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0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


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65/70

無双

かなり遅くなりました。

言い訳させてください。

水木金に学校の宿泊行事があって、書けなかったんです。


イベントの話は多分あと1話で終わると思います。


すみません、オトとトア間違えました。

修正します。

16、ハッタリ


…行こう。


「今だ!アルト!!」

「「「「「「「「「!?」」」」」」」」」


わたしの声に全員がバッと後ろを向くが、もちろんそれはハッタリ。

まさかわたしがこの、圧倒的人数不利な状態で、で真正面から突っ込むとでも思っていらっしゃった??

そうだとしたら、大分舐めらたもんだ。

まあ、引っかかってくれたのならそれでいいや。

みんなが後ろを向いた1瞬で、背を屈めて距離を詰める。

まずは1番やっかいなレインに近づいて、技を放つ。


「『虚無の1振り』」

「…!すみません」

「レイン!?」


MPの消費量は痛いけれど、この後粘られて魔法を放たれるよりかはマシだ。

そしてまた、素早く体の向きを少し無理矢理変えてソウとシホに斬りかかる。


「『常闇』」

「!」

「うわっ!?」


ソウは避けられたけど、シホには直撃。

わたしのSTRが強すぎたのか、シホのVITがほとんど無かったのか、もしくは両方なのか、1撃だった。

よし、これで2人。

次はサニーにしよう。

そのSTRでの範囲は厄介だ。


「えっ!?」


体制を立て直すのはめんどくさかったので、スライディングのような体制で股を抜ける。

サニーにVITは無い。

通常で1撃だった。

1分以内に3人。

これはなかなかじゃないの?

そろそろ危なそうなので、少し距離を取ってまた剣を構えた。




17、使えるものは全て


今残っているのは、ロナリア、オト、ルカ、スコット、ソウ、イーグル。

アルトは消えた。

ソウは無理に狙うと返り討ちにあう。

ロナリアとトアは、本当なら真っ先に狙いたいけど、多分ソウの入れ知恵で、ルカとスコットが左右にいる。

イーグルは単騎。

職業的にもイーグルが先かな…?

んー、いや不自然だしワンチャン罠。

ならどうしようかな…


「…あっ」


みんなに聞こえないように、小さく声をこぼした。

なぜなら、わたしの視線の先にはハティーたちがいたからだ。

…そっか。

ハティーたちも使えばいいのか。


「あっ!」

「…どこへいく?」

「さあね?」


走りながら戦略を考える。

ユアトがいない今、わたしについて来れる者はいないはず。

ハティーの『暴走』を解き、再びわたしの指示を聞き入れられるようにする。

ヒューズとエルドで風と炎で攻撃してもらおう。

その中にハティーを『猛突進』させれば…

…これでいこう。

くるっと向きを変えて、今度はまたみんなのいる方に向かう。


「何をしてるんですかね…?」

「…わからない」

「とにかく構えろ。何をしてくるかわからない」


多分だけど、もうみんなはハティーたちのことを気にしてない。

なら、それを使うまで!

…あれ?

よくよく考えたら、これハクアの出番なくない?

ハクアって、スキル『かごめ』しか持ってない説浮上。

武器持たせておけばよかった…!

後悔してもかなり遅かった。




18、『テレパシー』


悪いけどハクアには引っ込んでもらうか…

ごめんね、また今後いっしょにどっか行こうね。

…それはさておき。


「…」

「…!」


ヒューズとアイコンタクトを取る。

ヒューズは賢いから気づいてくれるはず!

まあ、プログラミングに賢いもクソもないけど。

すると、頭の中に通知音が響く。

え、今更スキル!?

1瞬だけステータスを開いて確認する。

ほとんど読めないけど!

かろうじて読めたスキル名を呟く。


「『テレパシー』…ね」


多分、テイムしたモンスターにのみ使えるものだと思う。

プレイヤー間でできたら、運営すげーってなる。

普通はできない。

さてさて。

つまりは、ヒューズたちに何も言わなくても伝わるかな?

