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38. 事後処理
そして、ちょうど警護の騎士たちが我が家へ到着した日に――。
カイルが乗り込んできたのである。
あとは、ご覧の通り。
捕らえられたカイルは、取り調べで洗いざらい吐いた。
私を陥れようとしていたこと。
勝手に鉱山があると思い込み、大金をつぎ込んだこと。
借金を重ねていたこと。
そして、その事実はすぐにカイルの父親へも伝えられた。
伯爵は――激怒した。
調べてみれば、屋敷や領地の一部まで借金の担保にされ、返済期限はあと数日に迫っていたという。
さすがに、私は少し焦った。
カイルはともかく、伯爵には幼い頃から世話になっている。
本を貸してくれたのも。
勉強を応援してくれたのも。
あの方だった。
だから私は、カイルから贈られた宝石やドレスをすべて売り払った。
それでも足りない分は、つい先日、本物の鉱山から掘り出した鉱石を売り、その代金を充てることにした。
カイルに復讐できれば、それで良かった。
伯爵家まで巻き添えにするつもりはない。




