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暴炎の回復術士 ~火属性ヒーラーが敵も味方も焼きまくる~  作者:
第三章 反撃開始

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109/116

109.お掃除開始

星の数ほどある作品の中からこのお話を見つけて読んで頂きありがとうございます。

少しでも楽しんで頂ければ幸いです。


新章始まります。


・・人物紹介・・


楠本健吾        Lv50  火魔法使い 元社畜廃人ゲーマーおじさん

スティング       Lv90  風魔法使い 筆頭宮廷魔導士 王太子派

リリィ・ノーブレット  Lv50  聖魔法使い 筆頭聖女 勇者PTの聖女の妹

テーズ         Lv70台 風魔法使い スティングの師匠 ジジイ

コッヂ         Lv70台 土魔法使い スティングの師匠 ジジイ


辺境伯         Lv70台

クルクルと螺旋を描きながら空中を進んでいた火が、獲物を見つけた鷹のように垂直に地上に降りて行く。


そして地面に接した瞬間、ゴオオオ!と大きな炎の竜巻になりアンデッドたちを飲み込んだ。


「おお!でかい!!」

「っ!!」


テーズが驚きの声を上げた。

さらにスティングが竜巻に風を送って大きくする。


健吾が魔力を限界まで高めて撃ったファイアーストームは他の火魔法使いのよりも倍以上大きくなっていた。


「さらにいいい!もうひとおおおつ!!!」


1発目を撃った後すぐに詠唱をしていた健吾が2発目を放つ。


「テーズさん頼みます!!」


「おおう!!」


スティングから距離を取ったテーズが地上に群れているアンデッドの真上で待ち構える。


テーズの手前まで来た螺旋の動きをする細長い5mほどの蛇のような火。


その火がテーズの風魔法の導きによって地上に向かって一直線に落ちて行く。


そして先程と同じように地面に当たった瞬間にドでかい炎の竜巻になった。


「くはあああ!こんな世界を破滅させそうな魔法がたったレベル50とは恐ろしいのぅ!」


「それに・・・ふんっ!」


攻撃に全振りした火魔法の凄さ、そしてまだ上の魔法がいくつも存在している事に冷や汗が流れながらも笑いが止まらないテーズ。


そしてテーズが空中から風魔法を竜巻に流し込むと炎の勢いはさらに強くなる。


「火と風で協力できるとか反則じゃろ。」


2つのファイアーストームが下にいるアンデッドを物凄い火力で包み、高い防御力と魔法抵抗を誇る高レベルアンデッドたちも10秒持たずに倒れていく。


「おおお!これは凄い!!」


辺境伯が森の中で燃え狂う2つのファイアーストームに驚嘆の声を出す。


「しかしあのような火魔法を連発できるのか?無理をしてはいかんぞ。」


「あ、いえ。あの2つで終わりです。」


「は、はぁ!?」


確かに森の木々よりも高く渦巻いているファイアーストームだが、それは森の中の小さな一部分であり、それ以外の場所にはまだアンデッドがうようよいる。


なので3発4発と撃っていくのかと聞くともう撃たないと言う。


「ど、どういう事だ?これで終わるには早すぎると思うのだが・・・。」


方針が全く分からない辺境伯が尋ねる。


「もったいぶる真似をしてしまってすいません。」


「でも間もなく分かります。」


そう言って健吾がスティングとテーズを指差す。


「・・・ん?」


炎の竜巻の中に捕らわれたアンデッドたちを全て討伐するのを上空から見ていたスティングが詠唱を始め、また竜巻の中に風魔法を放つ。


そして、


「こうですかね。」


と言うと、竜巻がゆっくりと動き始めた。


同時にテーズも、


「ぬううううん!!」


と威勢を発した後、竜巻をゆっくりと動かした。


そして二人でファイアーストームを移動させながらアンデッドを掃除機のように吸い込んでいく。


「うっ、動いたっ!!?」

「おおール〇バみたいですねぇ。」


驚く辺境伯と全自動掃除ロボみたいだと茶化している健吾。


「いやー、実はここに来る前に鉱山のダンジョンでレベル50になってファイアーストームを覚えたのですが、その後の試し撃ちをしていると風魔法にも竜巻魔法があるという話になりまして。」


