第4章 やっぱりそうなるの
その後も由美さんはデートに誘ってきた。
本音は、このまま会い続けてよいのかどうか、混乱していた。
でも、同級生からは「ラブラブの仲」って思われている。先輩が1年生の教室に来る度に「行ってらっしゃーい」と無邪気に送り出される。
そしてまた同じ進行。
本気で悩んでいた。学校の先生にも相談したかった。でも、女子校の先生に相談できる内容ではなかった。
一度だけ、由美子さんに正直に打ち明けた。
「あたし、自分の下半身がいやなんです。正直いうと....お姉さんは、あたしのあこがれなんです。だから、求められたら、うれしくて、なんでも応えたいんです。お姉さんの下半身が喜んでいるならば、あたしでよければ、それに応えたい。でも、それが苦しい。辛くってたまらない」
お姉さんも戸惑っていた。そう言いながらも、お姉さんはあたしの下半身を元気にしてくれた。
「一番正直なのは、身体よ」
そんなことを言われた。それが今日の結論。
あとはいつも通り。最後にはいつも、悲しさと悔しさと罪悪感に襲われ、お姉さんには泣いて謝る。お姉さんはいつも優しくフォローしてくれるけど、あたしの自己嫌悪はますます強くなっていく。
そして、ある日の由美さんとのデート。
いつもと顔つきが全く違っていた。
「実は、....できちゃったみたいなの」
ショックだった。どう考えても、出したあたしが悪い。
そして、女子高に、女子として入学しておきながら、こんな状況になるなんて。
とにかく、あたしの不注意、意志の弱さ。泣きじゃくるしかなかった。ごめんなさい....。
あたしのバカ!あたしのバカ!あたしのバカ...。
こんなおつきあいを続けたら「やっぱりそうなるの」だよね。わかっていたことなのに。
わかっていたことなのに。
あたしのバカ!あたしのバカ!あたしのバカ...。
.....由美さん、ごめんなさい。
それ以上に、本当に...あたしのバカ!




