(10) お出かけ 行く2
カフェに行ったあと
水族館に着いた二人は、チケットを買い、さっそくみていく。
入ってすぐ小さい生き物がいる。けど春は気にせず素通りして中ぐらいの水槽の方へ歩いてしまった。
「見て!お姉ちゃん、チンアナゴいるよ!」
キラキラした目でチンアナゴを指す。
「可愛いね」とお姉ちゃん。
「ゆらゆらかわいい~」
次をみにいくと暗めの水槽だ。
「カニだね」
「タラバガニだよ春」
「長くてティッシュも取れやすそうだね」
「ふふっ、そうだね」
いきなり過ぎて驚きより面白さが勝った。
(春も面白いこと言うじゃん、正解だったかな外)
次は、円柱の水槽へ。
そこには、ミズダコがいた。
「動かないよ、けど僕のこと見てる…」
「よーく見ると動いてるよ」
「あ、ほんとだ…まだ僕のこと見てくる。観察好きなのかな?」
「そうなんじゃない?」
「そっかぁ」
道が分かれている。
「春。どっち行く?」
「右」
進むと、デカめの水槽があった。
「クラゲだ!」
そこには、ふわふわ揺らぐミズクラゲが沢山いた。
春は、ガラスに手をあてじっくり見る。
「………」
「可愛い?」とお姉ちゃんが言う。
「…………いいなぁ。僕も自由に……」
ぼそっと言った声はしっかり聞き取れていた。
「春、次行く?」
「僕、ここにいたいけど、他も気になるから行く」
進んでいくと、他の種類のクラゲが泳いでいる。
触手が長いくて傘に模様がついてるクラゲ。小さいクラゲ。
次に行くと、銀色の魚がいた。
「立ってるタチウオ!曲と一緒だね!」と春。
「そうだね~」
場所を変えて外の生き物に会いにいく。
いきなり明るい所に出たからか、少し激しく反応する春。
「疲れたら休む?」
「だ、大丈夫……見たいし」
「無理しないで、休も」
「いいっ」と言って、早足で行ってしまった。
外にいたのは、アザラシとカワウソとペンギン。
アザラシは、悠々と円を描きながら泳いでいる。
暑くて照りつける日差し。春は帽子を深くかぶり、ペンギンの所にいる。
「かわいいよ、ペンギン」
苦笑いでこっちを向いた春は、あきらかに疲れている。
「一回休も?」
「え、いいよ…ペンギンみたい」
いきなり柵に手をつきながらしゃがみ込んだ春。
「日陰に行くよ」
小さい手を支えながら日陰のベンチに歩いていく。
「水飲んで……飴なめる?」
水筒を受け取り水を飲んでいく。
けど、小さな声で「アメはいぃ……」と言った。
・・・・・
数分経つと落ち着いたのか、少し顔色が戻っている。
「行こうよ、僕はもう大丈夫」
「もうちょっといよ」
「ぅ…うん」
・・・・・・
「よしっ、行こうか」
「うん」春の優しい声で言う。
ペンギンをまた見たあと、売店へ行った。
「ぬいぐるみ買う?好きなのいいよ」
「うーん……いいよ、買わなくて」
「なんで?」
「家にわんちゃんいるし、買うのクッキーでいいよ」
「そう?」
「うん」
小さい頃は泣きそうな顔になりながら「ほしぃ…」って言ってたのに、成長した今の春はすっきりした顔ではっきり言った。
(いい子になったね……)
クッキーを買い、春が「帰ろっ」と嬉しそうな声で言った。
「手繋いでね」
「手つないでね」
こんにちは、
1000文字超えて書くまで回復しました。よかったです。
タチウオの曲→立って座るタチウオ 分かる方は分かります。あの曲です。分析して応用しやすいので僕好きです。
ある方がSNSを上手く使いファンを増やしているの凄いと思いました。自身が言うのもあれなんですが、「ん?なんかこの方今後面白そう…」って方たちだけBマーク付けてるので、予想的中つーことで(?)……
もう一つ、最近の良かったことは、おばけさんに質問出来たことです。(実際の話ではなく笑、Bマークからいけば分かる。言葉数が少ないのに結構イメージが出来る、そこが好きなんです。)
自身も、音数少なくて癒える曲好きなんで、、、
長くなりましたが、少しずつ僕を見せていくつもりです。
お楽しみに! 水族館 数ヶ月後にも登場です。まだ観ててほしいな またっ




