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暴炎の回復術士 ~火属性ヒーラーが敵も味方も焼きまくる~  作者:
第三章 反撃開始

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108/115

108.攻勢&新魔法

星の数ほどある作品の中からこのお話を見つけて読んで頂きありがとうございます。

少しでも楽しんで頂ければ幸いです。


新章始まります。


・・人物紹介・・


楠本健吾        Lv50  火魔法使い 元社畜廃人ゲーマーおじさん

スティング       Lv90  風魔法使い 筆頭宮廷魔導士 王太子派

リリィ・ノーブレット  Lv50  聖魔法使い 筆頭聖女 勇者PTの聖女の妹

テーズ         Lv70台 風魔法使い スティングの師匠 ジジイ

コッヂ         Lv70台 土魔法使い スティングの師匠 ジジイ


辺境伯         Lv70台

「遂に我らが渇望した反撃の機会がやって来た!」


シンと静まった周囲に響く辺境伯の声。


「悪魔の巣によって増え続けたアンデッドたちの侵攻は、王都からの友軍が築いてくれた土壁によって見事に阻止された!」


「ここからは我ら精強な辺境伯軍が愚かなアンデッドどもを一匹残らず狩り尽くす戦いとなるであろう!」


「殲滅戦を始める!」

「「うおおおお!!」」


ようやくやってきた好機、そして殲滅戦という強い言葉にテンションMAXの辺境伯軍。


辺境伯が右手を高々と挙げ、一気に森へ向かって振り下ろす。


「全軍攻撃開始!」


「おおおお!!」


合図が出るとリリィや聖属性魔法使いたちが空に向かって照明弾のような魔法を放つ。


一気に明るくなった森には押し寄せてくる大量のアンデッドの群れが視認できた。


壁の上に並んだ弓兵が銀の矢で攻撃し、魔法使いは各属性魔法を撃つ。


森の中での攻撃パターンと一緒だが、変わったのは高い場所から見渡せる圧倒的な視界。


アンデッドの動向が手に取るように分かるので、魔法使いは群れている場所に範囲魔法を撃ち込み、弓兵はアンデッドのアーチャーを確実に狙えるようになった。


剣や盾を持つアンデッドは高い壁に阻まれて攻撃手段が無く、後ろから続々とやってくるアンデッドに押されてごちゃごちゃしているだけ。


唯一の攻撃手段を持つアーチャーも上空からスティングとテーズに倒され、さらに照明魔法で明るくなった事で壁上からも真っ先に狙われるようになり、どんどん数を減らしていった。


壁上で攻撃できない騎士たちは盾役と共に弓兵や魔法使いを守り、矢を全て弾き返す。


「盾職さんのスキルすごいですねぇ。」


「防御に全振りしとるからな、攻撃を全て自分に向ける(ヘイトオーラ)スキルが凄いぞ。」


「飛んでる矢や魔法すら方向を変えさせるからな。」

「はえー、すっごい。」


健吾の近くにいる盾役がスキルを使っているのをコッヂが解説してくれた。


「高レベルの盾職のスキルはもっとヤバい。全方位からの攻撃を盾で受けやがる。意味わからん。」


「魔法と同じですよ、念動力をスキルとして使っているんでしょうね。」


「念動力?」


「魔法で言うと魔力操作ですね。火や水などを対象に当てる時に使う力です。これを人や物に使って自分に引き寄せているんでしょう。」


「な、なるほどのぅ。」


鉄壁の盾スキルのおかげでこちらの被害は皆無。

なのだが、相手もこの国最高のレベル70ダンジョンから出てきた武装したアンデッドたち。


壁上へ攻撃できないと分かると防御姿勢を取り、ダメージを減らそうとするのでスティングたちのような高レベルでないとなかなか倒せなくなっていた。


しかし倒せなくてもダメージは蓄積されていく。

そして後方からの進軍も止まらないので防御姿勢を取っていたアンデッドたちは押されて壁下の堀へ落ちて行った。


(す、すごい数。国立墓地ダンジョンのボス部屋前を思い出すなぁ。)


健吾は悪魔の巣によって異常増殖した国立墓地の事を思い出しながらコッヂに指示を出す。


「堀にも落ち始めたのでそろそろやります。森には申し訳ないですけど。」

「おう!やっちまえ!」

「構わない。どうせアンデッドによって土は汚れてしまっている。」


「・・・分かりました。」


再度辺境伯の了解を得て、火魔法を詠唱する。


業火(ヘルファイア)!」


両手に発現させた火を魔力操作によってさらに高温にし、壁の下の堀に向かって投げ入れる。


堀に落ちたアンデッドたちに命中するとたちまち周囲に燃え広がっていった。


「「ぐおおおお!?」」


しかしかなりの勢いで燃えているがなかなか倒せない。


それは業火がレベル40の火魔法であり、推定70レベル弱のアンデッドとのレベル差で魔法抵抗(レジスト)されているのが原因と思われた。


だがそこは持続ダメージが売りの最強属性魔法。

燃えている限り終わらないダメージによって徐々に討伐されているようだった。


「よし!とりあえずこの辺の堀は業火で燃やしておきますね。」


そう言って左右に走りながら業火をポンポンと投げ入れ、落ちたアンデッドが堀伝いにさらに燃え広がっていく。


「お、おお!かなり倒せてはいるが・・・。」


最初は少し喜んでいた辺境伯は、大規模攻勢とはいかない火魔法に少し落胆しているように見えた。


「あ、これはレベル40魔法の業火でも倒せるか試しただけです。」


「今から撃つ魔法が本番です。」

「そ、そうか。」


そう言って再度詠唱を開始する。


(業火は地面に沿って燃え広がる魔法。今回レベル50で覚えたのは大気を使う上級火魔法のド定番・・・。)


「杖と装備セットと魔力操作で魔力と火力をドーピング級に爆上げした新魔法いきますよおおおお!!」


ドーピング発言と共に両手を挙げた健吾の上に大きな炎が発現する。


「スティングさん!テーズさん!場所の調整お願いしますね!」


健吾の魔法に気付いたスティングたちが空中から風魔法で撃つ場所を指定する。


「行きます!!大炎の竜巻(ファイアーストーム)!!!」


健吾の頭の上から放たれた炎は細長くヘビのように伸び、螺旋を描きながらスティングの指定した場所近くへ来ると、スティングの風魔法によって移動が加速され、空から一気に地面に落ちた。

滞在している国ゴールドランドにある8つのダンジョン


低級

南の森ダンジョン  Lv20 ゴブリン・狼系    王都から南へ1時間

国立墓地ダンジョン Lv20 アンデッド系     王都から南東へ30分

川沿いのダンジョン Lv20 スライム・動物系   王都から南西へ2時間

中級

深森のダンジョン  Lv40 亜人・動物系     王都から東へ1日

鉱山のダンジョン  Lv40 昆虫・爬虫類系    王都から西へ1日

草原のダンジョン  Lv50 亜人・動物系     王都から西へ2日

上級

湖畔のダンジョン  Lv60 水棲亜人系      王都から北へ2日

廃城のダンジョン  Lv70 アンデッド系     王都から北へ3日  今ココ



騎士団のレベルと人数

第一騎士団 所属人数 約400人(再編成中)

レベル20台200人 30台100人 40台70人 50台20人 60以上10人


第二騎士団 所属人数 約1000人 

レベル20台~40台 0人 50台970人 60以上30人


第三騎士団 所属人数 約2000人

レベル20台~40台 0人 50台1980人 60以上20人



もし気に入って頂けましたら評価・イイネ等、よろしくお願いします。

抜け毛が減ってハゲみになります。

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