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0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


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31/63

群青の大海

さっき確認したら総合評価12ポイント!?

評価で10ポイントありがとうございます!

46、夏休み宿題騒動


「じゃあ、今日はありがとう。僕はログアウトするね。宿題あとちょっとなんだ」

「こちらこそー。わたしは宿題終わってまーす。でもわたしもログアウトしよ」

「いいなぁ」


その後、ちょっとだけ敵を狩った後にルカと別れてログアウトする。

なんか最近ゲームの方が忙しいなぁ。

まあ、今は夏休みだからね!

学校ないとかサイコー。

だから、宿題は始めの方に終わらせておくのが正解。


その頃、光莉、零、歩人は。


「宿題終わんないよー!」

「今8月の中旬だよ?ここまで全く手をつけなかった方が悪い」

「なら2人は終わってるの!?」

「うん」

「あとは作文だけだ」

「あたしの味方はいなかった…」

「とにかく頑張って。それ終わるまでゲームできないから」

「いつの間にか零がゲーマーになってる」


中1である3人は小学校の時と比べて多い宿題量に苦戦中。

…なのは光莉だけだった。


「あー、小学校に戻りたい。リターンバック」

「なんか違う」


そして、あからさまに勉強のできそうなヨミ、ロナリアは、ルラと同じく最初の方に全て終わっている。

スコットの大学は4年制なため、すでに卒業。

…1番大変なのはリデルこと荒川結人とライムこと石坂恵理だった。


「方程式って何だっけ?」

『あら、それは中学の内容ね。もう1度中学校に入学してきたらどうかしら?』


幼馴染ということもあり、通話をしながら勉強してるわけだが。

よく進学できたな、並に結人は数学ができない。

そこに恵理が仕方なく勉強を教えている。


『来年になったら1人でやりなさいよ?わたしは来年受験生だから』

「え、留年しろよ。てか大学附属だろ」

『なんであなたの都合で留年しないといけないのかしら?それに大学附属でも勉強しないといけないの。いいから早くやりなさい』

「で、方程式って何?」

『…』


プツン


「あっ、おい!?」


※夏休みの宿題は計画的に!




47、海いこー!


夏休み終了間近の8月下旬。

『混沌ルーラー』は全員が夏休みの宿題を終え、ギルドホームに集まっていた。


「ねえ、何でみんなギルドホームにいるの?」

「やることがありません!」

「ならログインしなくてもいいんじゃ…」

「わたしはほとんど現実逃避に使ってるので…」

「現実暇ー」

「姉ちゃんに連れてこられました」

「同じく」

「ここが居心地いいから」

「わたしは今アイテム作ってるわ」

「ノリで」

「今スキル見ながら組み合わせ考えてるから」

「ルカが一生組み合わせ考えてる」


まあわたしはレベリング行こうかなー。

暇だし。

あ、そうだ。

せっかく夏なら…


「みんなー、海のダンジョンあるけどいっしょに行かなーい?」

「行くー!」


めっちゃ元気いいじゃん。

「行く人は『群青の大海』に来てねー。先に行ってるからー」

「はーい」


今年海行ってないんだよねー!

てか、海なんて行ったこと2回しかないけどねー!

うちはそんなに裕福じゃないんで。

そんなことを思ってると、ワープが完了する。

おおー!

海きれー!

めっちゃ青じゃん!


「ギルマスー!」

「海綺麗だね」

「見晴らしがいい」


あ、全員来た。

みんなめっちゃ乗り気じゃん!


「そうだ、ちょっと試したいことがあるの」

「ん?」




48、船


そう言って、ライムがインベントリから取り出したのは大量の材木。


「もしかしたら、船も作れるかもしれないと思ってね」

「船!?」

「『想造』…あら、意外と簡単にできたわね」

「まじで船造った」


目の前には、ちょっと小さいけれど、それでも立派な船が。

ちゃんとマストや大砲もついて…

…大砲?


「やっぱり船には大砲でしょう?」

「なんかアニメ見すぎてない?それ」

「操縦したい人ー」

「多分だけどDEX値関係してくるから極振り組は無理だと思う」

「え、でもこれほとんどシステム外じゃん」

「たしかに」


結局、ライムが操縦することになり、他のみんなは船に乗り込んだ。

え、中もめっちゃ綺麗!

豪華客船みたい!