「じゃあ風魔法の竜巻を火の竜巻に入れたら、風魔法として動かせるんじゃね?って二人がやってみたら動かせたんですよね。」


「そ、そうなのか!?」


「はい、なので私が火の竜巻を作り、それをスティングさんたちが風魔法で動かしてアンデッドを殲滅しましょう、となりました。」


「お、おお・・・。」


あまりの規格外な魔法の使い方に辺境伯は理解が追い付いていない様だった。


「そして温存した分の私の魔力をコッヂさんに譲渡しながら前進します。」


「わ、分かった!全軍壁を降りて前・・・!」

「あ、降りなくても大丈夫です!」


「む!?」


「行きましょうかコッヂさん!」

「おおう!ワシに任せとけぇ!!」


そう啖呵を切るとコッヂは辺境伯軍が全員登っている土壁をゆっくりと森方面に動かした。


「「「おおお!!?」」」


動いて進む土壁に動揺する辺境伯たち。


「これから南の山と北の端の土壁は動かさずに、森の真ん中を通る一本道辺りの壁を前に動かしていきます。」


「分かり易く言うと、森を半円状に囲んでいる土壁を、両端は固定したまま真ん中だけ前に動かして進んでいき、逆半円状にしていこうって感じです。」


「これなら下に降りて接近戦をせずとも比較的安全に、かつ森を奪還していけるとおもいます。」


「そ、そんな大規模な事が出来るのか・・・?」


「単に土壁を移動するだけだからできますぞ!まぁゆっくりですけどな!がっはっは!」


いままでの辺境伯軍では出来なかった規格外の魔法の使い方にもう何も言えなくなってしまった辺境伯。


スティングたちが上空からファイアーストームを操作して掃除機のようにアンデッドを吸い込みまくり、

アンデッドが減った場所を土壁ごと前進させて奪っていく。


「壁の上の皆さんは矢に注意しながら堀に落ちたアンデッドを最優先で狙ってください。」


「堀で燃えている業火でダメージは与えていますが倒すには時間がかかるのでお願いします。」


「わ、分かった!」


辺境伯の指示が伝わり、ゆっくりじわじわと堀と土壁が前に進みながらアンデッドを堀に落とし、そこを全員で一斉射し、かなりの数が狩れるようになっていった。

滞在している国ゴールドランドにある8つのダンジョン


低級

南の森ダンジョン  Lv20 ゴブリン・狼系    王都から南へ1時間

国立墓地ダンジョン Lv20 アンデッド系     王都から南東へ30分

川沿いのダンジョン Lv20 スライム・動物系   王都から南西へ2時間

中級

深森のダンジョン  Lv40 亜人・動物系     王都から東へ1日

鉱山のダンジョン  Lv40 昆虫・爬虫類系    王都から西へ1日

草原のダンジョン  Lv50 亜人・動物系     王都から西へ2日

上級

湖畔のダンジョン  Lv60 水棲亜人系      王都から北へ2日

廃城のダンジョン  Lv70 アンデッド系     王都から北へ3日  今ココ



騎士団のレベルと人数

第一騎士団 所属人数 約400人(再編成中)

レベル20台200人 30台100人 40台70人 50台20人 60以上10人


第二騎士団 所属人数 約1000人 

レベル20台~40台 0人 50台970人 60以上30人


第三騎士団 所属人数 約2000人

レベル20台~40台 0人 50台1980人 60以上20人



もし気に入って頂けましたら評価・イイネ等、よろしくお願いします。

抜け毛が減ってハゲみになります。

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