(6) 出会い
過去
「君、大丈夫?」
と言われたのは、初めてだ。
期末試験が終わったこの3月、外はまだ寒い。
学校指定のコートやネックウォーマーを付けない僕は、ただ一人で家に帰る。
(家なんか帰っても、いねぇーし。意味ないと思う)
雨が降りそうな今の雲は、僕の身体だ。
ゆっくり歩みを進める。
いつも人通りが少ない商店街をぬけ、静かな路地を曲がり、着くのが小さな公園。
新しく塗替えされたベンチに座る。軽く猫背になりながら目を閉じる。
木々が揺れる音、遠くから響いた救急車のサイレン、
(あぁ…静かだけどうるさい)
「君、大丈夫?」
え、と目を開けると、中学生と思われる制服を着た男の子が立っている。
(いや、小学生か?……身長的に)
「体調悪いの?」
「えーと………悪くない。それに、問題ない」
「? そっか、なら良かった」
隣に座ってくる。
「こんな所で何してるの?この時間に」
「いや、こっちのセリフ。君中学生?行かなくていいのか」
「僕、ただの散歩だから大丈夫」
(んぁ?話がかみ合ってない………いいや)
「へぇー」
正午に近い時間で、このベンチに座る二人。
(近隣の人から見たら心配される光景だな)
ねぇ、と言われる。
「僕は、春。君は?」
「し、静斗」
「僕、そこのマンションに住んでるんだー」
「へぇー」
「あ!僕帰らないと!」
いきなり立ち上がった春くんは、慌てて公園の入り口へ向かう。
「バイバーイ!お姉ちゃんが僕のこと心配するから~」
手を振って、苦笑いで見送る。
(そんなに言ちゃっていいのー笑)
「まぁ、同じマンションだし。また会えるでしょ」
短編でとして書いてたら、話がだんだん反転側になってきたから、移した。
なんか、短編の方が人気なんだが………初めてレビューしてもらったし、ポイントとかいいねがついてるし、ついでに「混在・反転」も読んでほしい………いや、タイトルで離れて行ってる気がする………中身は学生ものなんだけどなぁーって。
まあいいや、短編の方に、なろう公式のアプリからのアクセスがあったから、それが一番驚いた。
スマホからは「混在・反転」含め全体で、5分の2くらいのアクセスあるから、それも嬉しんだけどね。
また気向いたら、短編書くから
また、明日か明後日か




