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0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


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44/63

『れーずん愛好会』と

11、不意打ち


「『召喚』『炎の化身』ハティー『暴走』エルド『ライジングサン』」

「3対1は卑怯なんじゃないか?」

「そのまま返す。3対4は卑怯じゃない?」


ライトが死にそうになっても黙って見ている3人では無いだろう。

その内絶対に乱入してくる。

それに、あのヘッドホンしているやつはおそらくアルト。

アルトの妨害音楽はめちゃくちゃ邪魔だ。

アイツから…いや、トアからだ。

回復されると困る。

『ライジングサン』をトアの近くで発動される。

トアはヒーラー。

VIT値やHPは低いはずだ。


「きゃあ!」

「な!おい!」

「別にいいじゃん。どうせ乱入してくるんだし」


次はアルト。

よし、そのまま。

そのままスキル発動させんなよ…?


「アルト!」

「『設置』!『再生』!『チャームソング』!『拡散』!」


うっわ、やりやがった。

『チャームソング』って確かSTR、INTダウンじゃなかったっけ。

ところで爆音うるさいんだけど。


「厄介だな!『屍』!エルド『熱風』!なんなら『爪痕』!」

「継続ダメージが3つ…!」


まあ回復役いないから多分大丈夫。

あとはあの小さいナックルとライト…

…ナックルは?


「『赤色打』」

「後ろから…!」


『察知』が働く前に仕掛けられた攻撃。

有効打かと思われたそれは『不可視の鎖』に弾かれて終わった。

そして『不可視の鎖』が可視化する。


「鎖まで巻いてやがんのかよ…!」

「危ない。ギリギリだった」




12、2回目の『憑依』


アルトがゲームオーバーになり、残りはこの2人。

『不可視の鎖』の活躍により、2人落としていまだにノーダメ+見せてないスキル多数。

勝てる見込みが出てきた。

…ところで『毒牙の蝶』がほとんど機能しないことが分かった。

『完全毒耐性』と『完全麻痺耐性』を持っている相手には通用しない。

でもワンチャン噛んでくれればいける。

『魔法の花冠』のおかげで残りMPは86。

『貪食の闇』をあと1発ならいける。

しかし、失敗してしまうと残りが26。

かなりキツイ。

とりあえず、あのナックルは落としておきたいところ。

早くしないとあの2人が戻ってくる。

そう決断付けて、行動する。


「『憑依』」


ナックルさん、1回体借りまーす。

これ、憑依先が攻撃されてHPが0になっても解除されるだけだから、使えるだけ使っておかないと。

まだこれで使用2回目だもんなぁ。

そのままナックルの体を借りてライトに突進する。


「エリム!?」


エリムって言うんだ。

足は遅いけど、STR高めかな?

スキルを素早く確認して攻撃する。


「『連続拳』」


連続で拳をぶつけて攻撃する。

わお、めちゃくちゃSTR強い。

7連撃入れただけでHPが半分になった。


「悪いなエリム。『烈火斬』」


炎属性を宿した斬撃。

ありゃ、VITはあんまり無い且つライトのSTRが強かったよう。

『憑依』は解除され、わたしは外へ追い出された。


「大丈夫かエリム」

「大丈夫。そちらこそ大丈夫?」

「ああ」


うーん、あと使える切り札はー。




13、退散


「『暖かな光』」


…やべ。

トアが合流してしまった。

回復役がいるかいないかで戦況がひっくり返ってくる。

2人とも体力が全快しているので、ここは退散かな。


「オッケー!逃げまーす!」

「逃がさねぇよ?」


いいえ。

わたしは逃げます。

せっかく暫定1位なのに死んでたまるか。


「『悪魔との契約』」


全ステータスを1時的にAGIに注ぎ込む。

よし、これでわたしの今のAGIは素で495、装備品込みで510だ。

誰もわたしには勝てなーい!

