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0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


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57/63

『星降る荒野』

セーブスロットのネームの横に書いてある数字はランキングです!

…やっとルビの振り方わかりました…

71、ランカー入り


「えっ、わたしランキング入ってんじゃん」


街角スレで話されていたとおり、ルラはプレイヤーランキングの13位に入っていた。

プレイヤーランキングは、そのプレイヤーのレベル、スキル、モンスターの撃破数などで換算される。

例えばスコットのレベルは400…あれ、今450くらいって言ってたっけ?

まあ、それだけど5位。

それはスキルがレアすぎたのと、モンスターの撃破数。

今回のわたしのはおそらく、というかほぼ確でレベル上がりまくったせい。

1位への道が見えて参りました。


「なら、あと1押し!…でも無いと思うけど、レベリング行こっかなー。あとは剣系のスキル取得も」


流石にわたしの持っていたスキルを全部返すのは難しかったらしく、やっぱり抜けていた。

特に、魔法が無い。


「レベルも大幅に上がったしなー。推奨550とかでいっかなー?」


そこは、リセット前ですら行ったことのない新境地。

『星降る荒野』だった。

なんかロマンチックでいいじゃん。

さ、ワープワープー!


「なるほどなるほど。ここはリアルの時間に関係なく常に夜なんだね」


まあそうでもしないと、星降ってても見えないしね。

今でも空では星が絶え間なく降り注いでいる。

…のに対して、地面はまじで何もない。

空に集中しろって言いたいのか、空に集中したところで攻撃を仕掛けてくるのか。

どちらもわからないので、両方に意識を割きながら進んでいく。

割かないと転びそう。


ドシャア!


…言った側から。

ほんっと、鈍臭すぎて嫌になる。

体を起き上がらせようとして顔を上げたら。

すぐ目の前に流れ星が迫っていた。




72、復帰戦


「うおっと、あぶね。…ってあ!」


咄嗟に剣を抜いて星を割るが、星はかなりの熱を持っていたらしく、愛刀の『白雪の剣』が溶けて変形してしまった。

これは装備の状態変化『変形』。

この状態になってしまったら、それを修復するスキルを持った生産職に直してもらわないと使えない。

おーのー。

で、たしかライムは持ってたから帰ったらライムに修理してもらうか…

また借金生活の始まり始まりー。

あれ…割った星から敵が出てきた件。

だからとりあえずここは…


「てってれー」


さっき運営から届いた『闇夜の黒光』を装備する。

これ、STRガン積みだから普通に強い。

せっかくだしスキルも使ってみよう。


「『虚無の1振り』」


ズ…


スパッというような音すら聞こえず、まるでそこにいなかったのかのように、溶けるように消えていった。

え、気持ちいい。

でもこれってたしか…

あの時の記憶が蘇って、スキルの概要を確認する。


『虚無の1振り』


概要 1振りで敵を虚無に還す。STR値によって確率が上下するが、STR値の10分の1のMPを消費する。小数点以下は切り捨て。


MP消費するんだよなぁ!

