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0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


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45/63

聞かされた事実

16、ネット怖い


ピロン


いつものようにログインして、今日は何するかと考えていた時。

通知がなった。


「ん?」


それはどうやら、スレの通知のようだった。

いつだったか、ななしさんとやらが立てたわたしについてのスレ。

自分の評価見るの楽しい。


65 情報屋 お前ら餌の時間だ


66 ななしさん はいなんでしょう


67 ハク 前回来れなかったけど


68 ナイト はいよー!


69 毛玉 遅れて参上


70 情報屋 『れーずん愛好会』いるじゃん?


71 ナイト ここはルラについて語る場だ


72 ななしさん 出てけ部外者


73 ハク 落ち着けよ


74 情報屋 あそこの幹部2人を倒して、逃げ切ったらしい


75 毛玉 わっつ


ちょっと待った。

なぜその情報が出回っている。

ネット怖えよ。


76 ナイト ここ結構重要だけど、幹部って誰?


77 情報屋 トアとアルトだった気が


78 ハク ギルマスと妨害ヤー


79 毛玉 ルラ強


80 ななしさん それな


81 情報屋 以上!解散!


82 ハク はーい




17、突然の来客


解散、と言われたのでスレを閉じる。

今日結局何しようかなぁ。

ギルドホームの中に誰もいないしなぁ。


ピーンポーン


ん?

ギルドのインターフォンが鳴った。

ギルドメンバーは近づけば開くから、ギルドメンバー以外。

誰だろ。

ガチャリとドアを開けて外を覗く。


「はあ…いいいいい!?」


バタン!とドアを閉めて再度鍵をかける。

落ち着け。

これは幻覚、これは幻覚。

深呼吸だ深呼吸。


「スー、ハー、スー、ハー…よし」


もう1回ドアを開けて外を確認する。

1、2、3、4人。


「おい」


…幻覚が喋った。

幻覚って聴覚も働くんだね(?)。

そっかぁ。

トアとライトとアルトと、この前のナックルの子がいる。

誰を見間違えてるんだろう。

それとも、誰もいないのに見えてるのかなぁ。


「テメェ見えてねえのか?」

「あれ、わたしの知り合いにわたしのことテメェって呼んでくる人いたっけ」

「黙れ。とりあえず上がる」


あれ、なんかライトの幻覚がギルドホームに入ろうとしてるなぁ。

何の幻覚だろうなぁ。

…って。


「ちょいちょいちょいちょい!何勝手に入ろうとしてんの!不法侵入!」

「は?許可はとったぞ?」

「返事してねえよ!」

「それはテメェが上の空だったからだろうが!」

「お前みたいな幻覚を見て言葉が出ると思うか!」

「幻覚じゃねえよ!何食ったテメェ!」

「わたしの食生活はどうでもいいわ!」

「どうでもいいがどうでも良くねぇよ!」

「どっちかはっきりしろや!」

「ちょっと2人とも…」

「「黙れチビ助!」」




18、女の人強い


結局、トアとログインして来たライムに負けてギルドホームに招き入れることに。


「そう。『れーずん愛好会』の人たちなのね」

「はい。すみません。いきなり押しかけちゃって」


とりあえず4人を椅子に座らせ、机を囲む。

そして今はお姉さんたちが会話中。


「つーか、お前ら何でここが分かったんだよ」

「まあ、オレらの情報屋のおかげだな」

「スレで情報屋って名前してそこら嗅ぎ回ってやがる。スレの通知上限があとちょっとだとかで嘆いてたな」

「スレで課金するの?その人。中学生でも分かるバカじゃん」


…ん?

スレ通知が上限に達しそうな、スレの名前が情報屋?

なーんか見覚えのある気がするんだけどなぁ。

あとで〆たい。

〆られない。

このもどかしさはどうにかならないだろうか…

いや、でもその情報屋はどうやってここ見つけたんだよ。

え、ストーカー?

無理やで?


