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勇者を利用する者たちの冒険  作者: とり飼ジン
魔帝界 篇

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第172章 経験とセンスのバトル


 リリネッドは上を見る。

戦闘中にボーッとしていたのでサイガが注意する。


「どうしたんだい?」


「なんか気になって」


「勇者アァ!! どこ見てんだああぁぁああ!!」


 アラシュは周りの瓦礫を集めて圧縮し細かくしてそれを飛ばす。

オルガは殴って落とそうとしたがするりと避けられ少し尖った部分を腹に当てられた。


 サイガはその辺気にしないで体に当たりながらアラシュに向かって行く。


「頑丈な体に強力な腕力。 だが私にはお前の刃の無い剣では届かない」


 アラシュの後ろの頭上に浮くオルガは意気揚々と左足に回り蹴りしながら顔を狙う。


「俺もいるんだよぉおお!!」


 オルガの蹴りは見えない空間で防御される。


「やっぱ当たんねぇーか!!」


 リリネッドは剣をアラシュに向かって投げる。

ナギとの戦闘もあって経過して壁を何十も前に出してガードする。

それでもすべての壁をぶち壊し貫通してアラシュの顔の近くまで剣先が来たが首を横に曲げて避ける。


 アラシュの顔の横に剣が移動したところでリリネッドが移動して剣を手元に戻よう操作する。

首に剣が行く前にアラシュは体を大きく回転して刃が通る前に避け、リリネッドは剣を掴んで突く動作をする。


「(このガキ、未戦闘だと思っていたがなかなか面倒な動きをする。あの剣は掠るだけでも力の性能が悪くなる。旧勇者はそうやって世界の名を広めた。だが……。) お前からは殺意がない。そん奴は消す」


「うっえぇ!? なんで? (話をしたいだけなのに)」


 アラシュは両手にエネルギーを大量に溜めてはは上を見る。

戦闘中にボーッとしていたのでサイガが注意する。


「どうしたんだい?」


「なんか気になって」


「勇者アァ!! どこ見てんだああぁぁああ!!」


 アラシュは周りの瓦礫を集めて圧縮し細かくしてそれを飛ばす。

オルガは殴って落とそうとしたがするりと避けられ少し尖った部分を腹に当てられた。


 サイガはその辺気にしないで体に当たりながらアラシュに向かって行く。


「頑丈な体に強力な腕力。 だが私にはお前の刃の無い剣では届かない」


 アラシュの後ろの頭上に浮くオルガは意気揚々と左足に回り蹴りしながら顔を狙う。


「俺もいるんだよぉおお!!」


 オルガの蹴りは見えない空間で防御される。


「やっぱ当たんねぇーか!!」


 リリネッドは剣をアラシュに向かって投げる。

ナギとの戦闘もあって経過して壁を何十も前に出してガードする。

それでもすべての壁をぶち壊し貫通してアラシュの顔の近くまで剣先が来たが首を横に曲げて避ける。


 アラシュの顔の横に剣が移動したところでリリネッドが移動して剣を手元に戻よう操作する。

首に剣が行く前にアラシュは体を大きく回転して刃が通る前に避け、リリネッドは剣を掴んで突く動作をする。


「(このガキ、未戦闘だと思っていたがなかなか面倒な動きをする。あの剣は掠るだけでも力の性能が悪くなる。旧勇者はそうやって世界の名を広めた。だが……。) お前からは殺意がない。そん奴は消す」


「うっえぇ!? なんで? (話をしたいだけなのに)」


 アラシュは手を広げエネルギーを溜め、次に掌を少し広げた状態で両手を前に突き出してエネルギーを集め、両手首をくっつけて、エネルギー波をリリネッド達がいる方へ撃つ。


 3人はすぐに横に飛び避ける。

放たれたエネルギー砲は城を貫通し大穴が開いた。


「すごい、奥のまで見えるよ」


「マズイな」


 アラシュは手を広げエネルギーをまた溜め始めた。


「城には俺の召使いもいる。またアレを出されるのは困るな」


「じゃあーどする?」


「そうだな」


 アラシュは両手を前に突き出す。

リリネッド、オルガ、サイガはそれぞれ態勢を作った。


 サイガは二人の前に立ち、その後ろにリリネッドがサイガの背を合わせ前に剣を斜めに差し、オルガは靴を脱いで足裏から小さな爆発を放ちながら浮き二人を覆うような態勢にする。


