表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
暴炎の回復術士 ~火属性ヒーラーが敵も味方も焼きまくる~  作者:
第二章 POWER LEVELING

この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
61/123

61.超効率会議

https://x.com/talkback2278/status/2010649942818525538


友人が作ってくれたあらすじ紹介の動画です。

Xに載せてますので是非どうぞ

「殿下も国立墓地のダンジョンに付いて来てたんですか?」

「いや、諜報部・・・んー、君の言ってた「王の影」の方がかっこいいな。こっちにしよう。」


「えええ・・・いいんでしょうか・・・。」

「まぁ・・・殿下の言う事ですから・・。」


かっこいいから、と組織の名称を勝手に変えてしまう王太子殿下の超ド級権力。


(まぁ多分決定権は王様にあるんだろうけど。うまく説き伏せそうで怖い・・・。)


そんな心配をよそにケビンはにっこにこで語る。


「ダンジョンは馬車の後ろに王の影がいてね、逐一魔道鳩で報告をもらってたよ。」

「あ、そこは鳩なんですね。」


「うん、他に便利な連絡手段がなかなか開発できなくてね。」

「いい魔道具を作ってもらおうと魔法研究施設に多額の援助をしてるんだけどね。」


悪戯っ子のようにスティングの方を見るケビン。

スティングは動じず、澄ました顔で紅茶を飲んでいる。


「おおっと、また話が逸れた。」


(もう楽しんでやってるだろこの人www)


逸れる話にも嬉々として答えてくれるので心の中で草を生やしてしまう健吾。


「しかしほんとにゴリ押しで周回するんだねぇ、報告を聞いて面白すぎて何度現地に行こうと思った事か。」


「やめて下さい殿下。側近が血相を変えて探してしまいます・・・。」

「だろうね。だから我慢したよ。」


「ただ帰り際のケンゴ殿が納得した顔じゃなかったようだった、と報告が来てね。なのでスティングを呼び出して僕はここで待ってたのさ。」


「な、なるほど・・・。そんな不満顔してましたかね・・・してたな・・・。」


「まぁ僕ら騎士団にとっては、例え低レベル者育成とはいえ1日で5つも上げてくれるなんて偉業なんだけどね。平均レベルの底上げに大貢献してくれて本当にありがたいんだけど・・・。」


「・・・ケンゴ殿は、まだ、足りないんだろう?」


ニヤリと笑うケビン。便乗してニヤリとするリリィ。

普通はいかにも腹黒王太子!的な笑いになるのだろうが、今のケビンは好奇心の方が勝っていて、子供のような笑顔だった。


(見える・・・殿下と聖女様に犬の耳としっぽが見える・・・。)


ぶんぶんとしっぽを振る大型犬と小型犬の幻覚を見ながら見直し案を話す。


「そうですね、婦長さん達を安全にレベル上げした後にやろうと思ってましたが。」


テーブルから体を乗り出し、内緒話をするように誘うとケビンとリリィも体を乗り出してテーブル中央付近に3人の顔が集まる。


「もうやっちゃおうと思います。」

「やっちゃうのかい。」

「やっちゃうんですのね。」


ノリの良い二人は小声で応えてくれた。

スティングは全く関与せずに紅茶を飲んでいる。


「超効率体制で行こうかと。」

「超効率!んんん~いいねえええ!ワクワクするよ!」

「そうですわねぇ!(分かってない)」


ケビンの実に楽しそうな顔と、リリィの満面の笑み。

スティングと顔を見合わせ苦笑する。


「方法は簡単です、今日のメンバー構成を3・・・いや、4パーティー募って頂けますか。」


「今日の14回の討伐で、ヒーラーはパーティーに居なくても問題ないと分かりました。」


「なので代わりに高レベル者さんを4名から5名に変更して護衛力を上げ、適正パーティーの7人は全員騎士さんで埋めましょう。」


「そしてダンジョンに入る時に僕が火の回復魔法を掛ければ、道中もボスでも大事故の確率は減ると思います。」


「最初に全パーティーでボス部屋前まで行き、3パーティーはそこで待機。最初にボス部屋に入り討伐後10分でボスと魔物が沸くので次のパーティーがボス部屋へ入り討伐。」


「ボスの最初の一撃は怖いですが、それを高レベル者さんに防いでもらい、騎士さん7人が自分の一番強い攻撃スキルを撃てば倒せると思います。」


「最初のパーティーはボス討伐後入口に戻り、すぐにダンジョン入りボス部屋を目指します。」


「これをローテーション・・繰り返す事で10分に1度、ボスが沸いて即討伐出来るようになります。」


「ほおおおお!」

「なるほど。」

「すごいですわぁ!(分かってない)」


ケビンはすごく嬉しそうだ。もしかしたら明日ダンジョンに付いて来るかもしれないほどに。


「一定の理解が得られた所で、安全の為にさらに細部を練っていこうと思います。」

「いいねえ!」

「了解です。」

「分かりましたわ!(本当に?)」


異世界人、王太子、筆頭魔導士、聖女、と目立ちまくりだったが、事前にスティングが盗聴防止の魔法を掛けてくれていたので会話が外に漏れることは無かった。


こうして中庭で1テーブルを占拠しての超効率会議は夜遅くまで続いた。

・・人物紹介・・


楠本健吾        レベル24  火魔法使い 元社畜廃人ゲーマーおじさん

リリィ・ノーブレット  レベル31  聖魔法使い 筆頭聖女 勇者PTの聖女の妹

婦長さん        レベル23  聖魔法使い 療養塔の婦長

新人さん        レベル21  聖魔法使い 聖女見習い 療養塔で修行中

騎士さんx4人     レベル20台後半 第二騎士団員 最初のレベリング参加者


スティング       レベル90  風魔法使い 筆頭宮廷魔導士 王太子派

ケビン・エーリック   レベル??? 第一王子 王太子 第一騎士団長

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