↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『転生したら村人Cだったのに、なんで俺が世界救ってんだよ』  作者: 甲斐悠人
本編

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
74/155

第74話『ギルド帰還、そして祝福の金卵』

金色のニワトリを捕まえた俺たちは、荷馬車に金卵を載せて、ゲルマン村を出た。


帰り道は、思いのほか静かだった。


「……ヨシオ」


リリィが俺の隣に並び、小声で話しかけてきた。


「この卵、すごく……あったかいね。まるで生きてるみたい」


「まぁ、実際ほぼ魔獣だしな。あのニワトリ、たぶん普通の“家禽”じゃねえよ……」


「たしかに。魔法反応は中級級だったし、繁殖条件も特殊だった」


エリュがいつものように冷静に分析をはさむ。


「ふふん!だが俺の“幻影鳥籠”がなければどうなっていたことかッ……!」


「え、あれ完全に外してたじゃん」


「やめろヨシオ、それ以上言うと俺が夜眠れなくなる」


「おまえの神経の太さなら大丈夫だろ」


 


そう、こんな他愛もない会話。


だけど俺にとっては、これこそが――仲間だ。


心からそう思った。


 


そして数時間後――


 


ギルドの受付嬢ナタリーが、目を丸くして俺たちを迎えた。


「本当に捕まえてきたのね……金のニワトリなんて、誰かの冗談かと思ってたけど……!」


「失礼な話だな。俺の手柄を信じなかったとは!」


「ウケールの手柄だっけ?」


「……くっ」


報告書を提出し、俺たちは無事に報酬を受け取った。なんと金貨40枚、さらにギルドランクもひとつ昇格。


「これで君たちも《Cランクパーティ》ね。おめでとう!」


「やったな!」


俺は仲間たちと拳を合わせた。ウケールもエリュも、そしてリリィも、小さく微笑んでいた。


 


その夜。


ギルド宿の食堂。祝いの乾杯が終わって、一段落した頃。


「……ヨシオ。ちょっと、外……散歩しない?」


リリィがそっと声をかけてきた。


「……ああ。行こう」


 


星空の下、ギルド裏の小道を歩きながら、リリィはふと足を止めた。


「ねぇ、今日のこと……本当に、ありがとう」


「改まってどうした?」


「あなたと出会ってから、いろんなものが変わった気がするの。自分の魔法に自信を持てるようになったし、戦う理由も……見えてきた」


「それは……」


リリィは、照れたように目を伏せて――


「ヨシオがいるから、私……怖くないよ」


 


……胸が、熱くなる。


俺も思わず、リリィの肩に手を伸ばしかけ――


 


「おおおぉぉぉおおおい!!!!」


――ぶち壊された。


振り返ると、ギルド宿の窓からウケールが顔を出していた。


「おいヨシオ!!金卵の半分、夜食にしていいか!?」


「てめえ今じゃねえよ!!」


 


「……もう」


リリィが笑いをこらえながら、俺の手をぎゅっと握った。


「……じゃあ、また後でね」


 


……ああ、ほんとに。

このパーティ、うるさくて、やかましくて、でも――最高だ。


 


そして翌朝。


ギルドの依頼板に、一枚の新しいクエストが貼られていた。


【至急:北方廃墟にて“魔導兵器の暴走”が発生中。止められる者、求む】


「……なんかヤバそうな匂いがするな」


「けど、楽しそうじゃない?」


リリィが肩を並べて、俺を見上げた。


 


「よし。じゃあ、行くか。次の冒険へ!」


「面白かった!」
















「続きが気になる、読みたい!」
















「今後どうなるの!!」
















と思ったら
















下にある☆☆☆☆☆から、作品への応援お願いいたします。
















面白かったら星5つ、つまらなかったら星1つ、正直に感じた気持ちでもちろん大丈夫です!
















ブックマークもいただけると本当にうれしいです。
















何卒よろしくお願いいたします。




あと、感想も書いてくれるととても嬉しいです!



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。