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暴炎の回復術士 ~火属性ヒーラーが敵も味方も焼きまくる~  作者:
第三章 反撃開始

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114/116

114.森の結界周り制圧

星の数ほどある作品の中からこのお話を見つけて読んで頂きありがとうございます。

少しでも楽しんで頂ければ幸いです。


新章始まります。


・・人物紹介・・


楠本健吾        Lv53  火魔法使い 元社畜廃人ゲーマーおじさん

スティング       Lv90  風魔法使い 筆頭宮廷魔導士 王太子派

リリィ・ノーブレット  Lv53  聖魔法使い 筆頭聖女 勇者PTの聖女の妹

テーズ         Lv71  風魔法使い スティングの師匠 ジジイ

コッヂ         Lv71  土魔法使い スティングの師匠 ジジイ


辺境伯         Lv71

「どうかな、シン殿。お分かり頂けただろうか。」


「まぁ私も初めて見た時は思考が止まったよ。」


「そ、そうですね・・・。」


辺境伯が苦笑いしながら話す。

シンは開いた口がそのままだ。


二人の視線の先には新しく前方に築いた土壁周りを飛ぶジジイ二人と異世界人。


そしてゆっくりと左へ飛びながら土壁をモリモリと地面から作って繋げていく。


「な、なぜあの速さで壁が築けるのだ!数回も唱えればすぐに魔力が枯渇するほどの上級魔法だぞ!?」


「ですなぁ、・・・だが枯渇せずに壁を作り続けている。」


「答えはあのケンゴ殿だよ。彼が魔力譲渡をしている。」


「魔力譲渡?た、確かにそれがないと連続で唱えられないが・・・。」


「いや、そもそもケンゴ殿の魔力量どうなってるんだ?おかしいだろう!?」


「なんでも魔力操作レベルがMAXらしいぞ。魔力回復量も回復速度も桁違いだそうだ。」


「MAX・・・!?」


コッヂが次々に土壁を構築できるのは、健吾の多大なる魔力貢献あってこそか、とシンが気付く。


「こ、この国はとんでもない人間を召喚されましたな・・・。」


「うむ。我らの戦い方の根本から違いますからな。高レベル魔法使いの能力を存分に活かして有利な状況を作ってくれている。」


「ま、まぁ・・・普通はこんな魔法の使い方しないからな・・・。」


驚きと呆れの中間位の顔をして見守る二人。


その間にジジイたち3人はおよそ4~500メートルもの長さにまで土壁を伸ばしていた。


「お疲れ様です、では新しく作った土壁の右部分を、森の土壁に引っ付けましょう。」


「そして軍の皆さんは新しい土壁の方に移動してください。」


「お、おお・・・本当にエルフの森まで壁を伸ばしていくのか・・・!?」


シンはまだ信じられない様子で聞いてきた。


「はい。この場所から西のエルフの森の周りを全て壁で囲みます。」


「な、なんと・・・!」


「ただ道中には多くのアンデッドがいるのでシンさんもご協力お願いできますか?」


「分かった。我らの森の為に尽くしてくれる君達に喜んで協力しよう。」


シンは協力を約束し、その事を報告する為に森へ飛んで帰っていった。


そしてすぐに帰ってきたので作戦会議。


「シンさんは飛行魔法使えるから風魔法使いですよね?」


「うむ。レベルもスティング殿と同じ位の風魔法使いだ。」


「なるほど、ではシンさんとスティングさんで、エルフの森近くのアンデッドの退治をお願いします。」


「コッヂさんと僕は壁の上で伸ばす作業を続けて、エルフの森を壁で囲みます。」


「テーズさんは壁の東側のアンデッド、特にアーチャーを優先的に倒してください。」


「おう!了解じゃ。」


「辺境伯軍の皆さんは壁の西側、エルフの森方面のアンデッドが一掃されたら東側、堀のある方のアンデッドを攻撃するようにしてください。」


「分かった。伝えよう。」


辺境伯の同意も得て早速行動開始。


まず健吾が大炎の竜巻(ファイアーストーム)を発現させ、空中のスティングに操作してもらう。


スティングに教わりながらシンが二つ目のファイアーストームを操り始める。


二つの火の竜巻でこの場所からエルフの森までアンデッドを掃除していき、その間にコッヂが壁を延伸。


壁の左側(西側)はスティングとシン。

壁の右側(東側)はテーズ


と、アンデッドがまだうじゃうじゃいる所へ一直線に壁を築きながら3つの火の竜巻で近寄らせず退治しまくるというゴリ押しが始まった。


「うおおお!!これは・・・痛快だ!!」


ファイアーストームの操作を覚えたシンは風を送り込んで威力を増大させ、高速移動させてアンデッドをガンガン吸い込んで倒していた。


自分自身は弓の届かない位の高い場所にいるのでリスクゼロ。


「あれだけ鬱陶しかったアンデッド共をこんなに簡単に・・・!」


「ふははは!圧倒的ではないか!!」


笑いながらアンデッドを吸い込んでは燃やし、あっという間にエルフの森の入り口まで駆逐していく。


それを見た結界内の森にいるエルフ達が驚く。


「見ろ!シンが火の竜巻を操ってアンデッドを一掃している!」


「「おおお!?」」


シンに続きスティングが現れ、結界より少し遠い場所のアンデッドを掃除していく。


たった二人でエルフの森の結界周りにいたアンデッドは完全に駆逐された。


それだけでも驚きなのに、新領都の森方面を見ていたエルフが声を上げる。


「か、壁が来たぞ!!」


「おおお!!?」


一斉にエルフ全員が右側を見る。


するとでかくて厚くて高い土壁がこちらに向かってモリモリと築かれて来ているのが見えた。


「あれがさっきシンが言っていた壁!?」


「な、なんだあれは!?」


土が地面から盛り上がり、壁になっていくのだが、とてつもないスピードで築かれていくので、上級魔法使いの多いエルフでもさすがに面食らっていた。


そしてコッヂ達の作る土壁が驚くエルフ達の目の前を通り過ぎて行き、エルフの森を完全に囲い込む。


すると森から大歓声が起こり、多数のエルフ達がこちらに向かって飛び出してきた。

現在攻略中のダンジョン


廃城のダンジョン  Lv70 アンデッド系     王都から北へ3日  今ココ



もし気に入って頂けましたら評価・イイネ等、よろしくお願いします。

抜け毛が減ってハゲみになります。

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