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Snake Skin  作者: 中野震斗
S1Violence and finaldestination
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第五十五話バッターは謹慎中

寺田はパンチの前の大きな隙が存在する。だがその隙を物ともしないほどの大きな攻撃が生まれる。そしてそれが腹部に突き刺さる。


(クソッ…少し腹を抑えてる間にまた準備をしてやがる…)


鳴神は警棒で迎え撃つものの寺田には他にも部下がいる。


「あいつを押さえろ!」


そういって三人ほどの部下が鳴神を抑えようとする。


「何だこいつら!邪魔だ!」


警棒を振り回す、部下二人は誰一人として近づけない中もう一人の部下が鳴神を金属バットで殴打。

頭から少量の血が流れ、ふらついたところに寺田の拳が腹部に突き刺さる。


「グふぅ!」


間抜けな声を出してしまうほどに、その一発のダメージは甚大なものだった。


(たまに金属バットは使うけど…殴られたらこんな感じなのか…)


ながそこで鳴神は一つの考えに至る。


(俺も使ってるじゃん!バット!)


鳴神はどうにか相手のバットを掴もうと策略する、


「おそぉい!」


だがその間に寺田の突きがみぞおちに突き刺さる。だが今は悶えている暇もない、ただひたすらに攻撃を当たるのを祈り続け警棒を振るうだけだった。だが今日は運が悪いのだろうか、こちらの攻撃は一切当たらなかったり分散されてしまうのに対し、相手は確実に攻撃を当ててくる。


(避けきれない!!)


寺田とその他大勢のデュオをが完成している最中一人で出来ることなど何もない、だが鳴神もすぐには負けられない。

____________________________________

俺はいつだってそうだった、勉強も、運動もあれだったが気合だけはあった。その気合で何とか喧嘩という唯一の取り柄が出来た。だがいつもそう、みんな俺より上のことが出来る奴が出てくるし、新しいことに挑戦してもみんなの足をを引っ張ってしまうだけだと思っていた。

喧嘩なら誰にも負け無しだったはずが、俺の前に蛇山が現れた、あいつの名前は聞いたことがない上とんでもない実力を持っている、調べればすぐに名前が出るほどのジュニアボクサーだった。


唯一の取り柄である喧嘩ですら勝てないなら…俺はどうすればいいんだ…


(だから…勝たなきゃ行けない!)


すぐに鳴神は踏み込みつつバットを持った男の顔面に警棒を叩きむそして相手の体制がグラつく


「ここだ!!」


そしてすぐに足を払い、相手を転ばせる


「しまった!寺田さん!」


寺田に呼びかける声も虚しく、そいつは鳴神の顔面パンチで完全にノックアウトされてしまった。


「寺田さん!拓也が!」


「桑原!森田のバットは使わせるな!」


だが鳴神は森田のバットを既に掴んでいた、そして他の軍勢もその状況を見て駆けつけてきた


「あれは…鳴神と寺田!お前ら行くぞ!」


寺田を中心とした他2人は鈴木が連れてきた構成員に一網打尽にされていく


「鈴木…お前の汚い行動が役に立つとはな」


鈴木は鳴神の肩を強く叩く


「行け、寺田はお前がやれ」


鳴神はバットを持ち、寺田の方に突進する、だがそのバットは弾かれ顔面に拳が突き刺さる。たがそんなところで負けている状況ではない。


「ぐああああ!」


寺田の首を絞めるような勢いで掴む。


「ぐがぁ…てめぇ…!」


寺田は抵抗を見せるもものの、鳴神はリーゼントが邪魔になりつつも頭突きを寺田にお見舞いする。


「クッソがあああああ!」


互いにフラフラになったが寺田は鳴神の腕を掴もうとする。


「折ってやる!折ってやる!」


そして落ちた金属バットを拾う、それで鳴神の顔面を殴打するつもりだ。


(まずい!ガードしきれない!!)


もうだめかと思った瞬間、鈴木が身を挺して金属バットで殴られた。


(何で鈴木が…アイツが俺を守ったのか?)


だがそれに寄って倒れた鈴木を寺田はまだ殴打し続ける寺田の手を拾い直した警棒で振り落とす。


「こっちに集中しろ!!」


寺田はそのうちに腹部にあの突きをする。


「勝てれば…誰が相手でも!いいんだよぉ!邪魔すんなぁ!」


寺田は金属バットをまた拾い直そうとする、だが鳴神の方が一足流行った。


「しゃあ!!」


そして寺田の顔面に金属バットをフルスイング!鼻血を吹き出し、寺田は一撃でノックアウトした。


「鳴神!やったな!」


起き上がった鈴木だが、鳴神はその言葉を無視し、前へと進む


「鳴神…?」


今の鳴神はアドレナリンがあふれ出し、前が見えない状況だ。


「全員…ぶっ殺す…」


そして、その目の前には寺尾を打ちのめす榊原がいた


「見つけた…」


「ん?鳴神か…アイツは」


榊原も寺尾を放り出し、鳴神の方へと向かう。そして拳と金属バットがぶつかり合った。

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