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0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


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鳥籠

明日から春休み明けるので投稿頻度元に戻します。

累計2000PVありがとうございます!

活動報告にキャラ設定載せておきました。

わけがわかんなくなったら見てください(お望みの情報が載っているとは限りません)。

21、人消えすぎ注意報


ああ。

また侵入を許してしまった。

隣には、何食わぬ顔をして椅子に座るソウ。

でさぁ!

それよりもさぁ!


「レオが消えたってほんと!?ガチ!?」

「ガチだ。イベント前からログインしていない」

「…本当に、俺の周りは人が消える。何なんだ?呪いでもかかっているのか?」


そういや、わたしは元1位でレオは元3位だな。

その内ソウも消されんじゃね?


「にしてもレオはどこ行ったんだろうねー」

「さあな。いきなり現実が忙しくなったとかじゃね?」

「まあ、あり得るな。それか壊された」

「それはガチ乙」


元も含み、トップ3人が話している中いつのまにか空気と化した4人。


「何の話をしているのかしら?」

「レオって誰だよ」

「ランキング3位の人。そのくらいはチェックしておいた方がいいよ」

「え、でも今ランキング確認したらそんな人存在しないよ?」

「イベント前から行方不明だって言ってただろ!話聞いとけよ!」

「あら、それは特大ブーメラン、ってことかしら?」


こちらも話は盛り上がっているようで、中々意気投合している。

…まあ、ライム以外は同じギルドで交流があるので、すごいのはそこに馴染むライムだった。


「なあ、ライムってヘリコプターとか大砲とか作れるんだろ?」

「…ええ」

「よかったら『れーずん愛好会』に来ないか?レーズン好きじゃなくても募集してるぜ!なんなら幹部全員あんまレーズン好きじゃねえから」


ならなぜこの名前に…と思ったライムだったが、既に断ることは決まっている。

と、そこに横槍が。


「ちょーっとぉ!ライムはうちの大事な生産職兼保護者だし、何より大好きだから持っていかないで!」

「聞いたのはお前じゃねえ」

「ふふ。ありがとうルラちゃん。そのお誘いは断るわ」

「ちぇー」




22、フレンチトーストティータイム!


その後はシリアスな雰囲気(そんなんあった?)も忘れてすっかり賑やかに。

しばらくして、全員帰って行った。

別れ際にフレンド登録もしといた。


「はー、疲れたー」

「ふふ。お疲れ様。そうだ。ルラちゃんはフレンチトーストが好きなんでしょう?作るわ。飲み物は何がいい?」

「えー!いいの!?ありがとう!飲み物は紅茶がいいかなぁ。あんま甘くないやつで!」

「わかったわ」


現実でもゲームでもフレンチトーストが食べれるなんて最高!

しかもゲーム内では太んないからいくつでも食べれる!

待って、最高。


「はい。どうぞ」

「わーい!ライム大好きー!」


ちょっとして、フレンチトーストと紅茶がおぼんに乗って運ばれてくる。

皿とフレンチトーストが2つある…ってことは2人分だね!


「どっちがいい?」

「あら、女子は気づくのね」

「え、逆に気づかないで1人で食べるやついんの?」

「ええ。この前リデルに同じことをしたら1人で2人分食べたわ」

「…男子ってそういう生き物なの?(違います)」

「ええ。そうみたい(違います)」


そうして、ライムとおしゃべりしながらゆっくり食べ進める。

甘いフレンチトーストに苦い紅茶ってすごい合うね!

あー、チートデイまだかなー。

次が待ち遠しい。

どんなに食べても太んなければいいのに。

小学生の頃は、消費カロリーが分かるウォーキングアプリ入れて歩き回って、消費できた分コンビニで何か買った記憶ある。

中学生なったらやらなくなったな。

久々にやろうかな。

…やめとこ、太るわ。

今既に161センチで52キロあるのに。

やばいやばい。


「「ご馳走様でした!」」




23、数時間前の回想


その数日後、わたしはとあるダンジョンに来ていた。

ここは『神隠しの館』。

推奨レベル150。

そして今、神様に友達になってと縋られています。

助けてください。

遡ること数時間前の話。


わたしは軽いレベリングでここに来ている。


「ハティー『猛突進』エルド『熱風』」


よかったぁ、敵も雑魚ばっかで。

ハティーとエルドと『不可視の鎖』を使って何とかノーダメ&MP消費0で探索。

レベルも順調に上がっていて、現在141。

推奨レベルを満たす前に帰ろうかな。

ダンジョンから出ようとした時。

ふと、視界の端にちらついたドアに貼ってあった紙が気になった。


「『プレイヤーは現時点で立ち入り不可』?」


まず思い浮かんだのは、本当に不可なのかということ。

もしかしたらこの中にレアスキルとかユニークアイテムとか…?

