表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暴炎の回復術士 ~火属性ヒーラーが敵も味方も焼きまくる~  作者:
第二章 POWER LEVELING

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

98/115

98.120分食べ飲み放題

星の数ほどある作品の中からこのお話を見つけて読んで頂きありがとうございます。

少しでも楽しんで頂ければ幸いです。


・・人物紹介・・


・適正レベルパーティー

楠本健吾        Lv41  火魔法使い 元社畜廃人ゲーマーおじさん

騎士50人       Lv50  第二・第三騎士団員


・護衛パーティー

スティング       Lv90  風魔法使い 筆頭宮廷魔導士 王太子派

リリィ・ノーブレット  Lv50  聖魔法使い 筆頭聖女 勇者PTの聖女の妹

テーズ         Lv70台 風魔法使い スティングの師匠 ジジイ

コッヂ         Lv70台 土魔法使い スティングの師匠 ジジイ

スコット・スタインズ  Lv60台 第二・第三騎士団副団長 ケリーの側近 リックの弟


マナ          Lv50 風魔法使い スティングの弟子兼秘書 双子の姉

ナミ          Lv50 水魔法使い スティングの弟子兼秘書 双子の妹

第三騎士団の最後の一人がレベル50に到達し鉱山のダンジョン前の野営施設はお祭り騒ぎになった。


時刻はちょうど日の暮れた夜の19時ごろ。


城から派遣されてきた魔法施設の料理長たちが腕を振るい、施設全員で宴会が始まる。


騎士団員はエール一杯だけ許可され大喜び。

皆もエールを手に持って待機する。


そして副団長スコットの短い祝辞の後、ついに始まった制限時間120分の食べ呑み放題。


終わったら野営施設を最低限残して撤収する予定である。


開始30分で料理がほぼ食べ尽くされテンションが落ちかけていた所にスティングが、


「王太子殿下からの差し入れ」


と言って追加の肉や食べ物を魔法のカバンから取り出すと大歓声が上がった。


同時に出されたBBQセットで健吾と料理長が肉を焼き始めると皆のテンションはMAX状態。


瞬時に長蛇の列が形成された。


肉や野菜を焼きまくりある程度列がさばけた後、料理長が自分の魔法カバンからある物を取り出した。


それは特注の鉄板と小麦粉を練って作った「麺」。

健吾とヒゲの料理長はニヤリと笑い、健吾の方のBBQセットの上に鉄板を乗せる。


そして軽快に麺、野菜、肉を焼き、最後に改良したとんかつソースをぶっ掛けた。


じゅわああああ!!


ソースのたまらない香りが広がり、周りの騎士たちも鉄板に釘付けになっている。


「そ、それは何ですの?まさか、新作・・・っ!?」


美味しそうな香りに引き寄せられたリリィが尋ねる。


「そんな大層なものではないですが、僕の世界ではお祭りの時によく食べる「焼きそば」と言う料理です。美味しいですよ。」


そう言って出来立ての焼きそばを渡す。

目を輝かせながら上品に麺をすすり、肉と野菜も一口食べる。


「はわあああ、美味しいですわあ!」

「「「おおおおー!」」」


聖女様のトロケ顔で全員のテンションが再点火し、またも長蛇の列が作られる。


出来立ての焼きそばを一人ひとりにリリィが手渡ししてくれるので、まるで大人気アイドルの握手会みたいになってしまった。


「何をやっとるんじゃアイツらは・・・。」

「一番の功労者がまだ働いとるわw」


テーズたちはスティング、スコットたちと同じテーブルでガッツリ飲み食いしながら笑っていた。


そこへリリィがマナ、ナミと共に焼きそばを持って来てくれたので一口食べる。


「うほおお、美味いのう!」

「これはエールが止まらん!」

「美味しいですねぇ。」

「城の料理のように上品ではないが、これは庶民にウケそうな味だ。」


と、テーズたちにも絶賛され宴はさらに盛り上がる。

その間にも健吾はひたすらに焼きそばを作り続けていた。


満面の笑みで。


「うほwこっわw」

「アイツマジで世話焼きが好きなんじゃのう。」


「自分のレベルアップを呪いの指輪で止めて騎士たち・・・言うなれば他人のレベル上げを嬉々としてやってくれましたからね。」


「な、何か改めて聞くとなかなかにぶっ飛んでるのぅ・・・。」

「アイツが言うには、異世界でも同じ事して「世話焼きママン」と呼ばれてたそうじゃ。」


「ま、ママン?」

「オカンの事じゃろな。」

「な、なるほど。」


焼肉と焼きそばをかっ喰らいながら健吾の話に花が咲くテーズたち。


このテーブルの魔法使いたちが、若くて屈強な騎士団員の2~3倍食べたところで時間となる。


「そろそろ終わりますよ。皆片づけを始めてください。」

「よーし、騎士団は荷物を馬車に乗せろー!」


鉱山のダンジョンは近くに村も無く辺鄙なところにあるので宿泊所として野営施設をある程度残し、ギルドに管理してもらうらしい。


「帰ったら殿下からお話があるそうですよ。」

「あっ、はい、分かりました。」


「今度は60か70まで上げてくれって言われそうじゃなw」

「いやいや今度は魔導士団じゃろ。あいつら引きこもって研究しかせん。」


「そうですね、魔法使いの対象者は少ないのですぐ上がりそうですよ。明日からやりますか?」


「ええー、ワシもう飽きちゃったぁ。」

「まだやるんか・・・お前さんはしばらく魔法禁止じゃ。」

「ええー・・・。」


せっかく城に帰れるのに明日からまたレベリングしようとする健吾に心底呆れたテーズたち。


「では後は任せましたよ。お先に。」


スコットたちに施設を任せ、スティングの飛行魔法で飛び立つ。

それを荷運びをしていた騎士たちが気付いて手を止め、全員敬礼の後に手を振ってくれていた。


みるみるうちに鉱山前の灯りが小さくなっていくのを見ながら、健吾はすべてやり切った満足感と共に、1か月暮らした場所を離れる切なさを感じでいた。

滞在している国、ゴールドランドにある8つのダンジョン


低級ダンジョン

南の森ダンジョン  Lv20 ゴブリン・狼系    王都から南へ1時間

国立墓地ダンジョン Lv20 アンデッド系     王都から南東へ30分

川沿いのダンジョン Lv20 スライム・動物系   王都から南西へ2時間


中級ダンジョン

深森のダンジョン  Lv40 亜人・動物系     王都から東へ1日

鉱山のダンジョン  Lv40 昆虫・爬虫類系    王都から西へ1日

草原のダンジョン  Lv50 亜人・動物系     王都から西へ2日


上級ダンジョン

湖畔のダンジョン  Lv60 水棲亜人系      王都から北へ2日

廃城のダンジョン  Lv70 アンデッド系     王都から北へ3日



騎士団のレベルと人数


第一騎士団 所属人数 約620人 (肩書だけの役職20人)

レベル20台300人 30台100人 40台70人 50台20人 60以上10人


第二騎士団 所属人数 約1000人 

レベル20台~40台 0人 50台970人 60以上30人


第三騎士団 所属人数 約2000人

レベル20台~40台 0人 50台1980人 60以上20人



もし気に入って頂けましたら評価・イイネ等、よろしくお願いします。

抜け毛が減ってハゲみになります。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