表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
深夜  作者: 福野みふ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

6/9

慣れ

作品番号 No.41

2025.9.6 22:05〜22:17

 手首の感覚だけでこの夜を過ごしているようじゃ、だめだ。使うなら、指先まで繊細に神経を尖らせなければいけない。それに気づいていなかったのだろうか。馬鹿だな。


 落ち着いた夜に会話をする相手は現れない。希望通りだ。せめてこの「夜」という特別な時間は、俺を私として生かしてほしい。一人だけにしてほしい。


 話を聞く必要がないのだから、必然的に感覚は手に集中する。一種の芸術を鑑賞しながら、いつも通りを繰り返す。眠気はない。


 こういった「習慣」とかいうものは、意識的に変えることができる。趣味だろうと何だろうと、いつのまにか毎日行うことが当たり前になっており、それはいつでもやめられるのだ。呼吸だって例外じゃない。気づけば常にしていて、いつでもやめられる。


 だからこそ、俺はさらなる変化を求める。俺は私になれるのだから、変わる。

作品解説

「夜」という時間の自由さに照らされ、それを好む「私」の一作。

孤独を好み、限りある時間を変化とともに過ごす「私」の葛藤を描いている。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