時代もいいとこあるじゃんっ!!〜  作者: 優月菜


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第四十六話 普通のデート?⑮【ワタシも告白⑥】


薫子の母、月子は本当の意味での箱入り娘。


「中高一貫の上に女子短出の頭の中がお花畑な生粋の女子校卒なんですよ。危機管理よりもハートな世界観なままだったみたいです……けど、そう先生方から言われたことは私には言わず、先生方にも学校に行った事は口止めして、通学はバスに乗らせて、小さいおじいちゃんのところに……」


「それ、気になってたんだけど、小さいおじいちゃんって?」

「あ、母のお父さん、私のおじいちゃんの弟です」

「あぁ、それで小さいおじいちゃんか」

「分かりにくいですよね、ごめんなさい」


「それで学校の帰りは何で、その小さいおじいちゃん()に寄ることになったの?」

「小さいおじいちゃんは弓道の師範なんですが、合気道の段位も持っていて、母は私に護身術として合気道をやらせることにしたんです」


「合気道」

「はい、多分琥原くんのこと、かわして投げられますよ私」

「まさか」

「身体の大きさとか関係ないんです、その人の力を借りるって感じ?かな」


「ふぅん、そうなんだ」

「信じてませんね?今度投げられてみます?」

不敵に笑う薫子に、まだまだ知らない事ありそうなと思いながら祐希は苦笑した。


鎌倉駅に着くと二人が席を立つ前に

「そうだった!何でこんな恥ずかしい話をしたかって言うと、"|固形炭酸王子"《ドライアイスプリンス》と手紙も読まなかった"疾走のシンデレラ"ってお似合いって思いませんか?」


顔をまた真っ赤にしながら祐希の耳元で囁いて笑う薫子に祐希も同じように顔を真っ赤に染めながら笑った。


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