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0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


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28/65

ランカー

31、チェンジ


わたしが放った技は、鏡の精霊を貫いてHPを大きく削った。

やっぱり、HPもVITも低い!

しかし、それでもまだ3分の2は残っていた。


「わっ!」


ちょっと気を抜いたところに、攻撃が入った。

しかし『不可視の鎖』により受け止められる。


「『急所狙い』」

「それは反対じゃないんですね!…いった!」


『不可視の鎖』の間を縫って攻撃が飛んできた。

うわぁ。

わたしと違って細かいことが得意なタイプだ。


「…チャンスはあげました。ここからは本気で行きます」

「やべ」


鏡の精霊はかなりの魔法を展開してくる。

やっぱりINTなどが高いようだ。

なんとか耐えてはいるが、そろそろ限界だった。

残りのHPは1割。


「『急所狙い』」


ふと浮かんだのは、奥底で忘れられていたスキル。

前回、29回目のイベントの戦利品。


「『テレポチェンジ』『スキルチェンジ』『ステータスチェンジ』」




32、反転


瞬く間に敵とわたしの位置は入れ替わり、使用可能スキル、ステータスも入れ替わる。


「『聖なる光』『水の心臓』」

「…反対から導き出しましたね。よくやりました」


そう言い残して、鏡の精霊は消えた。

鏡自体も消えている。


「ふー、危なかったぁ」


どう考えても『チェンジ』がなければ死んでたからなぁ。

ちなみに『チェンジ』の中に『テレポチェンジ』と『スキルチェンジ』と『ステータスチェンジ』があるからね。

もらったスキルのあと1つは攻撃スキル。

まあ、後々の活躍をお楽しみに!

と、スキルを取得していた。


『反転』


概要 自分のスキルを反転させる。

取得条件 『鏡の精霊』を倒す。

内包スキル 『効果反転』『対象反転』


まあ『チェンジ』の自分で完結させるバージョンかな。

試しに使ってみよ。


「『反転』おおー」


ステータスを開くと、これまで表示されていたスキルが、いかにも反対のような名前になっていた。

そのほとんどが、鏡の精霊が使っていたものだったが、使っていないものもあったのでその中の1つを唱える。


「えーっと『強者の優越』?」


『窮地の高揚』の反転だった。

どうやら、自分のステータスのうちの4つ以上がその相手のステータスより上回っていたら、それらが強化されるらしい。

…てか『窮地の高揚』って自動発動だから唱えても意味ないじゃん。




33、陣形変更と


イベント開始から21時間がたった。

残り5時間。

追い上げが激しくなってきた頃。


「1267点で126.7ポイント。4位です」

「え、結構いいじゃん」


『混沌ルーラー』はかなりの上位をキープしていた。

全体が、このイベントは1人1人の火力さえあれば少人数の方が有利だということに気づいたのが1時間前。

少人数ギルドの動きが活発になってきた。


「ちょっと陣形を変えたいと思う」


『混沌ルーラー』も、最後の追い上げに耐えるため、追い上げるために陣形を変える。

Aチーム リデル、ユアト。

Bチーム サニー、レイン。

Cチーム ライム、ルカ。

Dチーム ヨミ、ロナリア。

Eチーム わたし、スコット。

『混沌ルーラー』は個人でも十分に火力が出せるので、5チームに。

Aチームは『共同体』と『猛毒の花弁』で、Bチームは『共同体』と『獅子の咆哮』『魔力変換』で無双。

Cチームはヘリで爆弾と魔法を。

Dチームは全体の支援にまわり、Eチームが遠距離からの奇襲を狙う。

みんなそれぞれの利点を活かしながらの戦いだった。

そこに、再び影が差す。


「…また会ったな。スコットと、ルラ」

「お前は…」

「ソウさん!」


フード付きのローブと、宙に浮かぶキーボードと液晶。

紛れもなく、ソウだった。




34、弱点は


「『サンダー』始発35、4、21。終着9、0、0…」


ソウのスキルは、発動させるスキル名を言った後に範囲を指定。

あとはカスタムで設定をつけたし、最後に決定…ENTERをする。

このスキルの長所は、初見では絶対に避けられないこと、1つのスキルでも自由にカスタムができること。

短所は、範囲を決定すると、取り消すことが出来ずにそのまま発動するしかないこと、近接戦に明らかに弱いこと。


「スコット、ソウの今の位置の後ろに回り込んで!」

「う、うん!」

「…!チッ、ENTER」


よし、ギリギリ回避!

どうやら『窮地の高揚』が働いてくれてるようで、AGIが少し上がっている気がする。


「『召喚』『貪食の闇』!ハティー『猛突進』!」

「『オートエイム』『貫通』」

「…!なあルラ、お前は誰だ?」

「は?何言ってんのかわかんないんだけど!『チャージ』『斬撃波』!」


畳み掛けるかのように、ソウに攻撃を重ねていく。


「…まずいな。『テレポート』30、0、0」

「げ」


すると、ソウがテレポートを発動して遠くへ逃げる。

うわ、ビビりが。

つーかお前は誰だ?ってどゆこと!?




35、逆転の逆転?


「ルラ」

「…!うん」


スコットからかけられた声。

その意図を理解したわたしは、彼女を信じて『飛翔天駆』を発動した。


「なっ」

「わたしって飛べるんだよ!」

「面倒だな!『隕石』始発−30、30、−30。終着30、0、30。サイズ直径1M。発射位置ランダム。発射数100。対象をトレース。ENTER」


ソウが、かなりのカスタムをして放ってくる。

ここでやり切るつもりなんだろう。

しかし、上から落ちてくるそれを身軽に避けて見せる。

ほとんど勘で。


「ちょこまかと…」

「当たんないよ〜」


右に左に、上に下に後ろに。

1回転バク宙も決めておく。


「チッ」


その瞬間、ソウのヘイトが全てわたしに向いた。


「スコット!」

「『オートエイム』!」

「…!」


『オートエイム』は回避不可。

決まった、と思った瞬間だった。


「…甘い」

「「あっ!」」


『オートエイム』で放った弾は必中とは言え、弾くことはできたのだった。


「万策尽きたか?」


ソウがテレポートを使ってスコットの真後ろへ。

そして、隠し持っていた短剣を振りかざした。




save 7


ネーム ルラ

レベル 80

職業 ナイト

武器 白雪の剣

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼 『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 120(+80)

VIT 70(+100)

INT 20

MND 30

AGI 75(+45)

DEX 20

LUK 20


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』『チェンジ』『反転』



ネーム ハティー

レベル 70


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』

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