第34話『爆笑都市・笑劇塔へ! ヨシオ、笑いの頂へ』
──数日後、旅の一行は“笑劇塔”と呼ばれる巨大都市に辿り着いていた──
ヨシオ「でっっっか!! ……塔っていうか、ビルっていうか、なんだこれ!?」
リリィ「高さだけじゃなくて、下の広場とかも超豪華じゃない……!? めちゃくちゃキラキラしてる!」
エリュ「ここが“世界最高のエンタメ都市”ってやつか……でもさ、こんな場所でクエストなんてあるの?」
ウケール「むしろ、ここは“笑いの試練”の総本山よ。最後の鍵はここにあると見た」
──街の中心には、高さ300メートル超の“笑劇塔”。その中には100階以上の舞台が存在し、各階ごとにジャンルが異なるという──
看板《第44階層:即興ギャグ勝負》 看板《第57階層:ギャグ魔法演舞》 看板《第88階層:涙の感動コント選手権》
ヨシオ「は? どういう構造? ていうか88階で“涙のコント”ってなに!?」
リリィ「全部回るの? 無理じゃない?」
ウケール「いや、我らが目指すは最上階──《第100階層:爆笑の王戦》。 そこに“笑いの記憶核”が保管されている」
エリュ「急にシリアスに言うから余計シュールだよ」
──一行は挑戦の登録を済ませ、塔の内部へ──
【第1階層:小ボケ勝ち抜き戦】
審査員A「制限時間30秒、面白ければ合格!」
ヨシオ「……えーと、唐揚げって、油の温泉で修行したチキンだよね?」
ピンポン!
審査員B「合格! ……むしろ一周回って好き」
リリィ「なにその感性!?」
【第13階層:大喜利剣士の間】
剣士「お題だ。“勇者の失敗とは?”」
ヨシオ「トイレに魔王倒す剣を忘れてきた」
ブオォォン!(剣から笑気発生)
剣士「斬新すぎて、もはや伝説」
ウケール「この塔、基準がおかしい」
【第36階層:コンビ漫才試練】
ヨシオ「よし、リリィ! 一緒にやろう!」
リリィ「えっ、私!? え、無理無理無理!」
ヨシオ「大丈夫! 笑顔は最強の魔法だから!」
──即席コンビ“ヨシリリ”結成──
ヨシオ「どうもー! 僕たち、世界救う系勇者コンビです!」
リリィ「私、ただの巻き込まれヒロインなんですけど!?」
ヨシオ「なんでそんなテンション!? あっ、お客さん引いてるって! 俺の寿命がスベって延びてる!」
\ドッカーン!!(大爆笑)/
審査員「まさかの“滑り芸”応用! 合格!!」
──そしてついに──
【第99階層:ギャグ魔導の試練】
謎の男「我が名は“マジ=ファニー”。笑いを魔力に変える魔導士だ」
ヨシオ「来たな……ラスボス感ある奴!」
マジ=ファニー「お前のギャグが真の魔法か見極めてやる!」
──激突する“ギャグ魔法”──
ヨシオ「いっけぇぇ!《炎爆ギャグ:おでんの串刺し地獄!》」
マジ=ファニー「《冷気一発:親父ギャグバリア》!!」
\ギャグと魔法がぶつかり、空間が割れる──!!/
ウケール「世界観、完全崩壊してる!!」
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