第136章 暴レル
ナギとエンセは分身体のクロウと共に本体のクロウの場所へと移動しいた。
「いや~、初めまして。意外と綺麗な方ですね。よく来てくれま女王さま」
「お主、その言い方だと勘違いされないか?」
「まあ~、まあ~。名前は~エンセだっけ? わかったんだろう? あの骨のモンスターの事が?」
「わ、わかった訳ではないです。思い出しただけです。ただの絵本の話だと思ってたのに……。」
「で、その絵本の話ってのにアイツらを止められる方法は書いてあったのか?」
「止める方法は書いてなかったです。5匹のお供が主人公の英雄を守るために天空界の守り神になった。それが絵本の話の一部です」
「巨大な敵と戦いの中で天空界を守るために空に浮かせ」
「いや、天空って言っているのにすでに空に浮かんでたのかよ」
「クロウ、絵本の話じゃ。フィクションじゃぞ」
「でもちょっと気にならない? 子供でも気になる子いたよ。聞けば長らく愛されていた作品らしいな。それなのに誰も注意しなかったの? 誰も意見を言わなかったの? よく炎上しなかったなあ~」
「またよくわからない事いっているのじゃあ。というか、ここはその骨のモンスターが居た場所じゃなあ。お主の魔術でこの入れ物を修復して中に入れればいいのではあ?」
「それが出来たらやってるよ。この機械は複雑で俺でも治せないんだよ」
「じゃあ~どうするんじゃあ?」
「さて……どうしたものかなあ~」
クロウは謀るかの様な不気味な笑みを浮かばせた。
●●●
勇者・リリネッドはドラゴンの姿をしたザクタマの後ろにしがみ付いていた。
振り降ろそうと宙を飛び暴れる。
「そろそろ、離せにゃあ!」
追い風に煽られながらしゃべるもボワボワとして何を言っているのかわからなかったのでザクタマは暴れるのを辞めた。リリネッドは息を整えて口を開く。
「ザクタマは、何で敵になってるの? なんで私にお願いしたの?」
「勇者よ。にゃあには役割がある。それをまっとうしているだけにゃあ」
「役割……」
「つまりににゃあ。本当の敵はにゃあではないということにゃあ!!」
そう言うと下の方でシンノスケに倒されたイトウダは見る見ると体が大きくなりドラゴンの姿へと変わった。イトウダは意識を失いながらドラゴンの姿になり暴れだした。
口から青い炎を噴き出し、翼で風を起こし、暴れまくる。と近くにいた骨のモンスターの龍を掴んで、うねり上げる声を叫び上がると、骨の龍の体の中に吸収した。
「あらら、一石二鳥じゃん」
「勇者さんよ~、一石どころか城半分ぶち壊されとるにゃあ」
吸収したドラゴンになったイトウダはより力を強くして暴れだし、骨の姿のバードや、セイウチまでも掴みかかって吸収していった。
「どうしよう」
「止めないと、完全に天空界は崩壊するにゃあ」
「じゃあ~止めようかな」
リリネッドはサラッと言ってザクタマの背から飛び降りて下にいるドラゴンに落下しながら剣を振り回しながら攻撃を当てに行く。
「にゃあ!! そんな無謀にゃあ」
リリネッドは剣をドラゴンに当てる仕草をしたが空中の落下に怖くなったのか剣から手を離す。
剣はドラゴンの頭に直撃して落下の速度と勇者以外の人物が持つと重くなる性質でめちゃくちゃに地面にめり込んだ。
「あ、ヤバイかも。でもクッションにすれば」
「それはヤメた方がいいんだぜい」
落下中のリリネッドを花びらの塊をした手で受け止めるサカルタツム。
「ありがとう」
「どうも」
リリネッドの御礼ににっこりと返すサカルタツム。
「これは長年生きて来きたがこんな面白い状態は初めてなんだぜい」
ザクタマはドラゴンから猫の姿になり、二人の目線に入る高さの台に乗って話す。
「奴は魔帝界にいる科学者によって倒された騎士団のコアを体の中に移植することでモンスターの力を使ったんにゃあー。奴の仲間もみな騎士団のコアを移植されてる」
