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0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


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夏休み終了のお知らせ

61、いつまでも


ボスの詰め合わせ対わたしたちの戦いは、もちろんわたしたちの勝ち。

最後の1匹の蝶を倒し終えて、武器を下ろす。

STR、VIT、INT強化がかなり強かったな。

あっ、こういうときはお礼!


「みんなありがとう!」

「まあな」

「どういたしまして、と言うべきかしら?」

「…えっ、ギルマスがお礼を言った」

「「「…!どういたしまして!」」」

「え、えっと…」

「お礼を言われる筋合いはありません…」

「どういたしまして」


ふふ。

みんなそれぞれの反応だった。

やっぱりわたしはこの、十人十色のギルドが大好き!


「これからもよろしくね!」

「「「「「こちらこそよろしく!」」」」」

「「「「よろしくお願いします!」」」」


…やっぱり敬語組って固いなぁ。

もっとこう…なんかさぁ。

だけど、みんなの太陽のような笑顔を見て。


「…やっぱり、このままでいいかもね」

「「「「「「「「「?」」」」」」」」」

「なんでもなーい。帰ろ、帰ろ!」


踵を返して、ヘリコプターに乗り込もうとする…

けど。


「あれ、ヘリコプターは?」

「あら。もしかしたらさっきの戦闘で攻撃が当たって壊れたのかもしれないわね」

「そういえば、僕の魔法がちょっと掠った気が…」

「ルカの魔法は掠っても結構やばいんだけどなぁ」

「あれ、もしかしたら『獅子の咆哮』で…」

「物理的な破壊きた」

「あー、オレがヘリコプターを盾にした気もしない、といえば嘘になる…」

「盾にすんなよ」

「ちなみに、もう木材もお金もないわよ?」

「…とりあえず歩こっか」

「賛成」


性格も信じる物も全然違う、たった10人のギルド。

みんなで笑える時間が幸せだから。


「言い出しっぺが何遅れてんだよ!」

「ごめん!すぐ行く!」


これがいつまでも続いますように。




62、夏休み明け


はい皆さんおはようございます。

本日は9月1日、火曜日。

これが何を示すか分かりますかね?

学生の皆さんなら分かりますよね?


「夏休み終わっちまったー!」


できればあと10年くらい続いて欲しかったんだけどなぁ。

そんな願いも叶うはずなく。

しっかりと夏休みは明けました。


「夜歌ー。ちゃんと起きて学校行きなさいねー。2学期は成績オール4以上目指してきなさいよー」

「分かってるー!」


オール4なんて目指せるわけないでしょー!

ほんっとうちのお母さんは!!

尚、この会話は1階リビングと2階わたしの部屋から行われている会話です。


「朝ごはんはフレンチトーストー!」

「やったー!」

「母さんも夜歌もうるさいぞー!」

「「はーい!」」


毎朝毎朝、1階と2階で大声で会話している家族でした。

いつもすみませんねー。

朝ごはんを食べて着替え、顔を洗って歯磨きも。


「じゃ、行ってきまーす!」

「「いってらっしゃーい!」」


今日も帰ってきたらゲームしたいな!




63、答えにならない「なんとなく」


「夏休み終わっちゃったねー」

「もっとゲームしたかったのに」

「9月でも暑いわね」

「こんな中の座学は地獄。実技も地獄。全部地獄」


『混沌ルーラー』ギルドホーム内にて。

みんなそれぞれ夏休みが終わり、謎の念を吐いている。


「でもあんま気を落とさないで!2週間後にまたイベントあるって!」

「もうあるんですね…」

「月1って言っても1週目の時と4週目の時あるから、結構不規則だね」

「運営も忙しいんでしょう」

「今度こそ1位とる!」

「…最初から思ってたんですけど、なんでそんなに1位になりたいんですか?」


ユアトの1言で辺りが静まり返る。

はい、やっちまったって顔してももう遅いですよ、ユアトくん?

