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0にSETされた元1位は、最下位としてもう1度最前線へ駆け上がる。  作者: MIHA☆


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26/63

それぞれの進歩

21、放火犯


「お前か…我の支岐に腰をかける者は…」


喋りやがったぞうどの大木が。


「この森の王である我に腰をかけたからには容赦はせん。地に眠り森の栄養となるがいい!」


いやこえーて。

すると、ボコボコと音を立てて大地が隆起する。


「ちょっと、地中から根が生えて来んのは聞いてねえって!」


でも、要するに木じゃん?


「『炎の化身』!『地獄の炎』!ファイアー!」


お疲れ様。

山火事やん。

覚醒後20秒で沈められてやんの。


「…やるな。そなたは新たな森の王となるがいい。スキル『森の遺志』を授けよう。これで…この森に平和を…」


あれ、なんかスキル貰えたし。

ラッキー。

あ、しかも内包スキルが最初から解放されてる!

なんなら『炎の化身』も内包スキル解放されてる!


『森の遺志』


概要 森がまるで1つの意思をもった生物のように活動する。

取得条件 『森の王』を倒す。


『森の遺志』内包スキル『地と絡む根』


概要 地中から根が飛び出し、思うままに操ることのできる。

取得条件 『森の遺志』を入手する。


『炎の化身』内包スキル『熱風』


概要 広範囲の炎属性継続ダメージ。

取得条件 『地獄の炎』のみで敵を倒す。


ふーん『森の遺志』って森じゃないと使えない感じか?

ま、とりあえず森は燃やしとくか。




22、滑り出しは順調


「…燃えてない?あの辺り」


現在、先ほどまでルラがいた巨木に向かっていたのだが途中で、その辺りが燃えていることにスコットが気づいた。


「ありゃあ誰か炎属性持ってるやつが燃やしたな」

「せっかく綺麗な森だったのに…」

「…あっちなんか爆弾降ってるぞ」

「じゃあ、あの辺りとあの辺りはプレイヤーがいる…ってことだね」


あの辺り、とはチームメンバーのいる場所なのだが。

…このチームは色んな意味で安全だった。

他チームの移動手段は下の通り。

ぼっチーム→放火犯

Bチーム→ヘリから爆弾投下

Cチーム→狼で轢き逃げ


「ああ。オレらはプレイヤー狩り担当だ。行くぞ」

「了解しました!」


ところ変わって、ヘリから爆弾投下中のBチーム。


「けっこう巻き込まれてくねー」

「ステータスからポイントとランキングが確認できます」

「あら、ポイントは全体しか見れないけれど、結構溜まってるわね」


表示された点は65。

内訳は、ぼっチーム10、Aチーム15、Bチーム32、Cチーム8となっている。

それをギルドメンバー10で割り、6.5ポイント。

ランキングは全824659ギルド中752位と言う、中々の上位。


「さて、わたしたちはルラちゃんから陣形変更を言い渡されない限りこのままでいいかしら?」

「ええ」


開始から3時間が経とうとしていた。




23、スキル重ね


そして、ハティーでとにかく敵を轢き殺していくCチーム。

しかも、ロナリアがずっと『女神の加護』(範囲半径5M)と『聖なる光』(範囲半径5M)を、ルカが『重力反転』(範囲半径3M)と『ストップ』(範囲半径7M)を展開しているので敵は全く寄りつかない。