「ザクタマが言ったんだよね、きしだんを助けてって」
「さっきも言ったにゃあー、私は与えられた役割をしただけ。その後の事はどうでもいいにゃあ。勇者もそうだろう? 君もただ剣を抜き、みなから勇者と呼ばれ、誰も割れなかった席に座ってしまっただけの役割。魔帝王を倒すのが勇者の役割。そう誰もが何かの役割を与えられているにゃあー」
ザクタマの話をサカルタツムは笑みを浮かばせる。
「役割ですか……」
サカルタツムの瞳が細く変わった。
●●●
カブトムシの形をした骨が城の近くの場所で倒れていた。
近くにいた人々はそのモンスターを倒した者に御礼や感謝を言っていた。
「奴の動きを止めただけです。危ないので今のうちに避難をまだ近くに浮いている島がありますそっちに移動を安心しなさい。この天空界に勇者が来ていますので」
「師匠、コイツどうしますか?」
「リボンさん、気を付けてください。病み上がりなのをお忘れなく」
「分かってますよ。それぐらい」
「それならいいですが。それにしてもこれはいったい?」
「勇者と旅をしてきたのでわかります。絶対にどうにかなるそう思うんです。滅茶苦茶な人だけど……」
と地面からイトウダの仲間のハットエルタムが飛び出て来た。
「見つけたぞ!!」
「んッ!!」
ハットエルタム腕が太く、体も硬くなっておりそのままリボンに向かって走り出す。
走り名があrエネルギーを全身に溜めながら突進していく。
「当たれば全身の骨が吹き飛ぶ。もう貴様は許さない!! 〇ねぇ!!!」
リボンはガードもしない。避ける事もしない。ただ立っていた。来るんを待っていた。
ハットエルタムも疑う事く突進していく。
「うおおおぉぉぉぉぉおおお!!!!」
「おやおや、良くないですね」
ハットエルタムは体が重くなりうつ伏せで倒れる。
「ラグル師匠、なんで?」
「先ほどもいいましたよね。病み上がりなのですよ」
ラグルの魔法の魔術で重力をハットエルタムに掛けた。
「ふざけるなあああ」
「ええ、ふざけてますよ。舐めてます。自らの力を強くせず、工夫せず、力を見直さなず。弱いと思い込んだ、自分自身の才能に誇りを持てなかった貴方を僕は舐めてますぜ」
「クソジジィ!!!!」
「もっと強くなりたいのなら。この世を知って行きなさい。頑丈な体なら、地上に落ちても問題ないですよね」
「ば、バカやめろ!!」
「安心しなさい。衝撃が起きないようにしますし、その代わり貴方にすべて返ってくるようにしますので」
ラグルが言い終わるとハットエルタムに当てた重力を上げていくのと同時にその上に杖を取り出してハットエルタムに背に杖で押した。すると吸い取られるかのように地面の下に崩れ落ちいく。
ハットエルタムは止める事が出来ず地面の下へと落ちて行き数分後には真下まで落ちて行く。したは地上があり民家もない。何もない地面に落ちて行った。
「なああああぁぁぁぁぁぁあ!!!」
見えなくなるまで下見ていたリボン。
ラグルはリボンに話しかけて、動けなくなったカブトムシにした姿の骨に前に立つ。
「師匠!!!」
「ん!?」
城の方を見た二人は目を疑う、そこにはドラゴンがと戦う勇者・リリネッドは長く碧く輝く、長いか体のモンスターの上に乗っていた。
「あ、あれは蛇? でも飛んでますよね」
「見えないですが、わかります。このエネルギーの形に飛んでいる様子。そして何よりもこの神秘的な感じ。まさか資料でしか知らなかったが」
「師匠?」
「リボンさん、アレには髭の様な長いのが顔にありますか?」
「ある」
「おでこら辺に三又槍のようなものがありますか?」
「多分、ある」
「やはり」
「あれは何?」
「アレは何百年まえ。何千年前にたという噂の」
「噂の?」
「龍……です」