『あー、あー、聞こえるかしら?』


と、上に取り付けられていた機械のような物からライムの声が。

え、すご。

船内放送なんて出来るんだ。


『聞こえてるようね。さあ、出発するわ。揺れに気をつけてね』


すると、船内が揺れ出し、前に進んでいく気がする。

試しに窓から覗いてみると、確かに海を切り裂きながら船が動いていた。


「おおー!」

「…酔いそう」

「VRゲームやってる時点で酔うも何もないだろ」

「別にそうでもないけど」


「おい『混沌ルーラー』がそろそろ何かやらかしそうだから様子見とけ」

「はい!既に遅いです!」

「今度は船造ってやがる」

「あれ、ここって水系のスキル取得してないと攻略不可じゃなかったか?」

「ギリギリ違反にならないチート」

「もうなんか、こんだけモニターあるんだから1個は常にコイツら映しとこうぜ」

「賛成よりの大賛成」




49、孤島


「あ、あっちの方に島があるよ」

「ほんとだ!」

「ライムー!方向転換ー!」


『言われなくても気づいてるわよ。島ね』


え、わたしの声が操縦室まで届いたってこと?

ライムが地獄耳なのか、わたしの声がデカすぎるのか。


「両方だろ」

「両方だと思います」


答えは、両方でした。


「にしても、こんなところに孤島…?」

「なにかありそうですね」

「ボスとか?」

「いるかも」


『そろそろ着くわ。降りる準備をしておいてね』


話している間に、随分島が近づいてきた。

遠くから見ると小さかったけど、近くで見ると大きいなぁ。

これが遠近法か。

絵は描くけどあんま興味ないから知らなかった。


『着いたわ。入ってきたところから降りてちょうだい』


「わー!」


その孤島は、とても緑がいっぱいで動物もたくさんいた。

あ、花もたくさん咲いてる!


「ねえねえみん…あれ?」


先ほどまで後ろにいたみんながいなくなっていた。

どこに行ったのかなぁ。

マップを開いてパーティメンバーの位置を確認しようとするも、マップは機能しなかった。


「あー、運営にハメられたー!」


時々ある、パーティメンバー全員と逸れて1人で探索するやつ。

これで2回目なんだけど、ほんとに厄介なんだよねー。


「よし行け『飛翔天駆』」


まあ、今のわたしは飛べるからいいけど。




50、離れ離れ…だけど


やっぱり、他の9人も全員と逸れていた。

1人でも戦力になるルラ、リデル、ルカ、サニー、ユアト、ヨミ、スコットはいいが、ライム、レイン、ロナリアが危なかった。

…いや、ライムは大砲でも造ってどうにかなるのかもしれない。


「…全員と逸れる仕様なのね」


ライムは最後に船を降りたが、降りた先には誰もおらず、後ろにあったはずの船も見当たらない。

なんなら海すらない。

マップを確認して仕様と判断すると、早速制作に取り組んだ。


「やっぱりこういうのは空から見下ろせるヘリコプターよね。『想造』」


登場するのはやっぱりヘリコプター。

空からが1番強いのだから。


「あれ、みんないなくなったな」


こちらはルカ。

辺りをキョロキョロと見回してからの1言。

ルカは仕様ということに気づいておらず、ただ迷子になったな、くらいの気持ちでいた。


「まあ、1人で気軽に探索してよ。そのうち遭遇するでしょ」


…彼はポジティブだった。


続いてヨミ。

彼女は懐きスキル持ちなので、全く攻撃を受けずに歩き回っていた。


「わあ、かわいい」


道中で花の姿をしたモンスターを見つけてギュッと抱きしめたり、うさぎ型のモンスターとお手玉したり。

もうやりたい放題だった。


そしてユアト。

ユアトはAGIが特化しすぎていて、自分が置いていってしまったのかと思って焦り中。


「ちょっと走りすぎたかな…」


メンバーの位置を確認するためにマップを開くも、表示されず。

バグったかと思って元来た道を引き返そうとするが、元来た道もわからず。


「はー。ギルマスに怒られそうだな」


結局は走り回ることにした。

迷子は動き回ってはいけないという鉄則を2回も覆したのだった。




save 10


ネーム ルラ

レベル 92

職業 ナイト

武器 白雪の剣

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼 『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 130(+80)

VIT 75(+100)

INT 20

MND 30

AGI 90(+45)

DEX 20

LUK 20


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』『チェンジ』『反転』『蒼電』『殲風』『時空の割れ目』



ネーム ハティー

レベル 72


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』



ネーム エルド

レベル 65


スキル

『地獄の炎』『熱風』『身を焦がす爆炎』

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