と思い、破壊行に移ろうとするが、武器はドアに弾かれてしまう。

こうなったらプレイヤー以外の力で勝負や。


「ハティー『猛突進』」


ガン!


お、ドア凹んだ。

よかった、当たり判定あって。

その瞬間、私の中で理論が締結した。

当たり判定がある=頑張れば中入れる!


「ハティー『猛突進』『猛突進』『猛突進』!」


金属のドアに狼を頭突きさせているシュールな光景だが、永遠に続くわけでもなく、ドアに限界が来たようだ。

ものすごい音を立てて後ろへ吹き飛んでいった。


「さ、入ろー!」




24、高音無法地帯


入った先にあったのは、無数の鳥籠のような物だった。

その全てが宙に吊るされてゆらゆらと漂っている。

鳥籠と言っても、普通のサイズではなく、成人男性を2人くらい閉じ込められるのではないかレベルのサイズ。

中に入っているのは人魂のような物。

この空間自体が黒であり、不気味さを引き立てている。


「あれえ?何であたしが呼んでないのにここに人がいるのかなあ?」


奥の方から聞こえたのは、この雰囲気に似合わないほどの明るい声。

しかし、それはどこか無機質で悲しい響きを持っていた。


「ここはね!あたしの気に入ったニンゲンを飾っておく場所なの!でもね、ニンゲンはね、時間が経つとこんなまんまるの光になっちゃうんだあ…」


そりゃあ何もしなかったらこうなるでしょうが!

脳がないのか!

とツッコミたくなるのを我慢して、話の続きを聞く。


「でね、もうまんまるの光しかいなくなっちゃったの。だからそろそろ探しに行こうかと思ってたの!ほら見て!お姉ちゃんにぴったりなお部屋じゃない?」


指さされたのは、ほとんど何もない鳥籠。

人を何だと思ってやがるこのガキが。

…いや、まだ姿を見てないからガキとは限らないのか。

なんなら、女とも限らないし。


「ねえ!気に入ってくれた?今日からお部屋、ここでいい?」

「え、無理やで」

「何で?」

「誰が鳥籠の中で満足するかよ」

「何で何で何で何で何で!何でみんなそうやって否定するの!?あたし、頑張って作ったんだよ!?ねえ入って!入って!入ってよ!入ってってばあ!」


…うるさい。

声がキンキンしてる。

ちょっと黙れ。

黙ってくださいお願いします。




25、ハティー優秀


「もうやだ!無理矢理入れちゃうもん!」


結局は実力行使じゃん。

すると、真上から鳥籠にインした声の本人登場。

うっわ、コイツ自分の鳥籠にだけブランコつけてやがる。

楽しそうに漕いでんじゃん。

見た感じ女の10代ってところか。

よくそんな高い声でたな。


「『炎の化身』エルド『ライジングサン』」


やられる前にやれ。

エルドをそっちに向かわせて太陽でも生み出しとく。


「『蒼電』『殲風』」


続けて雷と風も生み出し、できれば半分くらいまで削りたい。

その外見だとまともにVITないだろ、多分。

しかしそんな期待も虚しく。


「もー、危ないことしないでよー!あたしのお部屋に傷がついたらどうするのー?」


ほとんどダメージ食らってねえ。

え、もしかして鳥籠の中に引きこもってる限りVIT値爆上がり?

それともそもそも素のVIT値がえぐい?

どっちでもいいからとりあえず鳥籠から引き摺り出すか。


「あははははっ!『かごめ』!」


すると、わたしの周りに籠目が現れる。

しかもそれはだんだんと収縮していく。

圧死するタイプか。


「ハティー『猛突進』」


しかしながらこっちにはハティーがいるんですよ。

すぐさま籠目を突き破り外に脱出する。


「もー!何で出ちゃうの!『かごめ』『かごめ』『かごめ』!」

「ハティー『猛突進』!」


残念だったな。

ハティーの『猛突進』は3つ同時に破れるみたいだ。

さて、わたしの予想だとこれを乗り越えたら鳥籠から出てくるけど?




save 5


ネーム ルラ

レベル 141

職業 ナイト

武器 白雪の剣

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 200(+80)

VIT 100(+100)

INT 20

MND 30

AGI 125(+45)

DEX 20

LUK 20


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』『チェンジ』『反転』『蒼電』『殲風』『時空の割れ目』『毒牙の蝶』『幻迷の霧』『紅蓮の吸血鬼』



ネーム ハティー

レベル 110


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』『暴走』



ネーム エルド

レベル 107


スキル

『地獄の炎』『熱風』『身を焦がす爆炎』『ライジングサン』

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