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0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


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ハクアと現実問題

26、ダメージ上限有りのボス増えた


「もー!お姉ちゃん嫌い!」


そう言いながらその子(多分ボスだから次からボス)は鳥籠から降りてくる。

うん、こっちも嫌いだよ。

あ、でも今鳥籠から出てくれたからちょっと好き。


「『蒼電』!」

「ひゃあ!」


お、効いてる効いてる。

今のだけで約2分の1ぐらいまで削れた。

やっぱり鳥籠の中にいたらVIT値がバグるんだな。

また引きこもられたら厄介だから…


「『時空の割れ目』!」


とりあえず隔離しておく。

これで戻れなくなったはず。

これは勝ったな。


「エルド『身を焦がす爆炎』!」


最大火力の炎魔法。

削り切れた、と思ったものの。

ミリ削れたところ、半分ぴったりで止まり、ボスの挙動が変わる。

げ、ダメージ上限かよ。

なんか最近ダメージ上限あるボス多くない?

この前のメンテのせい?


「よし、もう1発。エルド『身を焦がす爆炎』」


1回止められたけど、ステータスが変わってなければ決め切れるはず!


「もー!ぷん!」


なんと、ボスは自分が入っていた鳥籠の形状を変えて、武器と盾にしたのだ。

エルドの炎は盾で防がれ、ダメージは無効化される。

えー、めんどくさ。

でもこれで鳥籠は無くなった。

ボスなら発動中のスキルを打ち消すこともあり得るから、最悪鳥籠に入られるかと思ったけど、その心配は無くなった。


「『蒼電』『殲風』『毒牙の蝶』!」


そして、防げるのは盾のみ。

だからこっちは手数で押す!




27、ハクア


蒼の雷がそこらに落ち、風は音を立てながら空間を切り裂き、蝶は舞いながら毒を撒く。

尚、わたしの体は鎖で守られている。

瞬く間にボスの体力は削れていき、0になった。

…そして、今に至る。


「お姉ちゃん、すごく強い!ねえねえお友達になって!あたし神様なんだよ!」

「…しつこいって…神様に友達になれって言われても…」


友達になる自体はいいんだけど、なんか余計なことされたら困るんだけど…

まあ友達は多い方がいいかな?

でも戦闘中にいきなり出てきて耳元であのキンキン声で喋られても困る。

でもまあ可愛いし、妹みたいだし…

しょうがないなぁ、折れてあげるか!


「じゃあ…いいよ」

「やったあ!」


本日、妹みたいな神様のお友達が増えました。

まあそしたら自己紹介だよね!


「自己紹介するね!わたしはルラ!」

「ルラお姉ちゃん!あたしはね、ハクア!ハクアって言うの!」


ハクア…白鴉…しろがらす?

いや、思いっきり黒じゃん。

白要素ないじゃん。

名前詐欺だ。


「あたしはルラがピンチになったらすぐに飛んでく!そんでルラを倒そうとしたニンゲン飾る!」


そう言って、小さな鳥籠のチェーン部分を持ってブンブン振り回す。

そんなんじゃプレイヤーは入らないけどね?


「それでねそれでね!このスキルあげる!」

「スキル?」


その途端通知がなり、スキル取得の通知だということがわかる。

会話で貰えることもあるんだ。

ステータスを確認する。


『かごめ』


概要 大きな檻に相手を閉じ込めることができる。

取得条件 『監獄の白鴉』を倒す。


…監獄の白鴉て。




28、神様と友達になれるらしい


ハクアとの会話を楽しみ、そろそろ帰るかとなった。

明日は平日だしね!


「じゃ、そろそろ帰るね」

「うん!でも、やられそうな時はいつでも呼んでね!」

「はーい」


どうやって呼ぶのかは知らないけどね。

とりあえずハクアー!って叫べばいいのかな?

そんなわたしの疑問に答えるように通知がなる。

追加のスキルかな?