わたしの耳にはしっかりと聞こえてましたから。

えー、なんでって言われてもなぁ。

ぼんやりとしか思ってなかったし…


「なんとなく、かなー。1位ってなんかすごくない?これ以上無い!って感じで」

「…なんとなく…ですか」

「まあ、僕たちはその程度でやってきてるかね」

「なんなら前回2位取ったし」

「あれはすごいと思ったわ。自分のことなのに」

「…なんとなく…なんとなく…」


ユアトがなんとなく、と繰り返し呟きながら視線が宙を散歩している。

いやどうした。

なんか幽霊にでも取り憑かれたか。


「なんとなく、ですね。変なこと聞いてすみません。ありがとうございます」


ふと焦点が戻り、意味のある文字の羅列を口にだす。

あ、取り憑かれるの終わった。


「説明してなかったわたしも悪いからね!てかわたしが悪いからね!」


なんで1位に拘るのか?

そう聞かれたら、こう答える。

それは「なんとなく」だから。




64、重量級のものは氷の上に乗せるな


その後は、なんか流れで自由行動…

いや、常に自由行動だけど。

になって、わたしは目的を持たずに外に出た。

何をしようかなー。

やっぱりレベリングかなー。

ステータスを開いてレベルを確認する。

…93、93かぁ。

なら推奨レベル120とかでも大丈夫そう…?

と思って、ダンジョン選択の画面を凝視する。

うーん…


「ここにしよ!」


選んだのは、推奨レベル120。

氷山だった。


「さっむ!」


転移して1言目がこちら。

だって寒いもん。

この装備、見た目鎧でもあんまあったかくないもん。

あ、こういうときは…


「『炎の化身』!『召喚』」


エルドってなんか近くにいるだけであったかいんですよ。

まあ炎の化身だからね。

エルドを近くに寄せてから、ハティーに乗る。


「よし、ハティー行こ!」


パリン!パキパキパキパキ…!


「ああああ!?」


なんと、ハティーの足がついている場所の氷が音を立てて砕け散ってしまったいるのだ。

それはわたしの足元まで達した。


「ぎゃあああああああ!」




65、氷の下の少女


「ぎゃあああああああ!」

「…なんだ?」


遠くの方から叫び声が聞こえていて、ふと足を止める。


「えーっと、ここから北西に120Mほど向こうの方。…多分氷の下に落下した」

「氷の下に落下て…何しとんの。誰か知らんけど」

「あー、行った方がいいんじゃね?」

「そうだな。氷の下に落ちるのは単なるアホの気もするが」


メンバーを引き連れて、声のした方に向かっていく。

にしてもあの声、聞いたことのある気が…


「わあっ!」

「どうした?」

「下!」


…下?

言われて下を見ると、そこには氷越しに人が。

おいコイツ、もしかして…

向こうも気づいたようでびっくりしたような顔をする。


「何びっくりしたような顔しとんのコイツ。とりま割るよー『ノヴァフレア』」

「リーダーは引き上げるの手伝ってくれ」

「分かっている」

「とりあえずその子の回復をするね『癒しの歌』」


4人がかりで、落ちていたソイツを救出することに成功した。

落ちていたのは白の長髪の少女。

髪と同じ色の鎧を着て、忘れるはずも無い顔。


「お前…たしかルラだったか?」

「久しぶりですね、ソウさん!」




save 13


ネーム ルラ

レベル 94

職業 ナイト

武器 白雪の剣

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼 『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 130(+80)

VIT 75(+100)

INT 20

MND 30

AGI 90(+45)

DEX 20

LUK 20


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』『チェンジ』『反転』『蒼電』『殲風』『時空の割れ目』『毒牙の蝶』



ネーム ハティー

レベル 73


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』『暴走』



ネーム エルド

レベル 67


スキル

『地獄の炎』『熱風』『身を焦がす爆炎』

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