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異世界転移のんびり自由に生きます  作者: 桂崇
第5章 ルセイドの宿屋とホルスウィナー

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第89話 ホルスウィナー 後編

レイ達は伯爵家の館を出て宿屋に向かい、フゲルに護衛達が泊まる事を伝えてから、商業ギルドと商会に寄ってから屋敷に戻り、エリン達に公爵家のミッドランド町まで行く事を伝えている

「旅ですが誰を連れていきますか?」

エリンが少し嬉しそうに尻尾がゆれている

「鑑定持ちと相場眼持ちかな? それとメイド警備隊から6人… 警備担当から20人… それに執事から1人と小間使い等から御者達かな?」

レイが笑顔で説明している

「相場眼持ち?」

エリンが疑問そうに見ている

「鑑定持ちと一緒に勉強している侍女です。 確か名前は… フランでした」

レインが笑顔で説明している

「あの可愛い子? 御主人様が 裏の屋敷から急に連れてきた… 一時期話題になってました! 特殊なスキルが有ったのですね」

エリンが笑顔で説明していると、ルカとアリスも説明している

「あれ? そんなに噂する事なのかな?」

レイが苦笑いしている

「ニースの事もそうです。 目が見えないのに連れてくるし… 急に暗闇の部屋に呼んで何を話していたか結構侍女達が話題にしています」

ルカが笑顔で説明する

「ニースか… 育て方次第だけど… 役には立つと思うよ… あの感知能力は暗闇の中で有効だからね… 灯りなんて無くても関係ない」

「そうなのですか? そう言えば場所を覚えれば1人で歩いています… 少し羨ましい能力かも」

アリスが考えながらレイを見ている

「基礎訓練していつか迷宮に連れて行くよ… ルカその時は任せるよ」

「はい! 御主人様」

ルカが笑顔で返事をする


宿屋には騎士と執事と侍女が到着してフゲルが笑顔で出迎えてそれぞれの部屋の説明をして、日が暮れると食堂に集まっている

「先程御説明しました通り、執事様と侍女様にはコース料理で騎士様はお酒と好きな料理を頼む方で宜しいですか?」

フゲルが笑顔で説明して、パムラがそれぞれから注文を受けている。執事が価格を聞いて考えている

(高いとは聞いていたが… この価格でまずければ無償にすると言われるとは… ホルスウィナー様への報告が有るから泊まったが…)


コース料理が運ばれてくると、執事と侍女が食べて驚いた様な顔になっている。騎士達も酒を飲んでツマミを頼んで食べている


最後のデザートが運ばれてきて、執事と侍女が食べ終わる

「素晴らしい料理でした… これならこの価格納得も出来ます」

執事が笑顔で言う

「あのスープ… 伯爵家の晩餐に出るスープでは無いのですか?」

侍女が考えてからパムラを見ている

「スープには種類が有ります。 今日は野菜のスープですが、卵を入れたスープや魚を入れたスープ等も有ります。 日替わりで作る予定になっております。 感想を伺い直す点は直したいと思っております」

パムラか笑顔で説明している

「え? そんなに… 王都の宿屋よりも対応が良いなんて… それにお肉も… デザート何て初めての物でした… 」

侍女が慌てている

「あの揚げたもの追加してくれないか? 肉も」

騎士が笑顔でパムラを見ていると、パムラが厨房を見て、女性が微笑みながら厨房に消える


女性がコロッケと唐揚げを持って出てくると、騎士のテーブルに置いている

「これはさっきのと違うな… 肉か? 肉が入っている…美味い!!」

騎士が笑顔で食べている

「好評で嬉しく思います」

女性が笑顔で言って厨房に戻っていくと、執事が騎士達を見てため息している

(完全に油断している… 食べ過ぎだろうに… しかし、匂いでもつれるのでは… この宿屋は本当にこのクラスの料理を出すなら食べにくる貴族や商人も増えるとは思うが… これを狙われて泊まらせたのか? あの騎士なら帰って噂を流すだろうし… )


レイ達は準備をして2日後伯爵家の屋敷に向かう

「レイ殿、本当に屈強な戦士を20人連れてくるとは… それに女性の護衛までいるのか? 獣人も多く申し分は無いが… 」

ホルスウィナーがレイを見て苦笑いしている

「その気なら伯爵家を乗っ取れるだろう… 戦力と財力間違いが無い」

伯爵が笑っている

「予定以上だが… 途中の貴族が脅威に思い、仕掛けられない様に気を付けてほしい… 」

「その時は潰そうかな? レイン達に手を出したら容赦しないし… 」

レイが笑みを浮かべている

「それは止めてほしいが… ミッドランド公爵家として後ろ盾をする… 」

ホルスウィナーが苦笑いしている


レイ達は4台の馬車に乗り、ミッドランド公爵家の馬車の後ろについて街道を進み、野営の準備をしている。 メイド警備隊とルカとアリスが食事を作っている。アルミナリナーが物欲しそうにアリス達を見ている

「お嬢様、そろそろスープが出来上がります」

マリーフォーナがアルミナリナーを見て言う

「はい… 」

アルミナリナーが作り笑いをしている

「どうした? さっきから向こうばかり気にして…」

ホルスウィナーが少し心配そうにアルミナリナーを見ている

「そんな事は… 美味しそうな匂いですから… 」

「野営でそんなに味なんて変わらないだろう? とは言えお祖父様が帰ってから侍女達がスープの作り方を変えてくれて、格段に美味いスープになったが… 」

ホルスウィナーが笑顔で説明している

「それはそうですけど… レイ様達のスープ本当に美味しいので… 羨ましいです」

アルミナリナーが前に食べたスープについて説明をして、マリーフォーナも説明している

(お祖母様が言われていたスープか… 野営でそこまでのスープは出来ないと思うが… 材料の関係も有るし… 気にはなるが… )


ホルスウィナーが侍女にスープの味の確認に向かわせて、侍女が戻ってくる

「申し訳有りません… 大変美味しく真似は難しいです… どうしたらあの味になるのか不明です」

侍女が申し訳なさそうに頭を下げている

「は? そんなに違うのか? 何故? 」

ホルスウィナーが驚いて侍女を見ている

「伯爵家のスープと同じです… 宿屋も同じでしたが… 野営料理では有りません…」

侍女が申し訳なさそうに説明している。 ホルスウィナーが頭を押さえている

(野営であのスープ作れるのか? 教えてほしいが… 材料は何処に有るのか? 荷物も少なかったが… 何故だ? ん? あの狐耳族の鞄… 魔法の鞄だと!! まさか食材も鞄に入れて持ってきているのか? )

(御兄様、分けてもらえる様に頼んでくれないのですか? レイ様達の料理を食べたい… 御兄様… 御兄様… 早く頼んで下さい! マリーフォーナも早く言いなさい!! 無くなる前に貰って来て下さい!)

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