表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

51/64

『浮遊古城』の地下通路

用語説明を含まずに、50話まで行きました!

読んでくれているみなさん、ありがとうございます!

引き続きよろしくお願いします!

46、集団圧力


「みんなでここ行こうよ!」


いつものようにギルドホームに集まっている時。

サニーが、メンバーに声をかけた。


「こことは」

「この前のメンテナンスで追加された、この『浮遊古城』ってところ!何かありそうじゃない?ほら!次回イベントもあと1週間無いし!」

「混んでそう」

「でもメンテからもう2週間くらい経ってる気がするけど」

「え、メンテなんかあったの?」

「ルラちゃんが居なくなってからあったわ」

「へー」


知らない間にメンテがあるとは。

あ、確かにお知らせ欄にメンテナンスの実行、っていう項目がある。

稀にスキルの弱体化が入るから嫌なんだよなー。

特にトッププレイヤーの持ってるスキルは優先して削られる。

リセット前も3つくらい被害に遭ったよ。


「あ」

「どうしたの?」

「いや、みんなには関係ないんだけど『パニックスター』の狙撃手いんじゃん?あれの使ってたスキルのさ『レイバレッド』?が『レイバレット』になってる」

「読み方変えたな」


こちらが運営が負けを認めた瞬間でした。

で、話をサニーの振ってきたものに戻す。


「『浮遊古城』ってなんかカッコいいかも」

「お前、女子の割にはカッコいいにこだわるよな?」

「黙れや」

「は!?」


人の趣味は変えちゃいけません!

わたしは、人格に干渉されるのが大っ嫌いです!


「とりあえず、ここ行く人ー!…いや、逆に行かない人ー!」

「それは、行けよ?っていう圧かしら?」

「ここの人ノリ良いから行かない人の方が少ないと思って」

「これぞ集団圧力」




47、浮遊古城へ!


というわけで反対無しだったから全員で来たんだけど。

まじで城が浮いてます。

ゲームって、現代技術ってすごいよね。

ちなみに、今はその浮いてる城の敷地内。


「まさに観光スポットって感じですね」

「ギルドマスター!わたしは、頂上まで行きたいです!」

「某バスケ漫画のアレじゃね?」

「言うな言うな。しかも似てねえ…ところでさ」

「うん」

「言いたいことはわかってます」

「入り口どこー!?」


壁外をぐるりと回ったんだけど、入り口は無く。

ただ、レンガの壁が並んでいるのみ。


「…ヘリコプターでも作ろうかしら?」

「うーん、でもそれ正規法じゃないからなぁ。そんなのでしか攻略できないのなら、他の人たちは無理じゃん」

「たしかにね」

「じゃあどうするんだ?」

「…」


こういうタイプのものは、絶対どこかに抜け道がある!

ダンジョンが置かれてるなら、クリアできるはず!

とすると…


「もう1周回ろう!今度は壁以外にも注意して!」


よくあるのは、壁が1部凹んでるとか色が違うとか、地面に穴が空いてるとか…

もしくは、ここにはヒントなんて無くて、もっと最初の方にあるとか。

とりあえず、この1周で何も無かったらスタート地点に戻…


カコン…


「ん?」


今、どこかで音が?

後ろを振り返ると、全て同じに見えるレンガ。


「どうしたー?」

「何かありましたか?」


しかし、よくよく見ると違いがある。


「見つけたかもしれない」

「え!?」

「ここ、よく見て。…ここだけ、レンガが古い」




48、秘密の通路


わたしが指したレンガは、周りが明るい色でいかにも新品だったのに対して、あまりにも古ぼけていた。

ヨミがその部分を触る。


カコン…


さっきの音がした。

そのまま、周りのものも取り外していく。


「ビンゴです」


下にははしごが付いていて、下りてください!と言っているようだった。

みんなの顔を見回して、頷き合う。


「下りよう」


これはダンジョンの仕掛け。

もしかしたら途中で切れるかもしれないと思って、慎重に下りていく。

…底が深いな。

わたしが先導し、みんなが後に続く。

…はずなんだけど。


「…ルカさん?大丈夫ですか?」

「いや、あの、うん。だ、大丈夫…」


トラブル発生。

ルカが下りられないようだ。

既に下りてきているライムとリデルに上がるように指示を出し、わたしも上がる。


「大丈夫かー?」

「う、うん…」


口では大丈夫と言い張っているが、今も体は震えている。

そして、視線はチラチラと下を見ては更に震えている。

もしかして…


「高いところ、無理?」

「いや、高いところそのものじゃなくて…そ、そのはしごとかが無理で…」

「…じゃあさ、飛び降りるのはいける?」

「えっ?」


はしごが無理なのは、おそらく踏み外すとかその辺。

なら、踏み外すも何も無く、飛び降りればいい!


