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装備を手に入れる

数回の狩りを重ね、十分な食料を手に入れた私は、装備を手に入れる為に、別のモンスターを狩りに出かけます。

 オオカミ狩りにも慣れてきて、ハゲをワザワザ誘わなくても、一人で何とか食料を調達出来る程には強くなってきた。そろそろ武器や防具を調達したい所である。

 爺さんが言うには、私は武器攻撃型の戦士だそうなので、いつまでも革パンツ一丁でボロい斧一本って訳にも行かない。

 以前、話を聞いたアフロオークの話では、この辺だとゴブリンというモンスターが武器や防具を持っているらしい。サイズ的には人間の子供ほどのサイズらしく、こいつらの持っている両手剣は私達オークにとっての片手剣、盾は肩パットや胸あてに使えたりするらしい。


 子供サイズのモンスターか。今日にでも森へ探しに行ってみるか。


 今回はハゲを誘うのを止めた。あいつ、全然狩りの連携って物を考えないんだよな。


 森に辿り付くと、普段より警戒しながら散策を始めた。

 今回は、一人で来ている分、何かあったら対処できる幅が狭い。一匹で歩き回っている弱そうなゴブリンを慎重に探すとしよう。


 暫く探していると、それらしい一匹を発見した。アフロの話だと、緑色で凶暴な顔つきらしいが、私の見つけた一匹は緑色ではなかった。色白で、長い髪を側頭部の片側で結んでいる。メスだろうか。

 群れから逸れたのだろうか、周りに別のゴブリンの気配は無い。私、知ってる。多分、コイツはアルビノって奴だ。きっとそれが原因で群れから追い出されたのであろう。

 しかし、装備は中々豪華だ。片手剣、鉄鎧、小ぶりな盾。


 よし、コイツを今日の獲物としよう。


 私は気配を悟られぬ様にゴブリンへ少しずつ近寄る。

 もうちょっと、もうちょっと近づけば、飛びかかれる距離に・・・きた!


「うぉおおおお!くらえ~!」

私は勢い良くゴブリンに襲い掛かった!


「きゃあああ!」

ゴブリンが悲鳴をあげる!私が振り下ろした斧を盾でいなす。


「何するのよ!?私が何したって言うのよ!このモヒカンオーク!」


・・・あれ?

何だこのゴブリン、モンスターの癖に喋るのか?

私が呆気にとられていると、アルビノゴブリンは私のスネを蹴り飛ばし、間合いを取った。

すごく痛い!涙が止まらない!あまりの痛さに私はスネを抱え片足でピョンピョンはねた。


「ゴブリンの癖に生意気だな!ぶっ殺してやる!」

私がゴブリンに言い放つと、思ってもいなかったセリフがゴブリンから返ってきた。


「私、ゴブリンじゃねえし!」


・・・

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