それでいざって時に魔法が出なくて全滅した覚えあり。

完璧に戦犯かました覚えあり。


「強いけど他のやつを使うか…」


あと返されたのは『常闇』と『千影の舞』と『零の黒光』だったよねー。

これらは全部レアスキルで、簡単には手に入れられないもの。

『虚無の1振り』と『零の黒光』はなんならユニークスキルだし。

ユニーク装備は持ってなかったけどユニークスキルは持ってたし。


「さてさて。『白雪の剣』は今のところ使えないから『闇夜の黒光』の復帰戦と行きますか」




73、『フローエリア』


「『常闇』『千影の舞』」


荒れ果てたフィールドを舞うように、敵を散らしていく。

いまのところ、被ダメージは0。

大体全部避けている+『不可視の鎖』が守ってくれるから。

最近はハティーとかエルドとか、その他スキル諸々に頼ってて剣なんかほとんど使ってなかったから、いいトレーニング。


「よし…『零の黒光』」


大体削れたら、広範囲攻撃で片付ける。

淡々と、それでもノルマや目標の設定と達成を繰り返しながら剣を流れるように、止まらずに振い続ける。

それをなんと約1時間。

普段体力が無いわたしにとってはとんでもないことだった。

しかし、今のわたしにはできた。


「あれ、通知じゃん」


突如として頭の中に通知が響く。

てか溜まりすぎだろ。

全く気づかなかった。


「レベルアップ、レベルアップ…え、全部これだけ…じゃなかったわ。…えーっと『フローエリア』?」


ここに来ての新スキル発見。

直訳で流動域…とかかな。

流動ってなんか株みたい。


『フローエリア』


概要 自分から半径5Mの範囲にいる者は、このスキルが展開されている時間と、範囲内の者がどれだけスキルを使用したかによってスキルの威力、STR、INTが上がる。

取得条件 1時間の間、5秒に1回スキルを発動させる。


発動中は止まるなキケンってことね。

でもこれ、敵も対象だろうし、上がるってのも割合で上がるのか、決まった数上がるのか。

それによって強さが変わってくる。

特にうちのギルドは。

…結局、概要は概要すぎるんだよなぁ。

まあとりあえず。


「『フローエリア』」


使ってみないとわかんないしね!




74、流星の正体


「…だんだん敵が1撃で溶けていくようになってきた」


発動から10分。

『常闇』でも『千影の舞』でも、通常で1振りしても溶けてく。

ここまでくるとなんかぬるい。

悲報 このゲーム、ヌルゲーと化す。

まあこれは必殺のバフだと思っちゃえばいっか。

…必殺のバフって漢字見たらすごいね。


「そろそろ切り上げようかな…」


明日は平日で学校。

テスト終わったばっかりだけど対策くらいは常にしておかないと。

ならあと1体倒してからにしよ!

と、わたしの真上に影が差す。

おー、敵のお出ましK…


「ん?」


なんかあの降ってくる星デカくね?

どう考えてもデカくなってるって!


「あっぶなぁ!」


リアルだったら死んでるよね…

あ、リアルだったらそもそもそんなに落ちてこないか。

えーっと、星はなんか地上に降りたあとに再び戻っていきまして。

そこに止まっておりまして。

上にバーが出てまして。


「ボスじゃん!」


ねえ最近ボスと闘いすぎじゃない!?

何回戦えば絶滅すんのさぁ!

絶滅しないけどさぁ!

そのビッグスター(ボス)はいつも降ってきてるような小さな星を生み出してこちらに飛ばしてくる。

…さっきから落ちてくんのはコイツが元凶なの!?

で、あまりにも倒しすぎるから怒って落ちてきたと。

死に急ぎすぎだろ。


「いや、てか降りてこいよ」


それは、安全地帯からただただ星を降らせてくるボスに対して放った言葉だった。

そんなところにいても届かねえんだよ!

少しはプレイヤーのことを考えろよ!


「しょうがね。とりあえず引きずり下ろすか。『常闇』」




75、『スターダストパレード』


高くジャンプしながら『常闇』を放った。

剣先は届かずとも、スキルならばちゃんと届く。

元々高いSTRと『フローエリア』の効力。

ボスの体力は1撃で残り6割ほどまで減り、大ダメージを与えられたことにより落ちてきた。


「え、わたし強い。もういっちょ『常闇』『千影の舞』」


こんなボス程度では、進化した(?)ルラを止めることはできなかった。

その証拠に、たった2発加えただけでボスは光となり消えていった。


「へー。これならもっと上目指しても大丈夫そう?」


次は600とか行ってみようかな。

『フローエリア』さえあればいけるでしょ!

しかし、それはまた今度。

えーっと、もうすぐイベントだから…


「またイベント後、かな!」


最後に、来ていた通知を確認してログアウトをしようとする。

通知欄に気になるものが1つ。

スキル取得のお知らせだった。


『スターダストパレード』


概要 無数の星を降らせ、中からモンスターが現れる。

取得条件 『流星の親』を倒す。


流星の親とは。

てか、これヨミとの相性最高じゃん!

でもテイムスキル持ってない人に対しては全く意味無いスキルだよね。


「あー、帰って勉強しなきゃ」




save15


ネーム ルラ 12

レベル 536

職業 ナイト

武器 闇夜の黒光

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 630(+80)

VIT 300(+100)

INT 140

MND 30

AGI 155(+45)

DEX 20

LUK 20


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』『チェンジ』『反転』『蒼電』『殲風』『時空の割れ目』『毒牙の蝶』『幻迷の霧』『紅蓮の吸血鬼』『かごめ』『神々を従える者』『幻想郷』『虚無の1振り』『常闇』『千影の舞』『零の黒光』『フローエリア』『スターダストパレード』



ネーム ハティー

レベル 111


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』『暴走』



ネーム エルド

レベル 109


スキル

『地獄の炎』『熱風』『身を焦がす爆炎』『ライジングサン』

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