ゾンビ刑務所
91、成果確認
「成果かくにーん!」
「はい!」
終了直後、ギルドホームに参加したみんなを集めた。
「まずはわたし!10個集めた!」
「きっかり2倍じゃねえか」
「わたしは3つ集めました」
「ヨミ姉と同じくです!」
「オレは6個」
「僕は5個だったよ。ギリギリで手に入れたんだ」
「わたしは8個ね」
そうすると…
10+3×2+6+5+8!
35!
「ギルド賞はゲットだね」
「でも、ヨミとロナリアがスキル貰えなかったね…」
「気にしないでください!」
「わたしたち、まだ新人なので!」
うう、全員で個人賞もらいたかったのに…
「…運営から情報流れてきたよ。個人賞もらえる人は全体の5%だったって」
「まじかぴ◯こりーの」
「それなら2人がもらえなくてもしょうがねえな」
「てか、ライムは生産職だよね?なんでそんなに持ってるの?」
「実は、手に入れたスキルで…」
何↑それぇ↓。
ライムの話によると、岩を採掘して、その材料と少しのお金を使って砲台を作ったそう。
1分ごとにランダムの方向にぶっ飛ばしまくったそう。
プレイヤーを倒して、そのプレイヤーが宝石を持っていたら自動で奪うことができるので、遠距離がとても有効だった。
「生産職じゃねえだろもう」
「それな」
92、スキルハンター!
それからちょっとして。
SVA3人組が戻ってきた。
「お待たせしました!」
「たっだいまー!」
「…あれ、新しい人?」
「そう!ロナリアちゃん!範囲回復できるの!」
「ロナリアです。よろしくお願いします…」
軽く挨拶を済ませて、本題に入る。
下の会話は、今から30分ほど前のこと。
「次回のイベントで第30回イベントだね」
「ええ。それにあわせて運営も大きいイベントを出してくるそうよ」
「最新情報ではそれはギルド対抗戦だぜ」
「…ギルド対抗戦、ですか」
「つまりは強い人とたくさん戦える!」
「純粋なPSでは勝てないのでは…?」
「そう!それでわたしの言いたいことは!」
1つ、間を空けてから息を吸う。
「強いスキルを取りに行こうよ!」
「…たしかに、スキルさえあれば渡り合えるかもしれないわね」
「でも、どうすれば…」
「方法は知らないけどね!でも、とにかくダンジョンとか探索してれば出てくると思う!」
「随分とテキトーだね」
「まあ、スキルを取るのは悪くないわ。もうすぐサニーちゃん達が帰ってくるはずだから、また話しましょう」
という会話をきた矢先、3人が帰ってきたのだ。
3人に先ほどのことを伝えて了承をもらい、メンバー全員に行ける日を確認した。
結果、行くのは明後日となった。
93、ゾンビ=キショい←方程式(違う)
全員で行くのは明後日。
わたしは今日から行動していこう。
ギルマスのわたしが目立つ前に他の人が目立ってしまう!と思ったから。
そして今、刑務所にいます。
つーか牢屋の中にいる件。
いや、何も悪いことしてないよ!?
ダンジョン入ったらこうなっただけ!
「うーん、とりあえずここから出るかぁ」
鍵は閉まっているものの、手持ちの爆弾を使って脱出した。
出口がないなら作ればいいんだよ。
え?
爆弾はどこから出てきたかって?
まあまあ、細かいことは気にしない。
さてと、どこにいこうかな。
スタート地点は端っこの方。
全く、骨が折れるなぁ。
「てかなに?これ。ゾンビ?」
さっきから襲ってくるのは、なんか緑っぽい色の人型。
臭っ、よってくんな。
お父さん並みに臭い。
「緑の液体だすなぁぁぁ!」
ガチきっしょい!