「ふう…2つとも消費MPが0で助かりました…」

「僕はMP無限だから、今から全部発動しても尽きないよ」

「…俺も何かできればいいのですが…」


こんな穏やかに会話しているのはハティーの上の3人だけである。

外では…


「光属性耐性なんて持ってねえよ!」

「大丈夫K…ぎゃあ!」

「空に落ちるうううう!」


瞬く間にプレイヤーは倒れていき、ポイントはどんどん増えていく。

そして、周りからプレイヤーはいなくなった。


「あ、ハティーがスキルを取得してます!」


『猛突進』


概要 さらに強く突進する。

取得条件 『突進』で10回以上とどめをさす。


『突進』の強化バージョンだった。

今現在、イベント開始から5時間。

195点で、19.5ポイント。

ランキングは23になっていた。


「あ、ルカさん、ユアトくん、あそこにすごく大きい花が…」

「本当ですね」


ロナリアが見つけたのは、大きなひまわり。

しかし、それは普通のものと違った。


「うわ、なんか花びらが紫」

「毒…ですかね」

「とりあえず行ってみよう。レアモンスターかもしれないし」

「「はい!」」




24、絶体絶命?


「わあ、近くで見るとすごく大きい…」

「葉も空気も紫っぽいですね」

「めんどくさいし燃やしとく?」

「「やめてください」」


すると、ルカの言葉に怒ったのか、ひまわりはいきなり毒を吐き出した。

そしてそのまま種も飛ばしてくる。


「わわっ!」

「っ!」

「あぶなっ!」

「ルカさんが燃やすとか言ったからじゃないですか!?」

「知らないよ!さっき燃やしておけば…」


3人とハティーはギリギリで避けたが、それでは甘かった。

…その種は追跡機能付きだったからだ。

完全に油断していて見事に種に直撃し、毒を食らってしまった。


「聞いてない聞いてない聞いてない!」

「ロナリアさん、スキルをお願いします!」

「わかりました!『女神の加護』!『聖なる光』!『どうか願いを』!」


しかし、毒は消えなかった。

1番危ないのはロナリア。

回復役が消えてしまっては、成り立たなくなる。


「ルカさん!毒消し魔法、もしくは回復魔法は持ってないんですか!?」

「あいにく、僕は攻撃専門なんでね!」


このゲームには、INTとMNDが別々に存在する。

INTは魔法攻撃力を高め、MNDは魔法回復力を高める。

ルカはINTに全て振っているため、回復したとしてもミリ単位。

そもそも、回復魔法を持っていない。

本格的にまずくなってきて、ユアトがほとんど諦めて攻撃した時。

2箇所で通知がなった。




25、新たな成長


『その身を潔白に』


概要 対象にかかっているデバフ、状態異常を全て消す。

取得条件 『女神の加護』を入手した状態でデバフ、状態異常になる。


『猛毒の花弁』


概要 5%の確率で攻撃した対象を即死させる。

取得条件 『猛毒のひまわり』の花弁に攻撃する。


1つ目はロナリアの、2つ目はユアトの取得したスキルだった。

2人は同時にそれを発動。


「『その身を潔白に』!」

「『猛毒の花弁』!」


ロナリアの体力を蝕んでいた毒は消え去り、続けて2人も解毒していく。

また、ユアトの振った短剣はひまわりを深く切り裂き、たった5%を引き当てた。

ひまわりは音も無く光となり空に消え、辺りを包んでいた紫の空気もまた、なくなった。


「…」


ルカは、1瞬にして形成を逆転させた2人をただ見つめていた。

…僕は何もできなかったな、と。

そう思いながら。


「さあ、行きましょう。レアモンスターだったみたいです」

「またスキルを手に入れちゃいました!」

「…うん、じゃあ行こうか」


…僕は、俯いたまま返事をした。

イベント開始から6時間。




save 5


ネーム ルラ

レベル 80

職業 ナイト

武器 白雪の剣

頭 流星の髪飾り

服 純白の大天使

靴 羽の靴

アクセサリー 一匹狼 『召喚』

盾 ホワイトパール


STR 120(+80)

VIT 70(+100)

INT 20

MND 30

AGI 75(+45)

DEX 20

LUK 20


スキル

『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』『飛翔天駆』『共同体』『憑依』『森の遺志』



ネーム ハティー

レベル 70


スキル

『爪痕』『独』『威嚇』『猛突進』

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