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0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


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37/63

勧誘する側、される側

76、気まずぅ


「じゃあばいばーい」

「こちらこそ助かった」

「ありがとう」


『秩序のソラ』の面々と別れ、ライトフォースに戻る。

何とですね、スキルゲットしました!

…って言っても、内包スキルが解放されただけなんだけど。


『反転』内包スキル『弱点反転』


概要 対象の弱点属性を反転させる。

取得条件 『反転』を持っている時に、戦闘中に弱点属性が変わる敵を倒す。


まあかなり限定ってことだね。

ラッキー程度に貰っとこう。

ちなみに、レベルは9上がりました!

103ですよ。

ついに3桁!

やったね。

ステータスを眺めながら歩いていると、人にぶつかる。

なんか最初の方にもぶつかった記憶あるな…

と思いながらごめんなさい、と言おうと顔を上げて口を開きかけた。


「「「「「あ」」」」」


しかし、そこにいたのは先ほど別れたばっかりの4人パーティー。

ぶつかったのはソウ。

いや、気まず。


「ぶつかってすみませーん、失礼しまーす」


素早く体の向きを180°回転させて走り出す。

おいらは逃げるぜ。

捕まってたまるか。

もう(現実の)家に帰るんだ。

そんで漫画読みながらダラダラするんだ。

勉強のことなんか忘れて。


「ちょっと待った」


…捕まりました。

ホールドアップ。




77、強制お茶会


「さっき別れたばっかりじゃんよー」


連れてこられたのはゲーム内の喫茶店。

なんでも人脈が狭すぎて、今後まずいかもしれないから知り合った人をお茶会に招待するんだって。

いや、巻き込むな。

人脈なら十分いんだろ、ギルド内に。


「記念すべき1人目だ」

「はいはい。記念すべき被害者1号ね」

「おい」


ゲーム内では空腹感も満腹感もなし。

食べ物は士気を上げるもの扱いだ。

でも、味はしっかり再現されてる。

さすがはフルダイブ型ゲーム。


「『秩序のソラ』の奢りだよね?え、そうだよね?やったぁ、ありがとう。たくさん食べるぞー」

「まだ何も言ってねえし」

「いいじゃん、超大規模ギルドだから金くらいたくさんあんだろ?こっちは超小規模だわ」

「あるっつてもあんまやな」

「でも、私が入った時点で既に全体の所持金は1億超えてた気が…」

「持ってんじゃん!」


こっちのギルドはライムがめちゃくちゃ消費するから、1万稼いできても大抵1日2日で消える。

ライムも、集められるものは集めてくれるけど、やっぱり足りなくなる。

今日も、さっきの氷山で12万稼いだけど、これで2週間持つかどうか。

そういえば、孤島のことがあってから家計簿…っていうか、ギルド簿?をつけることにした。

この前確認したら129万あったから多分大丈夫。

そこで、注文していたフレンチトーストが届く。


「お、きたきた」

「「「「…フレンチトースト…?」」」」


何不思議そうな顔してんだコイツら。

あんまジロジロ見て来んなや、食えんだろ。

美味しいんだぞ!

フレンチトーストは!




78、昔話


「本題に入るが」

「茶会に本題って無いと思いまーす」

「アチィな。紅茶くらい冷ましてからだせや」

「それはただのクレームだな」

「あはは」


なんとか切り出そうとするソウ、論破するルラ、クレーム係のシホ、ツッコミのノア、とにかく笑ってるオト。

この喫茶店の中でおそらく1番騒がしい席はここだろう。

良くも悪くも注目を集めている。


「…本題、行くぞ」

「本題ありの茶会は存在した」

「うるさい黙れルラ。…このギルド『秩序のソラ』には元々1位と2位が存在していたんだ」

「ほえー」

「諦めたらどうなん?コイツ聞く気ないで」

「俺は2位だった。1位の奴は、全プレイヤーを魅せるほどの強さを持っていた。たった16歳の天才プレイヤーだ」


まだ話し続けるのかコイツ。

てか自分のこと聞かされるのってなんか恥ずかしいけど。

なんか笑いそう。


「しかしソイツは消えた。6月の10日ほど、何の連絡もなく消えたんだ」

「それは災難でしたねー」

「アイツが消えて、俺は1位になった。しかし、アイツが消えてから、アイツに心酔していた数人が抜け、ギルドの成績は目に見えて落ちたんだ」


わたしに心酔してた奴って、もしかしてアイツのこと言ってんの?

