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暴炎の回復術士 ~火属性ヒーラーが敵も味方も焼きまくる~  作者:
第三章 反撃開始

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104/116

104.経緯と状況

星の数ほどある作品の中からこのお話を見つけて読んで頂きありがとうございます。

少しでも楽しんで頂ければ幸いです。


新章始まります。


・・人物紹介・・


楠本健吾        Lv50  火魔法使い 元社畜廃人ゲーマーおじさん

スティング       Lv90  風魔法使い 筆頭宮廷魔導士 王太子派

リリィ・ノーブレット  Lv50  聖魔法使い 筆頭聖女 勇者PTの聖女の妹

テーズ         Lv70台 風魔法使い スティングの師匠 ジジイ

コッヂ         Lv70台 土魔法使い スティングの師匠 ジジイ


辺境伯         Lv70台

辺境伯から魔物が溢れた(スタンピード)経緯と周辺の地形やアンデッドの進行状況を地図で説明を受ける。


廃城は元領都の城だったらしく、数十年前に城の地下がダンジョン化した為に遷都。

廃城は衛兵によって管理され、城下町も一部がダンジョン目当ての冒険者用の宿や娯楽施設として運営されていたらしい。


それがある日、夜のうちにダンジョンに侵入した悪魔の巣によって3階のアンデッドたちが増殖し、入口から溢れ出てきたとの事。


当初は常駐していた衛兵や騎士団に高レベルの冒険者パーティーで倒せていたのだが、昼夜問わずに湧き続ける疲れ知らずのアンデッドたちに押され始めた為、外門を閉めて城下町から撤退。


騎士団含む辺境伯軍が到着し、旧領都を取り囲んで2日、外門が開かれ出てきたのは鎧で武装したアンデッドたちだった。


スケルトンやゾンビがただ武装しただけではなく、昔騎士だった記憶があるように振舞うので明らかに魔物のレベルが上がったのが理解できた。


門から隊列を組んで出てくるアンデッドたちを倒すべく激突した辺境伯軍であったが、まるで騎士同士で打ち合いしているような強さでなかなか倒せなかった。


さらに厄介だったのが、腐食した剣や槍で斬られてしまった場合、かすり傷でも感染症が起こり重傷になってしまう事だった。


幸い聖属性魔法で治す事が出来たが、貴重な聖属性魔法使いが辺境伯軍には少なく、これ以上の損害は出せない、と近接戦闘を極力避けて遠距離攻撃主体に切り替える。


アンデッドと距離を置き弓や魔法で攻撃するが、盾や鎧で武装したアンデッドを仕留めるには時間がかかる。


聖属性を込めた銀矢の使用や、高レベルの魔法使いの冒険者たちが駆けつけて来てくれた事で一時期はかなり押し込む事に成功したが、ある時から弓を使うアンデッドが出現し、常に魔法使いが狙われるようになり、遠距離での優位性も無くなりまた押し返されてしまった。


弓を使うアンデッド、スケルトンアーチャーたちは主に5階から出現する魔物で、3階から5階へ悪魔の巣が移動した事が分かり、危険と判断した辺境伯は王都に何度も援軍要請を出す。


それを辺境伯と仲の悪かった反王派の公爵が好機と判断し、議会にて物資の支援のみに留めさせる。


結果、緩やかに侵攻されていき、新しい領都近くまで迫っている。


と、辺境伯がこれまでの経緯をかいつまんで説明してくれた。


「緩やかに侵攻、まさにこの世界の縮図のようなものよ。」


「そうですね、これがきっかけになりいずれは国ごと飲まれる事になるかもしれないのに。」


「自分の利益だけ考え、援軍派遣拒否を熱弁するアホどもはそれが国の破滅に繋がると本気で思ってないからな。」


「もし辺境伯領を突破されたら、高レベルの魔物の群れが王都だけでなく公爵領にも向かうとなぜ思わんのかね・・・。バカすぎる。」


「精強な辺境伯軍で止められなかったら貧弱な公爵領軍に止められる訳無かろうに。」


スティングやテーズたちも相当頭に来ていたようで元反王派たちをこき下ろす。


聞けば飛行魔法を持つスティングたちは特に厳しい監視を受けていたらしい。


「まぁそれでも研究施設に籠るふりをしてちょくちょく支援に行ってたがな。」


「土魔法で壁作って進行方向を邪魔する位じゃがの。」


さすがは老獪なテーズとコッヂ、スティングに監視の目を向けさせて支援に行っていた様である。


「ようやく本格的な支援に来る事が出来たんじゃ、暴れさせてもらいますぞ!辺境伯。」


「うむ、誠感謝に堪えぬ。礼の酒は特上なものを用意しておこう。」


お互いニヤリと笑い、早速スティングやテーズたちと話し合う。


経緯は聞いたので後は周辺の地形とアンデッドたちの進行状況、位置確認などを詳しく聞く。


どの世界、どの時代であっても情報が第一、戦略のための生命線だ。


地図で見ると、廃城のダンジョンのある旧領都は北にある隣国との国境に近く、国境には高い壁と要塞がある。


旧領都の西にはエルフの住む森があり、南には山、東にも森がある。

その東の森を超えた先に新領都がある。


エルフスキーの健吾の耳がピクっと反応する。


エルフは精霊魔法を使って森全体に結界を張り、コッヂの土魔法で森への侵入経路の大部分を土壁で塞いだので鉄壁の守りになっている模様。


辺境伯とは同盟を結ぶほど深い親交があり、新領都を危惧して積極的にアンデッドの数を減らしてくれているらしい。


要塞がある北、エルフが守る西の森、険しい南の山、新領都、そしてそこから南進すると王都に続く東の森。


アンデッドたちが攻めやすい東の森へ侵攻するのはある意味当然と言えよう。


地図上で情報のすり合わせを終えた後、健吾が出発前に考えていた作戦を述べる。


「すぐにでも取り掛かりたいので簡単に説明します。」


テント内の全員が神妙な面持ちで健吾を見た。

滞在している国、ゴールドランドにある8つのダンジョン


低級

南の森ダンジョン  Lv20 ゴブリン・狼系    王都から南へ1時間

国立墓地ダンジョン Lv20 アンデッド系     王都から南東へ30分

川沿いのダンジョン Lv20 スライム・動物系   王都から南西へ2時間

中級

深森のダンジョン  Lv40 亜人・動物系     王都から東へ1日

鉱山のダンジョン  Lv40 昆虫・爬虫類系    王都から西へ1日

草原のダンジョン  Lv50 亜人・動物系     王都から西へ2日

上級

湖畔のダンジョン  Lv60 水棲亜人系      王都から北へ2日

廃城のダンジョン  Lv70 アンデッド系     王都から北へ3日  今ココ



騎士団のレベルと人数

第一騎士団 所属人数 約400人 

レベル20台200人 30台100人 40台70人 50台20人 60以上10人


第二騎士団 所属人数 約1000人 

レベル20台~40台 0人 50台970人 60以上30人


第三騎士団 所属人数 約2000人

レベル20台~40台 0人 50台1980人 60以上20人



もし気に入って頂けましたら評価・イイネ等、よろしくお願いします。

抜け毛が減ってハゲみになります。

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