「多分…」

「よっしきた!『悪魔との契約』!」


わたしのHPを減らし、ルカのVITに注ぎ込む。

これなら飛び降りてもダメージは0!


「さ、いこ!」




49、人の趣味には深く触れるな


「ルカお先どうぞー。わたしたちが下りてる最中に飛び降りられたらドミノが起きるから」

「う、うん…」

「大丈夫!ここはゲーム!」

「…!わかった」


そう言って、ルカは穴の中に姿を消した。

それを見届け、再度穴の淵に足をかけた。


「今度こそ行くよー」


しばらく下り、ようやく底が見えてくる。

あ、ルカだ。

無事に底に着いたらしい。


「ダメージ食らったー?」

「大丈夫」


どうやら、わたしの削ったHP(約500)は強固なVITとなりルカを守ったらしい。

わたしのHPは死にそうだけど。


「…っと、着いたー!」

「声でけえ」

「それはお前も。あ、VIT回収しちゃうねー『悪魔との契約』」


全員が底に足を着けた。

向こう側を見る限り、この地下は迷路状態。

『飛翔天駆』ゲットした時に探索したあの洞窟みたいなことになってんのかな。


「とりあえず行こー。早く古城に入りたい!」

「中はどうなってるのかな。やっぱり西洋の物がモチーフ?それとも和?でも外見は西洋だし…いや、中と外で違うとか?」


…急にスコットが饒舌になった。

え、城ファン?

みんなもスコットの方を見てポカンとしている。

スコットは我に帰ると、斜め下を向く。


「…人それぞれ好みはあるよ」

「ルラ、それ慰めになってない」


ご本人様からご指摘をいただきました。




50、範囲外なのに戦闘開始はオワコン


地下を探索すること10分ほど。

そろそろ薄暗いのにも飽きてきた頃。

奥から光が漏れてきた。


「よーうやく外だ!」

「レッツゴー!」


そっちの方に駆け寄っていく。

そこに外があると信じて。

しかし。


「…はぁ」


出たのはため息。

なぜならそこには。


「ボスじゃんかよお」


少し広いスペースにて、ボスが仁王立ちしている。

もうだめだぁ。

せっかく城の中見れると思ったのに、見れたのはボスかよ…

まあ、戦うしかないけどさ!


「みんなー、出撃準備ー!ボスいまーす!」

「えー」

「ここにきてボス…」

「こっちの精神を折る気満々だね」

「私は準備完了」

「俺もです」

「えっ、ちょっと待って!」


全員の準備が整うまで、ボスの観察をしながら待つ。

なんか人型じゃん…

ちゃんと知性ありそう。

ふとそちらを見ていると中のボスと、目が合った。


「…コンニチハ」

「この古城に足を踏み入れようとする者を排除する。それが俺の役目だ」


すると、ボスが突然こちらに風魔法を飛ばしてくる。


「まだ範囲外だろうがー!」

「許可なく踏み入れようとする者は排除する」


だから範囲外だろうがー!

後ろのみんなを見ると、何余計なことしてくれんだ、という目で見られていた。

…すみませんでした。


ビュン!


「…あっぶな」




save 10


ネーム ルラ

レベル 143

職業 ナイト

武器 白雪の剣

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 200(+80)

VIT 100(+100)

INT 20

MND 30

AGI 125(+45)

DEX 20

LUK 20


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』『チェンジ』『反転』『蒼電』『殲風』『時空の割れ目』『毒牙の蝶』『幻迷の霧』『紅蓮の吸血鬼』『かごめ』『神々を従える者』



ネーム ハティー

レベル 111


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』『暴走』



ネーム エルド

レベル 109


スキル

『地獄の炎』『熱風』『身を焦がす爆炎』『ライジングサン』

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