83.念願の呪い
・・人物紹介・・
・適正レベルパーティー
楠本健吾 Lv41 火魔法使い 元社畜廃人ゲーマーおじさん
リリィ・ノーブレット Lv46 聖魔法使い 筆頭聖女 勇者PTの聖女の妹 +2up!
婦長さん Lv39 聖魔法使い 療養塔の婦長 +8up!
新人さん Lv37 聖魔法使い 聖女見習い 療養塔で修行中 +8up!
マナ Lv42 風魔法使い スティングの弟子兼秘書 双子の姉 +5up!
ナミ Lv42 水魔法使い スティングの弟子兼秘書 双子の妹 +5up!
キョウコ Lv50+ 宮廷魔導士団序列3位 研究派 引きこもり
・護衛パーティー
スティング Lv90 風魔法使い 筆頭宮廷魔導士 王太子派
スコット・スタインズ Lv60+ 第二・第三騎士団副団長 ケリーの側近 リックの弟
ブライス Lv50 宮廷魔導士 火属性魔法使い +1up!
アルバート Lv50+ 第二騎士団員 盾防御スキルが優秀
アラン Lv50+ 第二騎士団員 盾防御スキルが優秀
金色の指輪をスティングに返し赤い宝石の指輪をはめると、先程と同様に魔力が流れ込んでくるのを感じた。
身体や体力系のデバフは感じられず、やはり何の呪いなのか分からない。
「大丈夫ですの?」
「ええ、何ともないですね。では魔法撃ってきますね。」
穴に向かって歩いて行き、底が見える地点に着くやいなや業火を撃つ。
(おおー、やっぱり魔法名言わなくても撃てるなぁ。)
「ギィイィイイイイイ!!」
「ギシャアアアア!!!」
群れを殺され興奮した大ムカデたちが暴れまわっている所に投下したのでさらに多数に燃え広がる。
また一発で50匹ほどが倒れ、物凄い経験値が適正パーティーに入ってくる。
「あわわわ、またすごく上がりました・・・!」
「ひいい・・・。」
婦長さんと新人さんは何もせずにボコボコ上がるのが怖くて、抱き合って震えていた。
マナとナミは自分のステータスを見ながらお互いに嬉しそうな顔。
「ケンゴさんは・・・どうですの?」
「えーっと・・・。」
簡易鑑定で自分のステータスを確認する健吾。
「お・・・、おおおおお!!」
「レベル・・・上がってません!これはやっちゃいましたよおお!!」
「やっちゃいましたのおおお!?」
「そうですよおおお!!」
「いいですね!経験値が完全にゼロなのか、少しだけに減らされてるのか・・・。続けて攻撃してみてください。」
リリィと二人で興奮している横でスティングが冷静に分析してくれている。
「了解しました、もう2~3発撃ってみます。」
許可が出たのでさらにポイポイと業火を底へ放り込む。
怒り狂って動きの速くなった大ムカデたちにこれでもかと言う位に火がぶっかかり、モリモリと倒されていく。
(うはwww気持ちいいwwwwおkwwww)
草を生やしまくりすっかり戦闘狂に染まっていく健吾。
「ケンゴさんその辺で!どうですか?レベルは。」
「おおっと・・!」
3発分の延焼しまくりの火を消してステータスを確認する。
「おおー!やっぱり上がってません!獲得経験値ゼロなのか、とてつもなく少ないかのどちらかでしょうね。」
「なるほど!その減った分のケンゴさんの経験値がパーティー員に分配されている感じですね。皆のレベルの上りがかなり早い。」
「わたくしももう2つ上がりましたわ!」
「えっ、私ももう8つも・・・!」
「ひゃああ・・・!」
健吾の獲得した経験値をパーティー全員に配るので健吾の経験値はゼロか極小。
呪いの指輪の効果は一番望んだものだったので健吾もスティングも大喜び。
「あ、僕も上がりました。レベル50です。」
「おおおー、おめでとうございます!」
加えてブライスも50になり、この狩場を卒業となった。
「ブライスがパーティー抜けたら6人になりますね、しまった、あと一人誰か連れてくるんだった。」
パーティーに1枠空きが出来る事を悔しがるスティング。
彼ももう立派な効率厨になっていた。
「ブライスはこの先も協力してくれそうですが、キョウコ、あなたは絶対来ないと思うのでパーティーに入りなさい。」
「ええー!?」
「あ、あはは。」
「ボスのレベルを10以上離れた者がパーティーに居るとどれだけ獲得経験値が減るのかも検証できますからね。」
スティングに急かされて嫌々パーティーに入るキョウコ。
「これでケンゴさんが50になる可能性が限りなく低くなりましたね。まさか呪いの指輪がこんなに役に立つとは・・・。」
「さぁ、これから休憩を挟みつつドンドン倒していきましょう。」
「「おおー!」」
「くくっ、あえて言おう!・・・カリノ・・ジカンダ・・・っ!!
まだまだ沸いてくる大ムカデたちに上から業火を投げ入れる簡単なお仕事、と作業化認定した健吾による一方的な虐殺ショーが始まる。
ゴールドランドにある8つのダンジョン
低級ダンジョン
南の森ダンジョン Lv20 ゴブリン・狼系 王都から南へ1時間
国立墓地ダンジョン Lv20 アンデッド系 王都から南東へ30分
川沿いのダンジョン Lv20 スライム・動物系 王都から南西へ2時間
中級ダンジョン
深森のダンジョン Lv40 亜人・動物系 王都から東へ1日
鉱山のダンジョン Lv40 昆虫・爬虫類系 王都から西へ1日
草原のダンジョン Lv50 亜人・動物系 王都から西へ2日
上級ダンジョン
湖畔のダンジョン Lv60 水棲亜人系 王都から北へ2日
廃城のダンジョン Lv70 アンデッド系 王都から北へ3日
騎士団のレベルと人数
第一騎士団 所属人数 約620人 (肩書だけの役職20人)
レベル20台300人 30台100人 40台70人 50台20人 60以上10人
第二騎士団 所属人数 約1000人
レベル20台200人 30台500人 40台200人 50台70人 60以上30人
第三騎士団 所属人数 約2000人
レベル20台500人 30台1200人 40台200人 50台80人 60以上20人