毒を吐きながらも、敵を剣で薙ぎ倒しながら真ん中を突っ切っていく。
と、右に部屋を見つけた。
ガチャリ、と開けて中に入った時、見つけたのは緑色の液体が入った瓶だった。
94、運
「何これぇ」
と、隣に紙が置いてあることに気づいて、拾い上げて読み上げる。
「…『ついに、この薬を発明した!49.5%の確率でゾンビを従えるものに、49.5%の確率でゾンビなってしまう。しかし、1%の確率で両方を手に入れる究極の薬だ!さて、これを読んでいるものよ、勇敢なものよ、この薬を飲んでみせるがいい!』…えー、どうしよう」
ミスった時にゾンビになるの怖いしなぁ。
でもゾンビ従えるって強そうだしなぁ。
…よし。
「いっただきまーす」
迷った時は行動しろ!
お母さんによく言われてる!
ゴクリ、と飲み干す。
…体に変化はない。
もしかして…
ステータスを開いてスキルを確認する。
『アンデット』
概要 自分が死ぬ直後に唱えるとゾンビとなり、死を免れる。
取得条件 薬品『アンデット』を飲む。
『ネクロマンサー』
概要 ゾンビを従えることができる。
取得条件 薬品『アンデット』を飲む。
ウィーン…
ん?
緑の液体を飲み干すと、壁がスライドしてドアが出現。
「失礼しゃーす」
ガン!
と乱暴にドアを蹴破って部屋に侵入した。
95、※ドアは蹴破ってはいけません
「…失礼しゃーしたー」
いやいやいやいや!
いきなりボス戦は聞いてねぇよ!
一旦逃げてドアを閉め…閉め…
さっき蹴破ったから飛んでったー!!
(ドアは蹴破ってはいけません)
「おーのー!」
敵は(なんか緑の腐ってる)看守。
しかしデカい。
人じゃないほどデカい。
3メートルはあるて。
「いやぁぁぁぁ!こっち来んなぁぁぁぁ!」
とりあえずハティーを呼び出して攻撃させる。
なんなら炎の化身も出しとく。
なんなら貪食の闇も生み出しとく。
もー、そんなスキル使わせんなって。
MP枯渇するから。
など言ってると(なんか緑の腐ってる…2回目)看守が、持っていた鎖をぶん回しながら接近してくる。
「だからこっち来んなっつってんだろが!『スライムボール』!」
いや、ガチでくんな。
臭い。
しかし『貪食の闇』によって(なんか緑の腐ってる…もういいて)看守は光となった。
もう生まれてくんな。
さてさて、2つ通知きたんだよねー。
『不可視の鎖』
概要 常に身の回りに鎖を浮遊させることができる。攻撃にオートに反応し、プレイヤーを守る。鎖に攻撃されると、1分間鎖が見えるようになる。
取得条件 『ゾンビ看守』を倒した時、ダメージを受けていない。
『屍』
概要 対象の体が腐り出し、継続ダメージを与える。また『屍』で死んだ敵はゾンビとなる。
取得条件 『ゾンビ看守』を倒す。
なるほど。
ノーダメだと2つもらえるんだね。
save19
ネーム ルラ
レベル 71
職業 ナイト
武器 白雪の剣
頭 流星の髪飾り
服 純白の大天使
靴 羽の靴
アクセサリー 一匹狼 『召喚』
盾 ホワイトパール
STR 120(+80)
VIT 60(+100)
INT 20
MND 30
AGI 65(+45)
DEX 20
LUK 20
スキル
『チャージ』『受け流し』『身躱し』『斬撃波』『武器破壊』『急所狙い』『急所外し』『死神の宣告』『察知』『不意打ち』『峰打ち』『完全炎属性耐性』『炎の化身』『窮地の高揚』『爪痕』『独』『悪魔との契約』『貪食の闇』『確率上昇』『スライムボール』『軟弱化』『アンデット』『ネクロマンサー』『不可視の鎖』『屍』
ネーム ハティー
レベル 65
スキル
『爪痕』『独』『威嚇』『突進』




