↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
13/23

今日のワンコ


エンシェントドラゴン騒動から数日がたった。

その間はというと、まあまあいつも通り平和だった。日課の魔法量を増やす訓練をしたり、母の部屋にあった魔法書を読んだりと何事もない日々を送っていた。



そして…

私は今、それはそれは広い城の中で

国王陛下にお会いする為騎士の方に案内して貰っている。


「………」


「………」


無言が辛い!!

チラッと案内してくれる騎士の方をみると少したれ目でちょっと眠たそうな目に髪はオレンジのような色をしていて後ろが寝癖で少し跳ねている。体は結構大きい!180cmはあるんじゃないかな?


なので歩くと当然私がちょっと、いやかなり急ぎ足になる。

するとそれに気付いたのか。


「…歩くの…早かった?」


こてん。と首を曲げたその騎士さんに私は「ちょっと…」と正直に答えた。

だって陛下に会うまでに体力使いきりそうなんだもん!


騎士さんは「…ん…。」とだけ答えて少しゆっくり歩いてくれた。

もしかして、この騎士さん…ワンコ属性かしら?

そう思うとちょっと可愛い…。


「きししゃん、ありがとうございましゅ。」


「?」


「あるくの、らくになりました。」


ふるとワンコ騎士さんは目をぱちくりとさせちょっとだけふにゃっと笑った。


きゃ、きゃわいい…


「おれ、話すの…苦手だから…いつも、怒ってる…と思われる。」


うん、確かにちょっと最初怖かったよ?きっとこの人はその事に凄く悩んでいたのかもしれない。でも苦手なものは苦手で結局諦めて…それでいいのかな?


「きししゃん、わたしもうまくまだしゃべれましぇん。」


だから、

「いっしょに、れんしゅ、しましょ?」


「…でも、おれ…」

「しましょ。」


クロエの圧に押されたのか、こくん。と首を縦に降るワンコ騎士。

身長180cmの男がたった3歳の少女に負けた瞬間だった。


それからは、陛下のいる扉までゆっくりと、たどたどしくだったが2人は少しずつ打ち解けて楽しく話していた。


ちなみにワンコ騎士さんはルイさんと言うらしい。

まだ10代後半でここにまだ入ってきたばっかりでまだマトモに話せる人が居なくて寂しかったとか。


「くろえ、ここ…」


「ひぇ…」


ひときはでかい扉を目の前にし、クロエはアホみたいな声がでてしまった。


「おれ、ここまで…………また、会える?」


なにこのワンコ。そんな某CMのチワワみたいにウルウルしないで!

わかった!わかったから!

うちはまだ犬は飼えないの!…じゃなかった、


とりあえずクロエはまた会おうね、とワンコ騎士ことルイさんと約束し、すーはーすーはーと数回深呼吸した所で扉が開いた。


「おっせぇぞ!いつまでほっつきあるいてんだ!チビ助。」


「ひぇぇぇええ!ごくあくにん!!」


「誰がじゃ!」


扉を開けるともう言わなくてもわかると思うがブレイン団長がいました。ぐすん。











評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。