第30話『ボケ封印解除後、突然のガチバトル!?』
笑いの神殿オチツカヌス──封印を解いたヨシオたちが地上へ戻る途中、突如、空間が歪んだ。
リリィ「ちょっ、何この風!? 魔力の渦?」
エリュ「誰かが……転移魔法を強制的に発動させてる!?」
ドンッ!!
紫色の雷光とともに、空中に裂け目が生じた。 その中から現れたのは──
「フフ……“滑り倒す力”とは、我が主にとっても興味深いようだ」
黒衣の男──顔を隠し、腰に“シリアススレイヤー”と書かれた短剣を提げていた。
ヨシオ「誰だよ、お前!? てかそのネーミングふざけてんのか!」
「我が名はギャグブレイカー・クレイヴ。貴様の“笑いの波動”が、主の支配を阻害している」
ウケール「む、奴は……ギャグ破壊の使徒!? この世界に“シリアス”をばらまく邪悪なる存在!」
ヨシオ「は!? 真顔の敵ってことかよ!?」
◆
【戦闘開始:VS ギャグブレイカー・クレイヴ】
クレイヴは指を鳴らし、周囲の空気を瞬時に重くする。
リリィ「空気が……笑えないくらい真面目になってる!?」
エリュ「魔法が通じにくい……これは“場”そのものを支配してる!」
ヨシオ「くそっ、俺がやる! ウケールのダイスッ!!」
──ゴロゴロ……「6」が出た。
突如、周囲に謎の爆笑エネルギーが渦巻き、 ヨシオの背後に巨大な“お立ち台”が出現。
ヨシオ「見せてやるよ! 世界が震えるオヤジギャグッ!!」
ヨシオ「『プリン食ってプルンプルン!』」
──ビキィッ!!
クレイヴ「う……ば、馬鹿な! 空気が、軽く……!?」
ウケール「今だ、叩き込めぇぇぇぇ!」
ヨシオ「ラストギャグッ!!『くだらねぇ人生、くだモノでも食ってろ!!』」
ドォォォン!!
爆笑エネルギーがクレイヴを直撃。 真顔の仮面が砕け、彼は空間の裂け目へと吸い込まれていった──
クレイヴ「これは……笑いの……勝利……グフッ」
◆
──勝利後──
リリィ「信じられない……ギャグで敵を倒すなんて」
エリュ「ていうか、ダジャレで宇宙規模の戦いに勝ったとか歴史的事件だわ」
ウケール「うむ、汝は真の《ボケの勇者》である。世界を笑いで救う者……」
ヨシオ「なんか褒められてるけど全然嬉しくねぇ……!」
◆
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