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28. 請求書
宝石店から届いた請求書を見て、目玉が飛び出るかと思った。
「……高すぎるだろ」
俺はその請求書を、領地関係の書類の中へさっと紛れ込ませた。
昨年から領地経営の一部を任されていて、本当に良かった。
とはいえ、このままでは腹の虫が収まらない。
エレノアに一言文句を言って、できることなら宝石も取り返してやろう。
そう思い、馬車を走らせてエレノアの屋敷へ向かった。
相変わらず、貧乏臭い屋敷だ。
ツカツカと安っぽい床板の上を歩いていると――。
執務室から、エレノアの弾んだ声が聞こえてきた。