確かに付き纏ってきてキショかったけど。


「そこにお前が現れた」

「…ん?」

「お前の強さはアイツの強さに似ている。純粋なPSもそうだが、スキルもだ。…流石にアイツは空は飛んだこと無いがな。そこで思ったんだ」


…なーんか、この先の展開がわかるぞぉ?


「ルラ、お前は『秩序のソラ』に入る気は無いか?」




79、勧誘


静かに、それでもはっきり言い切られたその言葉は、わたしの胸中を谺していた。

わたしが、勧誘される日が来るなんてなー。

これまで勧誘する側だったから。


「『秩序のソラ』は最強ギルド。そこに入る価値はあると思っている」

「…!」

「…でもね。わたしは今『混沌ルーラー』のギルドマスター。さいっこうに楽しくて、やめられないんだ」

「…そうか」

「なんならこっちが勧誘してあげよっか?『混沌ルーラー』面白いよーって」

「いや、遠慮しておく。俺も『秩序のソラ』のギルドマスターだからな」

「まあ、おあいこってことだね!」

「そうだな」


…ところで、周りを見てみるとギャラリーがたくさん。

興味持ちすぎなんだよ。

自分の席戻れよ。


「あー!勧誘失敗したかー!」

「これはスレのネタだな!」

「来といてよかったあー!」


あー、うるさい、うるさい。

フレンチトーストが不味くなる。

残っていた半分くらいを食べ終えて、会計へ。


「…俺たちが払う」

「え、よっしゃ」

「その代わり、いつかタイマンな」

「それってつまりわたしが勝てば1位じゃないですか」

「どうかな?俺も強いぞ」

「じゃあ、その時のお楽しみ、だね」


その場は解散となり、今度こそ現実の家へ戻る。

はー、疲れたー!


『…でもね。わたしは今『混沌ルーラー』のギルドマスター。さいっこうに楽しくて、やめられないんだ』


「…ふふ」


勉強しなくちゃいけないのに。

さらにゲームがやめられなくなっちゃったな。




80、次まで


「しっかりフラれたな」

「乙やなこれは」

「あんまり気を落とさないで」


ルラがログアウトをした後。

勧誘に失敗するのはこれで2回目だ、と落ち込むソウにかけた言葉が上の3つ。

本当に性格がでる。


「次回のイベントは違うが、今後ギルド対抗があったらそこで圧勝してやる」

「懲りないな」

「そこもソウらしいがなー」

「それまでにたくさんレベルを上げるね!」


『秩序のソラ』と『混沌ルーラー』の2つが熱戦を繰り広げるのは、まだまだ先の話。


42 ななしさん 第2回開くぞー!


43 ナイト おー!


44 情報屋 待ってました!


45 毛玉 今度はルラちゃんに何があった?


46 ななしさん さっき俺、ライトフォースの喫茶店にいたんだが


47 情報屋 うんうん


48 ななしさん 『秩序のソラ』のソウが『混沌ルーラー』のルラちゃんを勧誘してた


49 毛玉 嘘だろぉ!?


50 ななしさん 嘘じゃ無いんだよなぁ


51 ナイト 結果は!?


52 情報屋 そこが重要なんだよ


53 ななしさん 結果は…


54 毛玉 もったいぶんなよ!


55 情報屋 てかハクきてなくね?


56 ナイト ログアウトしてるのか…?残念だ。大スクープの時に


57 ななしさん まあ結果はフラれてたけどな


58 ナイト おー!


59 情報屋 欲張りすぎるとこうなる


60 ソウ 何だって?


61 毛玉 待って本人登場


62 ななしさん 解散かいさーん!


63 情報屋 本人来て解散は草


64 ナイト それな




save 16


ネーム ルラ

レベル 103

職業 ナイト

武器 白雪の剣

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼 『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 130(+80)

VIT 90(+100)

INT 20

MND 30

AGI 105(+45)

DEX 20

LUK 20


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』『チェンジ』『反転』『蒼電』『殲風』『時空の割れ目』『毒牙の蝶』



ネーム ハティー

レベル 73


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』『暴走』



ネーム エルド

レベル 75


スキル

『地獄の炎』『熱風』『身を焦がす爆炎』

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