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暴炎の回復術士 ~火属性ヒーラーが敵も味方も焼きまくる~  作者:
第三章 反撃開始

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113/115

113.森のエルフ

星の数ほどある作品の中からこのお話を見つけて読んで頂きありがとうございます。

少しでも楽しんで頂ければ幸いです。


新章始まります。


・・人物紹介・・


楠本健吾        Lv53  火魔法使い 元社畜廃人ゲーマーおじさん

スティング       Lv90  風魔法使い 筆頭宮廷魔導士 王太子派

リリィ・ノーブレット  Lv53  聖魔法使い 筆頭聖女 勇者PTの聖女の妹

テーズ         Lv71  風魔法使い スティングの師匠 ジジイ

コッヂ         Lv71  土魔法使い スティングの師匠 ジジイ


辺境伯         Lv71

「この壁すんごい伸びるんじゃな・・・。」


テーズがコッヂを浮かせて飛行しながら土壁の変化に気付く。


「そらそうよ、高さと重さはあるが柔軟性が無いとこんな長い壁が前進なんてできんじゃろ。おーん。」


コッヂは魔力操作で長いロープをイメージし、土壁がある程度曲がるようにしていた。


突出して進む中央部分の土壁に合わせて、左右の壁もついて来る。


硬い土壁の見た目なのに柔らかく曲がって移動もする、この状況を知らない人に話して、もちょっとやそっとじゃ信じてもらえない光景だろう。


「地面に置かれた長いロープの真ん中をつまんで持ち上げるイメージじゃ。」


「なるほど分からん・・・全く、なんかお前も異世界人に発想が似てきたのう・・。」


「なんか色々すいません・・・。」


二人のやり取りを聞きながらこっ恥ずかしくなる健吾。


「まぁそのおかげでこんな意味分からんくらいヌルヌル動く土壁が出来たんじゃからヨシ。」


「とりあえず端から端まで壁を全部前進させるぞい。前進させて森を全部囲んでしまえばもう入ってこれん。」


そこから長い土壁をひたすら前進させまくり、森を完全に壁で隠す事が出来た。


廃城からの視点だと、森への道どころか森全体が壁に覆われて見えなくなっており、突然とてつもなく長い城壁が現れたように錯覚するだろう。


そしてそれに気付いた者が早速やって来た。


森のエルフである。


「な、なんだこれは・・・!?」


男のエルフが長いストレートの金髪をなびかせて、飛行魔法でエルフの森から一瞬で飛んできた。


レベル70で覚える飛行魔法は人間ではこの国に3人しかいないらしいので、それだけで相当レベルが高い事が分かる。


(おおおお!?初めてのエルフさん!い、イケメンすぎる・・・!)


(殿下やスティングさんみたいな人間のイケメンとはまた違う尊さがあるんだなぁ。)


同性であっても惹かれてしまうほどの美形エルフ。


最初に辺境伯と挨拶し、気さくに話し始めるのを横で見ながら男エルフに見惚れていた。


「このとんでもない長さの壁はコッヂ殿が?」


「ああそうじゃ。そこの異世界人にな、魔法の考え方を根っこから変えるよう言われてな。」


「んで、やってみたら出来た。」


「ん、んん・・?」


怪訝な表情をしながら健吾を見つめる男エルフ。


「ほう、異世界人・・・。初めまして、森のエルフのシンと言う。」


「あ、初めまして、楠本・・・、ケンゴ・クスモトと申します。」


「エルフの長の3番目の子で魔法使いたちを率いている。何やら魔法の考え方が違うとか聞いたがどう言う事だろうか?」


表情は可もなく不可もないものに戻ったが目は笑っていないように見える。


(おおーさすが弓と魔法特化のエルフ!魔法に対するプライドなのかな?めっちゃ食いついて来る!)


何が違うんだ早く説明しろ早く見せてみろ、と顔に書いてありそうな表情で健吾をガン見するシン。


「あー、説明したいのですが、まず先程打ち合わせた作戦を実行してもらいますので、そちらを見てもらえますか。」


「ん?作戦?」


「いいかのう?では出すぞい!・・・ぬうううん!!」


良く理解していないシンの横でコッヂが土壁のさらに前方に土壁を築いた。


「お、おお・・、大地神の壁(アースウォール)ですな。しかし・・・なぜこの壁の前にまた壁を?」


高さ8メートル、横に10メートルほどの土壁を見て尋ねる。


「これをな、エルフの森の前まで伸ばしていくんじゃ。そうすりゃ森の結界維持の為に大量の魔力を使わなくても良くなるじゃろ。」


「は、はああ!?こ、この土壁を森まで伸ばす?・・・ここから!?」


「伸ばした結果がこっちの森の土壁じゃ。どうじゃ、凄いじゃろ?」


「い、いや、確かに凄いが・・・。で、では壁を伸ばすというのをやってみてくれ。純粋に見てみたい。」


土壁をエルフの森まで伸ばす計画に驚いたシンだが、実際に数キロもの土壁が森の前に完全に立ち塞がっているのを見ているので信じるしかなかった。


「まぁ要は壁を作って上から攻撃できるようにするだけじゃ。そうすりゃエルフ達も森から出てこれるじゃろ。」


「確かにエルフは弓と魔法が主体で遠距離攻撃は得意だ。高い壁を森の前に築いてくれるなら十分に役に立つだろう。」


「よおおし!!じゃあいっちょ壁伸ばし始めるか!」


気合を入れたテーズが飛行魔法でコッヂと健吾を新しく作った土壁に移動させ、壁の量産態勢に入った。

現在攻略中のダンジョン


廃城のダンジョン  Lv70 アンデッド系     王都から北へ3日  今ココ



もし気に入って頂けましたら評価・イイネ等、よろしくお願いします。

抜け毛が減ってハゲみになります。

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