↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『あなたの財布を溶かします。〜ざまぁから始まる贅沢生活〜』  作者:


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
8/38

8. 手紙

三年間は、驚くほどあっという間だった。


王弟殿下から任される仕事は増え、忙しくも充実した毎日を送っていた。

私は三年間、まともに領地へ帰っていない。

けれど、宮廷で働き、少しでも多く給金を得ること。

それが家族のためだと思っていた。


送ったお金で下働きを一人雇えたと、手紙には書いてあった。

夕食のスープに、以前より具材をたくさん入れられるようになったとも。 


そんな手紙が届くたび、私は嬉しかった。

お母様のあかぎれた手を見なくて済む日が来ればいい。

お父様が古びた荷車ではなく、きちんとした馬車に乗れる日が来ればいい。

妹たちには、私のように貧しさを理由に何かを諦めてほしくない。


そう願いながら、私は働いた。


家族のために。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。