…そっか、ユアトは勝てるのか。


「チッ、逃げられた」

「…異常に足が速い。STRはかなりあったはずなのに」

「アレで話題になってないのはおかしいね」


(スレで)話題にはなっているのだが、顔が出ていないだけだ。

それに、名前も聞いてない。

このままでは、本当に話題になってないのかを調べるのは難しいのだが。

ルラにまんまと逃げられた3人は、そこでアルトの合流を待つ。


「お待たせ」

「おせーよ。逃げられっちまった」

「それはオレ関係ねえよ」

「今回は珍しくチビ助が役に立ってたのはテメェらが先に死んだからだ」

「役に立っちゃ悪いのか」

「黙れチビ助」

「黙れこんにゃくジジイ」

「めっ!エリムめっ!」


すぐに口論が始まり、口も悪い『れーずん愛好会』。

しかし、腕は超1流の集まりだった。

そこに4対1(実質4対3)で勝負を仕掛け、2人落としたのちに逃げ切ったルラはまたまた話題になる。




14、自分の自慢か、みんなの確認か


あれからフィールドを荒らしまくり、何事もなく(周りから見れば災難しかなく)終わったイベント。

ただし、ライト達との戦闘でかなり時間を食ってしまい、惜しくも1位を逃してしまう。

結果は3位。

これだけでも、レアスキルやユニークアイテムとは程遠い平凡なプレイヤーにとってはすごいに当たるのかもしれないが、こちとら1回1位まで上り詰めてる身。

3位じゃ満足しない、できないのだ。

え?贅沢な悩みだって?

負けず嫌いな性格が働いてるからだよ、多分。

本当にこの性格…

嫌いじゃ無いけど。


「ああああああ…アイツらがいなければ1位取れてたと思うのに…」


マジでアイツらのせい。

『森の遺志』はどうしてアイツらを撲滅してくれなかったんだよ…

避けてたから?

そんなの関係ないじゃん(あります)!

根で叩き潰せよ…(だから避けられるんだって)


「もうそのセリフは7回目」

「何でカウントできてんの」

「大学行ったら、聞き逃さないようにって耳を立てておくんだよ」

「いや、何に対して!?」


イベント後、みんな(自分)の成果を確認(自慢)するために集まったギルドホーム。

椅子に座って、時計回りに言っていく。

言いたくない人は言わなくていいって言ったけど、全員言うって言ったから、全員言うことにした。

言、って漢字多いな。


「まずはわたしからだね!えーっと、最終ランキングは3位の、最高ランキングが1位!マジでアイツらの妨害なければ1位だったのに…」

「8回目ね」

「オレらは4人で行動したから、4人の中で1番高かったやつ言っていいか?」

「もちろんどうぞ」

「最高ランキング23位、最終で159位」

「え、高」

「3位に言われてもしっくりこない」


…あっはいそうですか。


「わたしは最高6位、最終125位ね」

「僕は最高19位の最終38位。2倍下がっちゃった」

「あー、2人ともドンマイ!」

「わたしたちは最高35位で最終682位だったわね」


今日分かったこと。

みんなランキング高い。




15、返済生活完了!


それから数日後、初期から続いていたことが終わった。

そう。

防具代の返済だ。


「終わったー!」

「人生が?」

「それはお前だろ?」

「えっ…」

「ええ。まさか全部返した気になったのかしら?まだあと150万は残っているわよ?」

「それでも200万は返しただろ!」

「ええ。たしかに200万返されてるわ。あとの150万もよろしくね?」

「…オレの財布大丈夫か?ゲームでも現実でも」

「現実は何をした」


これで完璧にわたしのものになった装備。

…あ、そういえば『魔法の花冠』外してなかった。

だからなんかAGIが低い気がしたんだ。

『魔法の花冠』を外してインベントリにしまい、代わりに『流星の髪飾り』をつける。


「ええ。それでこそやっぱりルラちゃんって感じがするわね」

「でしょー?」


次のイベントなんだろ。

…は、まだ気が早いか。

でも次回こそ1位取りたいー!


「ギルマス、本当にそればっかだねー。飽きないの?」

「え、声出てた?」

「「「「「うん」」」」」

「「「「はい」」」」


…マジかよ。




save 3


ネーム ルラ

レベル 132

職業 ナイト

武器 白雪の剣

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 190(+80)

VIT 100(+100)

INT 20

MND 30

AGI 115(+45)

DEX 20

LUK 20


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』『チェンジ』『反転』『蒼電』『殲風』『時空の割れ目』『毒牙の蝶』『幻迷の霧』『紅蓮の吸血鬼』



ネーム ハティー

レベル 102


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』『暴走』



ネーム エルド

レベル 100


スキル

『地獄の炎』『熱風』『身を焦がす爆炎』『ライジングサン』

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