「テメェら!! 話した通りサイアが止めて!俺が覆い! 勇者が支える!」


 アラシュは少し躊躇するもエネルギー波をリリネッド達がいる方へ撃つ。


 エネルギー砲はサイガに直撃する。

サイガの頑丈な肌でエネルギーを抑えつつ拡散しないように精密な操作(本能的に)で抑える。

後ろに下がらないようにリリネッドが剣の重さを利用しつづ二人のクッションになりながらシャドウで蛇を作り足元や腰に巻き付かせ、オルガはサイガこぼれ落としてエネルギーを同じエネルギーでぶつけ合わせて自分のエネルギーに変える。


 3人が力を合わせてえエネルギー砲を止める。


その状況を上から見ていたクロウは思った。


「嘘だろう? アレを新鮮な感じでしかも天然でやったのか? オレでなきゃ見逃しちゃうところだったぜ。 それにあのラスボスの放ちかたはもうサイヤ人じゃんのそれジャン」


 クロウがボソボソと喋っている後ろでナギとシンノスケが小さな声で話す。


「あ奴は何を」


「もう慣れましょう、あの子はもう無理です」



 下のリリネッド達はエネルギー砲を受け止め終わる。

アラシュは土煙を払い前にはサイガは平気な表情を見せるも膝から倒れる光景だった。

その後ろにはリリネッドもオルガもいなかった。


「ハッ!!」


 リリネッドの剣がアラシュの足を差す。

オルガをその数秒の間にアラシュに向かってエネルギー砲から奪ったエネルギーの爆発をすべてぶつける。


 全身を丸焦げになり一瞬だけ気絶しかけたがすぐに気を取り戻し足から剣を引き抜きすぐに引力で二人を吹き飛ばす。


 壁に叩き付けられる二人。

リリネッドの元にクロウ達が下りて来た。


「まだ終わらないのか? さっさと斬って戦闘不能にしろよ」


「クロウ、私疲れたよ」


「うんなこと知るか! 強ぇんか? 戦闘力53万か?」


「よくわからない」


「なんでわかんないんだ?」


 アラシュが首の骨を鳴らし、リリネッド隊の方を見る。

その横にブラックエンティドラゴンとその肩にザクタマ。


「アラシュ、クキチの計画は早めたにゃあ」


「そうか、ならさっさと勇者を捕まえるぞ」


 そのセリフにイラつくクロウ達。


「誰を捕まえるって?」


「もう攫わせるわけがないじゃろうが!!」


「掛かってきなさい。僕達は勇者パーティーだ」


 そこにオルガも近づこうと思うも倒れるサイガが気になりそっちに向かう。


「(駄目だな、完全に気絶してやがる) 勇者一行!! 俺はコイツを安全な場所に運ぶ。その間はあのドラゴンを足止めしとけ」


「「「うるさい(ですよ) ボケが!!」」」


「フッ……」


 オルガはサイガを運んで城の方へ向かった。


「おい、リリネッド」


「なに?」


「まだドラゴンを真っ二つにしたことが無いよな」


「ん? うん、多分」


「なら、教えてやるよ。 大きな物を斬った後ってスカッとするもんだぜ!!」


「なんでそんな事をお主が知っているんじゃあ?」


「何でって、俺は元剣士だからだよ」


 クロウはサラッと言った。

ナギや、シンノスケは少し驚いた。


「クロウは魔法使いだよな」


「その前は……まあ~剣士なんだよ。転職したの。リクルート」


「剣士じゃないよ、クロウは魔法使いだよ」


「いや、だから……。まあいいや。さっさとやろうぜい」


「クロウ、一緒に戦おう」


「えっ?」


「リリネッド」


「リリネッド。 (まさかそんな言葉を)」


「私は一人じゃ無理!!」


 リリネッドは恥ずかしげもなく、凛として胸を張って言った。


「はいはい」


「そりゃそうじゃな」


「それではやりましょうか」


 4人は戦闘を開始する。



 ●●●



 クキチはキーボードをガチャガチャと叩きエンターボタンを強く押す。


「さて、もうこの世界が終わるなら……。コイツを動かすかな?」


 クキチの目線の先には大きな鉄の塊が立ち。目元が赤く光る。



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