第五十一話紹介
最近忙しいので、文字数は少なめです。どこかで加筆修正をする可能性もあります。
{葉月…ちょっといい?}
そうLI〇Eをしてきたのは黒川だった。
{いいけどどうした?}
{いつまで喧嘩を続けるつもりなの?}
やはりと言うべきか…何回か戦ってる現場に立ち会ったこともあるから当然と言えるだろう。
{分からない、でもそっちには危害は加えさせない}
返事は秒で帰って来た。
{そういうことじゃないの、あっちもいっぱい武器とかも使ってくる可能性もあるし、それに龍生を巻き込んでるのは事実でしょ?私たちの心配の前に自分の心配をして}
なんだか、黒川に叱られているような気がする。確かに最近は喧嘩をいっぱいしているような気がする。母と叔父さんにも言い訳がそろそろ苦しくなってきた。
佐鹿との闘いの後は大きな傷は手のひらだけだったから、「転んだ」と言い訳が出来た、「藤森と戦った時はテコンドーをやっている友達とスパーリングをした」と言い、今回は「友達と喧嘩になったけど、相手が空手をしていたからボコボコにされた」と言えた。
でも次はどうする?俺は多分これからもあの犯罪組織と戦うだろう。どんどん武器は物騒になってくし、いつか命を落とすかもしれない
「どうすれば…いいんだ…俺…」
あんなに躊躇なく人を殴れたのも、自分が格闘技の経験者だからだ。メリケンサックは秋葉で買ったやつをなんとなくで持ち歩いてみたから…佐鹿の誘いには今後はことわるしかないだろう…
{大丈夫、多分もう戦わない}
{本当に?}
最後にスタンプを送って、この日は寝た
「分かってるのかな?葉月」
何も解決はしていない、こっちは言葉を投げかけただからだ。でも少しスッキリとした気持ちになる、同時に出てきたモヤモヤこの感情と蛇山のことで寝れぬ夜になったことは確定した。なんだか今日はいつもは痛むはずの体の傷あとが今日は癒えたような気がする。
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BIRD本部でまた会議が行われていた。会議というか次の抗争への準備だ
「村雨さん、少しいいですか?」
紀村は村雨を呼び止めた。
「んどうした?」
「抗争場所、中野でいいんですか?」
村雨は煙草をふかし、宙を見つめる。
「中野には7年前…中には伝説がいた、中野の伝説が戦った名古屋からの刺客がいた、その名古屋からの刺客は俺に全てを教えてくれた…だから中野で戦ってみたかった」
紀村は何を言ってるのかさっぱりだったがあまり深く
「まぁ、お前はどこで戦いたいとかあるのか……」
すると、後ろからガシャン!!と大きな音がした
「クソがぁ!」
それは渋谷デベロッパーズの寺尾だった、対してもう片方の金髪の人物は能面一家の幹部、飯田亮だ
「何だよ…ここでぶっ殺してやろうかぁ!」
飯田が寺尾に殴り掛かる、その拳を受け止め頭突きをする。互いの額から血がこぼれるも、それを気にせず、殴り合いを続ける。
「おいおい…止めた方がいいだろ…?」
村雨が近づく前に、紀村がエアガンを取り出した。それを発砲し寺尾に命中させる。
「痛って!誰だ…」
すると急ピッチで駆け寄り顔面を何度も殴打した。このものの数秒で、紀村は寺尾を倒した。
「お前…はいいか」
飯田のことを無視し紀村は村雨の元に戻る、だがその後ろを何者かが蹴り上げる。
「今…ここで殺す!」
それは天道だった。
「天道…ここじゃないだろ、決戦は」
すぐさま懐から警棒を取り出す、そして天道の顔を狙うがそれは見事に外れる。
「真崎はどうした?あいつならお前のこと止めると思うぞ」
天道は解答と同時に突きを返す
「今日は厚治風邪ひいてんだ、だから俺一人だ」
紀村の長髪を掴み、顔面を殴る。それに対し紀村は脛を蹴る、そしってその靴には鉄板が仕込まれている。
「ウグッ!」
足に大ダメージが行くものの天道は構わず拳を振るい続ける。その拳は冷静かつ正確だ、そこのところは何の技術も持たず武器だけの紀村とは違う。
(クソッ!鉄板も効かないか…なら今度は…)
メリケンサックを嵌める、再度拳の軌道を顔面に届かせるがその拳は受け流され代わりにローキックを打たれる。
「軌道は読めてんだよ!」
紀村の脇腹に拳を叩きこむ、天道は軌道が読めると言っていたが紀村は全く天道の拳の動きは読めない。まるで機械のようにどんどん叩き込まれていく
(やっぱり改造人間だろ…)
このままだと負けそうになると思いで、バックステップを取り紀村は最終手段に出る
「お前も使えよ…そっちが奇襲してきたんだから」
懐から取り出したのはアーミーナイフだ。
「お前も使うのかよ」
天道も足に付けたナイフを取り外す。
「天道ぉ!!」
ナイフとナイフがぶつかりそうになった時
「ちょっと!何して張るんですか!お二人さん!」
それを止めたのは宮下だった
「あんまり問題起こさんといてくださいや…」
「そーだぞ、決戦はあそこで取っとけよ」
村雨もその意見に同調する。そして戦う手を止めた二人の肩を組み、不敵な笑みを浮かべた
「喧嘩は…楽しまなくちゃだからな」
その後行われた会議は順調に進んでいたが、ヒリヒリとした空気がずっと続いていた。
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そして時間は飛び六月二十日まで飛ぶ
「…………ってことがある、お前は行くのか?」
「蛇山」
「え…」
蛇山頭の中が渦のように回り始める。ここでの選択は今後の人生、そして今後の天命を決めることになるのだからだ…