口には出さずに、風と炎で畳み掛けろ、と、ハティーにはそのまま動きながら待機、という指示を出す。

すると、本当に伝わったらしい。

ハティーは何もせずに走り回り、エルドとヒューズは炎と風を繰り出した。


「えっ!?」

「指示なんかしてないのに…!」

「さすがルラ」

「…今度は何をしたんだろう」

「また面倒なことを…」

「コイツら、いたのか!?」


1人ほど論外がいたけど、そのまま作戦を決行する。

いきなりスキルを使ってきたエルドたちに混乱している隙に、わたし自身もそこに飛び込んで、踊るように剣を振る。

視界には、常にハティーと2、3人。

あとは頑張って気配で感じる。

ハティーからの直線上に来るように、上手く誘導しながら攻撃を避ける。

ロナリアが、あと数M…

今っ!

ハティー『猛突進』!




19、次のターゲットは


「きゃっ!?」

「あっ!」


うまくいった…!

ダイレクトにハティーがロナリアに衝突。

ロナリアのHPバーは0になった。

これで回復はいない!

できれば次はオトがいいけど、流石にうまくいかないと思う。

さっきのは偶然だったから。

オトが無理なら…

次はルカ…?

いや、その時決めよう。


「オトを守れ」

「わかってる」


ソウは、わたしの視線に気づいてトアを守れ、と指示するが、残念ながらわたしの狙いはそうじゃない。

…あれ、スコットとイーグルは?


「!」


気配がして振り向くと、完全に攻撃体制に入っている2人。

2人は『オートエイム』と『ロックオン』持ち。

尚、スコットは『貫通』を持っているので障害物に隠れることはできない。

…今、右側にソウとオトとルカ、左側にスコットとイーグル。

もちろん、わたしを挟んで。

しかし、その外側にはハティーたちがいる。

意識はややスコットたちに割きつつ、3人をハティーたちに攻撃させるか。


「「せーの!」」

「げっ」


バラバラに撃ってきたのなら簡単に弾ける。

だけど同時は…


「あ」


どうやら『オートエイム』は同じ場所を狙ってくれるらしい。

2つとも胸の辺りに飛んできたので、まとめて弾く。


「「!」」


2人が驚いている隙に、ハティーたちに指示を出した。

ハティー『暴走』エルド『ライジングサン』『熱風』ヒューズは適当に。




20、4人目


心の中で言い切った瞬間、わたしはスコットたちのもとに駆け出した。

避けられると思うけど、とりあえずはこっちでいい!


「『常闇』!」

「っ!」

「おっと!」


やっぱり避けられた。

そういや、2人ともAGI高いんだっけ。

でも、わたしの方が高い…と思う!

Uターンして2人の方へ戻る、と同時にハティーたちを見やった。

大体避けられてるな…

目的変更、かなぁ。

適当なところで方向転換して3人の方に行くか。


「『千影の舞』っ!」

「『オートエイム』『ロックオン』『レイバレット』!」

「焦って攻撃しないで。カウンターされるだけ」


ふむふむ。

スコットサンは、わたしのことが分かっているようですなぁ。

さすが『混沌ルーラー』の最年長者!

…は、関係ないか。


「は!?守ってばっかりじゃどの道死ぬぞ!あと5分くらいしかねぇんだ!」

「そうだけど…」

「戦闘中に会話?随分とよゆーそうだね?」

「「っ!」」


まっすぐに2人の方に走って、剣を振ろうとした。

…とまあ、周りからはそう見えただろう。

そういえば『テレポチェンジ』って使い魔も対象内なんだよねー。

…さっき確認したら、エルドはルカの近くにいた。


「『テレポチェンジ』」

「えっ」


まじで近くにいんじゃん。

『テレポチェンジ』前に振ろうとしていた剣をそのまま振った。


「『常闇』」




save4


ネーム ルラ 12

レベル 536

職業 ナイト

武器 闇夜の黒光

頭 魔法の花冠

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 630(+80)

VIT 300(+100)

INT 140

MND 30

AGI 155(+15)

DEX 20

LUK 20


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』『チェンジ』『反転』『蒼電』『殲風』『時空の割れ目』『毒牙の蝶』『幻迷の霧』『紅蓮の吸血鬼』『かごめ』『神々を従える者』『幻想郷』『虚無の1振り』『常闇』『千影の舞』『零の黒光』『フローエリア』『スターダストパレード』『テレパシー』



ネーム ハティー

レベル 111


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』『暴走』



ネーム エルド

レベル 109


スキル

『地獄の炎』『熱風』『身を焦がす爆炎』『ライジングサン』

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