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呪いの言葉

神に勧められるままに、オークへと転生してしまいました。

爺「で、結局、お主は何者なんじゃ?」


私「う~ん、信じて貰えないかも知れないけど、私、転生者なんだよね。」


爺「ハ~ッ、またか。(ため息を一つ)」


私「ん?信じる信じないの前にため息?どゆこと?」


爺「今週に入って、お前が3人目じゃからな。ちなみに、お前さんが倒れている間に、もう一人、4人目がおった。」


私「えぇえええ~!?転生者を告白した、私が逆にビックリだよ!」


私「で、他の転生者はドチラに?」


爺「多分、全員死んだ。」


私「えええええ!?どうゆうこと?」


爺「仕方が無い、少し長いが、説明しよう。」



~~ 一日目、転生者一人目が現れた日 ~~



転生者1「おぉおぉおお!念願のオークへの転生だ!ヒャッハ~~!」


爺「何!?転生者とな!そいつは珍しい。」


爺「転生者に出会えると幸運が訪れると言うしな。どれ、ワシが身の回りの世話をしてやろう。」


転生者1「マジか!爺さん。ありがとう!恩にきるぜ!」


爺「何はともあれ、狩りをせん事には今日食べる物も無いしな。取りあえずこの戦斧を貸してやろう。」


転生者1「おぉおお!中々立派な斧じゃないか!ありがとう爺さん!」


爺「ウン、ウン、それと、狩りに付いて少し教えてやr・・・ってもう居ねえし!」


爺「あ、遠くの方で『ヒャッハ~』って言ってるのが聞こえる・・・。」


~~数時間後~~


村の戦士「爺さん、さっき森で見つけたんだけど、この戦斧、爺さんの物だよね。」


爺「ああ、そうじゃが。それはさっき転生者に貸したワシの斧・・・って柄が取れてるし!!」


爺「ところで、戦士殿。斧を拾ったあたりで、見慣れぬオークに会わなかったかの?」


村の戦士「いや?辺りに血しぶきの跡はあったけど、モンスターも人も居なかったよ。」


村の戦士「てっきり爺さんがやられたのかと思って、ココに様子見に来たんだけどね。」


爺「何て事じゃ。多分、アイツはモンスターにでも食われてしまったんじゃろうな。可哀そうに。」



~~ 二日目、転生者二人目が現れた日 ~~



ポワワワワ~ン(爺さんの目の前に光の柱が現れた)


爺「なんじゃ!?何事じゃ!!」


爺「おぉぉ!光の中に人影が!!あっ!」(ドサっ!)


転生者2「イテテテテ、しこたまケツ打った。」


爺「お主、もしや転生者かの?」


転生者2「おぉ!?・・・ああ、そうだけど。(チッ!転生一発目に出会うのがジジイとか、神め、どんなクソ設定だよ)」


爺「ん?どうした?」


転生者2「いやいや、何でもない。それより爺さん、ちょっと助けてくれ。」


爺「ああ、ええぞ。二日連続で転生者に出会うとは、いよいよ何か良い事が起きるかもな。」


爺「とりあえず、ホレ!(壊れた斧の柄を渡す)」


爺「お主、フラフラしとるし、とりあえず杖がわr・・・ってもう居ねえし!!」


爺「・・・また遠くの方で『ヒャッハ~』って聞こえる・・・。」


転生者2「ヒャッハ~!武器ゲットだぜ!折角『異世界』に来たんだし、早速狩りに行くぜ!」


・・・


~~数時間後~~


村の戦士「爺さん、これ、この間壊れた戦斧の柄でしょ?また森に落ちていたぜ。」


爺「戦士どの、よく分かったのぉ。わざわざ届けてくれて、どうもありがとう。って、今度は真っ二つに折れてるし!」


村の戦士「いや、ははは。ちなみに見つけたのは、また森の中。血しぶき飛び散る現場でね。」


爺「見慣れぬオークは」


村の戦士「居なかったなぁ。」


爺「そうか。うん。・・・何にせよ、ありがとう!戦士どの。」


つづく

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