「そういや自己紹介忘れてたな。オレはアルト。まあ音楽での妨害がメインだな!」

「知ってる。だから攻撃した」

「…ライトだ。知ってんだろ」

「エリム。職業はナックル」

「1番存在感が薄いけど、ギルドマスターのトアです。見ての通りヒーラーだよ」


へー、ナックルの子エリムって言うんだ。

なんか気が強そう。


「わたしはルラ。ここ『混沌ルーラー』のギルドマスターをしてる」

「わたしはライムよ。『混沌ルーラー』の超有能な生産職よ。わたしを倒さない限り『混沌ルーラー』は倒れないと思っておいてね?」


ライムにしてはやけに自信過剰。

まあたしかにライムがいたら1生サポートアイテム飛んでくるからなぁ。

…敵からしたら地獄じゃん。




19、話はガチトーンで


「で?今回は敵情視察?」

「いや、単に興味が湧いた」

「4対1…まあ実質4対3なのに2人倒された挙句逃走されるなんて、ランキング3位として恥だもんね」

「黙れチビ助」

「そろそろシバくぞ」


この会話だけで分かったことは『れーずん愛好会』はめちゃくちゃ口論が多いこと。

1見、仲が悪そうに見えるけれど、戦っている時は違う。

お互いの動きを把握して、被らないように、隙が無いように動く。

ギルドの最大の武器は『秩序のソラ』が、個々の絶対的な強さだとしたら『れーずん愛好会』は、信仰に近い連携。

1位を取るとしたら、この2つを超える何かを手に入れなければいけない。

それはまだ見えないけれど。

形は、輪郭は何となくある気がする。


「…そういえば、相談らしきものを持って来たのだが、それもいいか?」

「え、相談?ランキング3位様が?」

「シバく」


いや、お前が言ったことをそのまま言っただけでしょうが。

なんかわたし悪いこと言った?

言ってませんよねぇ?


「…今ランキング2位のレオと言うやつは知ってるか?」

「え?ああ、うん」


レオ、か。

懐かしいなぁ。

元気にしてるかなぁ。

しかし、次に紡がれた言葉はわたしの考えを裏切るものだった。


「…アイツが、消えた」

「は?」

「本当の話。ガチトーンだ。」


消えた?

なんで?

いつ?


「イベントが始まる前。急にログインしなくなったそうだ」

「は?」


急にログインしなくなった?

それって…


「その通りなんだルラ。信じてくれるか?」


入り口付近から聞こえた声。

それはソウのものだった。


「勝手に入んな!帰れ!」




20、特定までの道は


「…特定できたか?」

「まだだ。1人はできた。ただあとの1人が…」

「心折られてログインしてないのか?」

「いや、あとの1人がリセットされたのは約3ヶ月前。探すのが大変なんだ」


運営の管理室にて。

この前突如として発覚したリセットバグ。

その被害者が2人いると分かった途端、その2人の特定を始めた。

1人は突き止めたが、あとの1人がどうしてもわからない。


「ソイツにはこっちから接触して、ソイツが持っていた装備、アイテム、スキル、レベルを返してくる。データそのものはリセットされていて存在しない」

「おい、プレイヤーのデータはデータベースにあるはずだろ?」

「それがねえんだよ。そこからも削除されてんだ」

「…ハッカーか」


今やっていることは、リセットされたプレイヤーを特定し、最大限のお詫びと、装備品などを全て返却すること。

そして、犯人の特定。

現時点ではどちらも難航している。


「ハッカーはハッカーでも、最悪の場合このゲームに関係してねえぞ」

「…これを見ろ」


これまで黙って作業していた管理人が、モニターの画面を見せてくる。

そこには。


「電子計算機損壊等業務妨害罪。刑法234条の2。警察に突き出せるぞ」

「…!」

「それが、このゲームのプレイヤーでも、関係のないハッカーでも。…例え、俺らの中の誰かだろうと」




save 4


ネーム ルラ

レベル 135

職業 ナイト

武器 白雪の剣

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 200(+80)

VIT 100(+100)

INT 20

MND 30

AGI 115(+45)

DEX 20

LUK 20


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』『チェンジ』『反転』『蒼電』『殲風』『時空の割れ目』『毒牙の蝶』『幻迷の霧』『紅蓮の吸血鬼』



ネーム ハティー

レベル 106


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』『暴走』



ネーム エルド

レベル 105


スキル

『地獄の炎』『熱風』『身を焦がす爆炎』『ライジングサン』

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