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反転  作者: 雨人
9/13

動かないのは、僕だ1

 基本運動しない僕は、体力テストの長距離を走ると、喉から肺にかけて焼けこげてる感覚と血の味がする。

実際には血を吐かない。何故そんな味がするのはざっくり理解している。けど、今はどうでもいい。

(き、きつい……)

 水飲み場からなかなか離れない僕に対して、まあ仲がいい友達が近寄ってきた。

「大丈夫か?もう、集合だってさ」

「………あぁ…そう」

 僕のことが面白いのか、何なのか知らないが、やたらとニヤニヤしている。

「はぁ?何?その顔は」

「なんでもないよ!(あお)が疲れてる姿が面白くて」

「………」

「怒んないで!褒めてるんだよー」

「は?意味分かんない」

 こいつを置いて、集合地点へ向かう。

「いやいやいや、だって青が疲れているとこ見たことないし」小走りで来た友達が言う。

「そ」

 まぁ確かに、学校ではそんな姿は見せたことはない。見せるのは一人の時だけだ。


 静斗(しずと)っていう名前だが、クラス内のまあ友達からは、(あお)って呼ばれてる。

勝手につけられて、言い換えす体力も当時はなかったから変なあだ名をつけられた。

 学校が終わり、自宅であるマンションのエントランスに、見覚えのやつがいた。

「あ!静斗じゃん!」

 明るい顔で小走りでくる彼は、制服を着る小学生みたいだ。

「……あ、あぁ」

 向こうを見ると、彼のお母さんらしき人がこちらに近よって来る。

「こんにちは、息子から聞いてます…………」

(なんか、お礼とか言われてるけど、一回しか会ったことないんだよなぁ………)

「あー…いえいえ、(はる)君とは近くの公園で知り合っただけですから………」

 苦笑いしながら答える。

(あーこういうの苦手………終わんねぇーかな…)

「僕!静斗と遊びたい!いいでしょ!」

「え…………」

 ねぇねぇねぇねぇー、とお母さんにも願ってる。

((ドキッ))

(はぁ?なに今の。どき?意味分かんない。何こいつにドキドキしてんの。小動物みたいなかわいいやつに…………は?小動物?)

(お、落ちつけ。エントランスに響く春の声が周りに迷惑している。ここは、立ち去るよりOKした方が収まるのではないか?はぁーしょうがない)

「いいよ、話くらいなら。その代わりに、僕の部屋でね」

「やったー!」

 いいよね?お母さん!と話している。


 結局、午後4時までの40分程度、話すことにした。春と僕だけだ。

春に甘々なお母さんは簡単に許した。

(簡単に信用しちゃダメだよー春。まったく無自覚やろうだ……)

 やるかもしれないのになぁ…………まあやらんけど。

 久しぶりに1000文字以上書けた。

ストレスの具体的なことが判明したからそれも良かった。

 短編がいい感じに伸びてる。「ただ、景色をみる。」は純文学 短編 すべてで(僕が見てた時点)15位にランクインした。

びっくりだね。

 「感じ方。」は異世界にしたけど、異世界の綺麗な景色をイメージしてほしかったから、ハイファンタジーを選んだんだ。あくまで、景色を重視したから。


 じゃあ、また 明日?反転は………

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