『神々を従える者』


概要 これまでに友好関係を結んだ神々を呼び出し、従えさせることができる。

取得条件 神の内誰か1人でも友好関係を結ぶ。


…この文章の書き方だと、神って数体いるよね。

しかも、友好関係結べるってことだよね。

とっもだっちひゃーくにーんでっきるっかなー。


「またねー!」

「あ、うんまた」


そっかぁ。

このゲームは神様友達にできるのかぁ。

不思議なゲームだなぁ。

…とりあえず現実帰ろ。

宿題とか終わってたっけ。

ログアウトをタップして、現実へ帰った。




29、テスト爆散しちまえ


「夜歌ー、ちょっと降りてきてー」

「ん?はーい」


ログアウトしてすぐ、お母さんから声がかかる。

やべえ、何かしたっけ。

普段から悪いことしかしてないから褒められることが想像できない。

階段を1歩ずつ、なるべくゆっくり降りていく。

ここ、段大きいんだよなぁ。

リビングのドアを開けると、お母さんが待ち構えていた。

これは本格的に何か言われるパターンでは。


「夜歌、カレンダー見て」

「え、うん」


あれ、何か大事な予定あったっけ。

えーっと、本日は9月20日、日曜日。

今日は特に予定なくて、明日に赤いマークがついてるくらい…あ。


「わかった?」

「…はい」


今は2学期。

その中間テストが10月の最初の月曜日から始まる。

明日はテスト2週間前。

つまり、ゲームするなと言われてる。


「5教科で400点は目指してきなさい。なんなら450点でいいけど」

「サラッと難易度上げないで」


お母さんの高校、偏差値50付近だったくせに無理矢理60代に入れられてさぁ。

しかもそこのテストで各教科80点取りなさいとかさぁ。

せっかく神様味方にして無双しようかと思ってたのに…

マジで学校と同時にテスト爆散しろ。

でもこれでテスト落としたらゲーム取り上げられるに決まってる。

わたしは賢い(?)からそんな真似はしない。

今は全力で勉強して2週間後にまたゲームやるんだ!

あ、でも…


「お母さん、ちょっと今少しだけログインしてギルドメンバーにメッセージ送るね。心配されちゃうから」

「…それだけで帰ってきてね」

「はーい」




30、めちゃくちゃどうでもいい鉛筆論


部屋に戻って再びゲームを起動させる。

はあ…

まだ高校1年生なんだからちょっと落としてもいいじゃん…

ため息をついてそんなことを思いながらログイン。


「えーっと、内容は…まあ無難に」


『ごめん!テスト2週間前に入っちゃったから明日からログインできない!』


そう打ち込んでから誤字が無いか確認し、送信。

そしてすぐにログアウトして戻ってくる。

最後に返信が来た気がするから、ちゃんと送れてるんだろう。

テスト前なので、機械たちを押し入れに入れて、鍵をかける。


「お母さーん、押し入れの鍵ー」

「お母さんの部屋の机に置いといてー」

「はーい」


こうでもしないと出したくなっちゃうから、鍵をかけてお母さんに預かってもらう。

さあ、これでがんばろ!

たった2週間の辛抱!

学習机に向き合い、教材とノートを開いて鉛筆を持った。

…え、シャーペンやボールペンじゃないのかって?

シャーペンって力の込め方分かんないし、ボールペンは書いた時の音が嫌いだから。

まあめちゃくちゃどうでもいいけど!


「あっ!」


消しゴムを置いて鉛筆を取ろうとしたところ、変なところにあたって鉛筆が数回転しながら飛んでく。

ここが鉛筆の悪いところ。

なんなら芯が欠ける。

ここも鉛筆の悪いところ。




save 6


ネーム ルラ

レベル 141

職業 ナイト

武器 白雪の剣

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 200(+80)

VIT 100(+100)

INT 20

MND 30

AGI 125(+45)

DEX 20

LUK 20


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』『チェンジ』『反転』『蒼電』『殲風』『時空の割れ目』『毒牙の蝶』『幻迷の霧』『紅蓮の吸血鬼』『かごめ』『神々を従える者』



ネーム ハティー

レベル 110


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』『暴走』



ネーム エルド

レベル 107


スキル

『地獄の炎』『熱風』『身を焦がす爆炎』『ライジングサン』

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